辛いよね、そう言って寄り添ってあげたかった
今回はすみません。困っている方に向けてではなく、辛く悲しく一睡もできなかったあの日の私へ向けて書きたいと思います。
「このまま寝たら息が詰まって死ぬ」
そう思った夜がありました。
仕事が終わり家に着いたのは2:00amでした。7:00amに会社に戻らなくてはならない、
「寝ないと...。」
でも息ができない。息を無意識に任せてしまったら寝ているうちに止まってしまうかもしれない、そんな確信めいたものがあり目が冴えて眠れませんでした。
・・・
新卒で入社した会社で、しごかれる日々。今、だったらパワハラやセクハラなのかもしれません。
「ねぇ?何やってるの!?」
「こんなんでいいわけないよね!?」
泣きそうな顔で怒り、怒鳴ってくる上司。
私は会社に入っても私は全く頑張れませんでした。何時間使っても、上司の求める水準に行かなかったし、怒られるたび私のために時間を使っている周りが申し訳なくてしょうがなかった。
申し訳なくて、申し訳なくて....
その晩は、仕事のことは一度置いておいてまずは目を閉じようと思いました.
でも、眠れない.
寝たらそのまま死んでしまう.そんな思いをぐるぐると考えていたら、いつの間にか夜が明けていました.
その日の思いは今でも鮮明に覚えています
「私はこの夜を生ききった.」
そう思いました.
あの日の私へ
数年後の私です.
大丈夫?辛かったね.私はあなたの背中をさすってただただ大丈夫だよって言ってあげたい.そして話したいことがあればただただ聞いてあげたい.あなたは環境を責めることもできず、何も言えないかもしれない、
それでもいいから、誰もいなく一人だったあなたの全てを肯定させてほしい.
でも、今は遠い未来にいて、あなたの背中をさすってあげられないの.
でも、それはここまで生きられたということです.あの時死なないで生きていてくれてありがとう、私を未来まで連れてきてくれてありがとう.
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