見出し画像

梅雨バテ注意報

日中は蒸し暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今日から7月。梅雨が明ける様子はないですが、2021年も後半戦です。梅雨時は、頭痛や倦怠感などの体調不良を感じる方が増えてきます。湿度が高い日々が続くと、汗が蒸発しづらく、熱が体の中にこもりやすくなります。いわゆる、梅雨バテですね。

また曇りや雨の日が続くと、セロトニン不足から精神面の不調(憂鬱やイライラ)が目立ったり、自律神経が乱れたりしやすいです。特に妊娠中や産後の方は、ホルモンバランスの変動や睡眠負債などが加わり、体調に異変を感じている人が多いのではないでしょうか。

私自身も先月は、低気圧による偏頭痛に悩まされ、脳神経外科や鍼灸院を受診しました。結果、改善したのですが、己の体を労わることの大切さを痛感した日々でした。

私が実践した夏バテ・梅雨バテ対策は以下の通りです。

【生活面】
■仕事以外はスイッチを切り、ダラダラ過ごす
■疲労時は家事や料理をサボると決める
■プライベートで無理な予定をいれない
■夜更かししない
■寝室は、気温26度以下、湿度50〜60%
■サウナ→水風呂の交代浴
■信頼している鍼灸院に行く
■自分の体質に合う漢方薬を活用
【食生活】
■水分摂取(外出時は経口補水液をこまめに摂取)
■旬の野菜や果物をとりいれる
(トウモロコシ、ウリ科の野菜や果物、豆類など)
■適度に良質な塩分をとる
(味噌汁、梅干しなど自分が好きなもの)
■クエン酸、ビタミンB群、たんぱく質を摂取
■飲酒を控える
■胃腸に負担をかけない食事内容と量

特に個人的に効果を感じたのは、サウナと水風呂の「温冷交代浴」「鍼灸」です。

温冷交代浴は妊婦さんや産後数ヶ月(授乳中)の方には推奨できませんが、卒乳後でリフレッシュしたい方にはおすすめです。自宅にて、お湯につかる→心地よい温度の冷水シャワーを浴びる。これを交互に繰り返すだけでも、自律神経が刺激されます。

また鍼灸に関しては、年に1〜2回ほど体調が優れない時のみしか利用していませんが、毎回驚くほど良くなります。ただし、施術者によりかなり差があるように感じます。私は友人から紹介された技術力の高い鍼灸院にお世話になっているのですが、ご自身の体質に合った先生に出会えると良いですよね。

以上、夏バテ・梅雨バテ対策でした。

体調が優れない時に無理をしすぎてしまうと、慢性疲労症候群や自律神経失調症、うつなど、育児困難な状態になりかねません。自分のキャパや体調を数値化して客観視できると良いのですが、育児中は力がはいって頑張りすぎてしまう方が多い印象です。

これから本格的な夏が到来しますので、どうかご自身のからだファーストでお過ごしください。

港助産院 城野


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?