「いつか」は一生やってこない

「いつか」
「そのうち」
「また」
「今度」
「機会があったら」

これを読んで下さっているあなたは、これらの言葉を日常どれぐらい耳にしているでしょうか？

もし耳にしているとしたら、どれぐらいその先の予定が実現しているでしょか？

いずれもあいまいな言葉です。

はっきりと「いつ」実現するかどうかがわからない。
明日かもしれないし、１か月後かもしれないし、１年後かもしれない。

何もアクションがないと気持ちは薄まっていき、やがて忘れ去られてしまう。

人間は忘れやすい生き物だから、仕方がないのかもしれません。

ただ、

どうしてもその先を望んでいたのであればそれを良しとしてはいけないと思うんです。

その先に何があるのか、理由はそれぞれあると思います。

例えば、
「大切な誰かとの時間」

その人（達）との時間が愛おしくてたまらないなら、当然会いたいもの。
でも「いつか」にしてしまったら、一生会えないかもしれません。
大袈裟かもしれないけど、本当に何が起こるかわからないのが人生だから。

例えば、
「やりたいこと」

行きたいところや、得たいもの。
夢や目標も「いつか」のままにしていたら、子どもが月を追いかけて走るようにいつまで経っても追いつくことはないまま。
見えているけど、一向にたどり着けない状態。
これでは一生実現することは出来ません。

理由はどうあれ、
期限を設けて「予定」としないかぎり、ものごとは動きません。
実現しません。

でも、これは今まで生きてきた中で繰り返しやってきたことでもあります。

命が誕生して、出産予定日が決まり、毎年誕生日を迎える。

保育園（幼稚園）に入り、小中学校に入り、高校や大学を選択したり、社会人として就職活動を行って志望の働き先へ就職するなど。

数えればキリがありませんが、みんな選択を繰り返してここまで生きて生きているはずです。

毎日に置き換えると、人は１日に３５，０００回の選択をして生きているとのこと。

いわば、息を吸うように無意識レベルで選択を繰り返しているわけです。

その積み重ねが今の自分を、言い換えると「未来」を作り上げているということになります。

だとしたら、実現したいことはちゃんと「選択」しないと実現にたどりつかない。

さらに大事なことは、

「選択」したことを「実行」すること。

あたりまえですが、選択しただけでは何も変化はしません。

実際に「実行」することで変化が生まれます。

もし、これを読んでくれているあなたが何か変化を望んでいるのであれば、なんとなくじゃない理想の未来を叶えたいのであれば、

①願望
②選択
③実行
④実現

という過程になると思います。
この過程を経ることで「いつか」としていた夢や目標が、着実に現実に近づきます。

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「やりたいことがわからない」
「やりたいけどやれない」
「分かってるけど、やり方がわからない」
「どうせ自分には無理だから」

こういう言葉を思わず発してしまう人は、逆にチャンスです。

なぜなら、
否定はしているけれども、こう発している時点ですでに関心があるから。
逆説的ですが、何か変化を求めているからこそ、こういう言葉を発していると思うのです。

そんな人だからこそ、
「いつか」を一生やってこないままにするのではなく、せっかくの人生を思う存分楽しむために、「いつか」をどんどん実現させてしまえばいいと思うのです。

これを読んだことが、まず第一歩を踏み出せるきっかけになることを願っています。

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