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クラスがどんどん明るくなる!〈5分あそび〉3選

学級目標を決める時、

「どんなクラスにしたい?」と聞くと決まって

明るいクラス!仲良いクラス!

と返ってきます。

では、どうすればそんなクラスになれるのか?

それは、

楽しい時間をたくさん共有することで、クラスはどんどん明るくなり仲良くなっていきます。

楽しい時間を共有する方法は、

ただ一つ「一緒に遊ぶ!」です。

とはいえ、中学校のカリキュラムでは学級会の時間はなかなか取れず、一緒に遊べる時間を確保するのは簡単ではありません。

そこで、終学活や総合・学活で内容が早く終わった時にすぐできるクラスレクを紹介します!

たった5分でも遊びとなると子どもたちは喜んでやっています♪

大切なのは教師も一緒になって楽しむこと!

隙間時間にちょこっとするだけで、クラスがどんどん明るく仲良くなっていきます。

5分でできるクラスレク3選

① 謎解き

中学生には、なぞなぞやクイズよりも知的好奇心をくすぐる謎解きがおススメです。

webサイトの画像をスクリーンに出してもいいし、謎解きの本を一冊持っておくと、隙間時間ができた時に黒板にささっと書いて始めることができます。

班対抗でも個人戦でも盛り上がる!

わかった人がヒントを近くの人に囁いたりして、クラスのつながりも自然と生まれていきます。

② カタカナ語の昔の訳語クイズ

身の回りにはたくさんのカタカナ語があります。

もし、それら全てを日本語表記したらどうなるでしょう?

例えば、チェス⇒西洋将棋となります。

そんなカタカナ語の昔の訳語を提示し、何のことを表しているかを当てるクイズです。

【問題例】 
① 異常敏感性 → 
②  西洋いろは →
③  無線電信発受装置 →
④  西洋ウド →
⑤  新人歌手登録試験 →
⑥  見切品投売 →
⑦  洋式寝床 →
⑧  腰帯 →
⑨  長腰掛け →
⑩  闘拳 →
⑪  球ころがし戯 →
⑫  車輪制動機 →
⑬  乗合自動車 →
⑭  吊下装飾燈 →
⑮  歴表 →

答え
① アレルギー ② アルファベット 
③ 携帯電話 ④ アスパラガス
⑤ オーディション ⑥ セール 
⑦ ベッド ⑧ ベルト ⑨ ソファ
⑩ ボクシング ⑪ ボーリング 
⑫ ブレーキ ⑬ タクシー 
⑭ シャンデリア ⑮ カレンダー

③ スライスヒーローズ


こちらはスクリーンなどの準備が必要ですが、普段見ているキャラクターたちがスライスされていて、みんな興味津々で見ています。

誰もが知っているキャラクターばかりで、一瞬のひらめきで答えられるので「わかった!」という感覚が楽しいクイズです。

普段勉強が苦手な生徒でも、いきいき答えを発表してくれ、みんなで楽しめます。

インターネットで検索すると画像が出てくるので参考に見てみて下さい。

おまけ:さよならじゃんけん

最後に一瞬でできる遊び「さよならじゃんけん」です。

終学活の最後の挨拶の前にやると、みんな笑顔で1日を締めくくることができます。

中2.中3には、後出しジャンケンや両手ジャンケンなど少し難易度を上げてやると楽しんでやってくれます。

起立の号令のあと

担任が大きな声で元気よく

「さよならじゃんけん、じゃんけんほい♪」

(担任対みんなでじゃんけんをする)

「勝った人も負けた人も明日もいい日になるよー!」
と明るい声をかけて

「気をつけ」で切り替える

「さようなら!」と元気に挨拶する


週末5分のハッピープロジェクト

私が行っていた実践例をご紹介します。

これらのゲームを担任主導でやるのもいいのですが、どうせなら生徒主導でやってほしい。

そこで、班長会を開いた際に「このクラスが仲良く、楽しくなるにはどうしたらいいと思う?」と問いかけました。

すると班長から「みんなで遊びたい」との返答が。(どの年の生徒でも、だいたいこう返ってきます)

「でも学級会の時間取れないしな〜。遊べるとしたら昼休みか、頑張って終学活早く終わらせて残りの時間でやるか、、、」

と言うと、「じゃあ終学活早くする!」と決まって返答があります。

そうして、2週間に一度金曜日の終学活後に5分だけみんなで遊ぶ時間を設けることになりました。

名付けて【ハッピープロジェクト】です!

本校では、〈掃除▶︎帰る用意▶︎終学活〉の流れだったので、
みんなが早く掃除や帰る用意を終わらせれば、しっかりいつも通り終学活をしても時間を捻出することが可能でした。

💡ポイント💡

掃除や終学活を適当にしないこと!

チャイムが鳴ったらスパッとやめる!

掃除や終学活は素早くきっちりやらせることが大事です。

みんなで協力して早くやれば楽しいことができる!ということを実感させると、他の活動の際にも同じように取り組んでくれます。

そして、放課後の活動に支障が出ないようにチャイムが鳴ったらスパッと終わります。

※事前に学年会議で、こんなクラスの取り組みをしたいということを相談してから実行しました。

ハッピープロジェクトの運営は全て班長に任せます。

毎回の担当者を割り振って、その担当者がゲームの企画、準備、進行を行います。

朝の会でゲームの説明を行なっておき、終学活ではすぐにゲームができるように準備しておきます。

これを繰り返しやっているうちに、班長以外からもこんなゲームやりたいと企画が持ち上がり、クラスみんなが変わるがわる担当するようになりました。

中には、事前に問題のスライドを作成してくる子も。

クラスが明るくなるだけではなく、子どもの自主性までもが育った《ハッピープロジェクト》となりました。

最後に

たかが、5分。

されど、5分。

ちょっとの時間でクラスの雰囲気が変わっていきます。

締めるところは締める!

遊ぶ時は思いっきり遊ぶ!

教師もメリハリをつけて楽しんだもん勝ち!

どなたかの参考になれば幸いです。

他にもこちらの記事でおススメのクラスレクを紹介しているので、覗いてみてください♪

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