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保育をどうしよう未来会議 雑記1

どうも、主任やまもです。

幼稚園教諭をしたり、大学で講義をしたり、主任やまもの園内研究室を運営したりしています。


ルクミーの保育をどうしよう未来会議の録画視聴が1月中旬まで見られます。今日は未来会議の数ある動画の中から、私の心が触れたキーワードをピックアップしていった雑記をお送りします。
2,000文字くらい書いたら終わります。


保育をどうしよう未来会議の録画視聴を見たい方はこちらから↓↓
セッション(動画)が18本もあります。無料です。


では、書いていきます。(現在224文字)

保育で困っていること、挑んでみたいこと

保育者同士が語り合うことが大切だと伝える、汐見先生のセッションです。

「困っていること」を伝え合って”そもそも”を考えていくと、保育のあたりまえ、自園のあたりまえを見直すきっかけになります。
「挑んでみたいこと」を伝え合うことでは、保育者の主体性やウェルビーイングを進めていくことができますね。
どちらも現在どの園でも必要なことです。
ここを忙しくてできない、とすることはナンセンスです。

保育のあたりまえ。たくさんありますよね。
私の園では、年少組の先生たちの元気がないように感じています。

「3歳という年齢」と「集団で過ごすのが幼稚園」というところに無理が生じてきているのではないかと私は考えています。
保育園では2歳の続きの3歳ですが、幼稚園では家庭で過ごした子どもの初めての社会生活です。ということは、あまり集団というハードルを置いても難しいのかも…?
集団(クラス単位)で過ごすのが幼稚園、というあたりまえにメスを入れてみます。私の冬休みの宿題です。


振り返り、自己評価

評定ではなく評価。チェックリストではない。
保育の言葉って、勘違いしやすいものが多いですよね。
「自己評価」なんてチェックリストのイメージしかないです。

ですが、自己評価=日々の振り返りなんですって。

つまり自己評価と言いつつ、子どもの振り返りも含みます。
もちろん自分の保育、対子どもの言動も含みます。
今後は「保育アセスメント」という言葉で広がっていくみたいです。


評価内容については、
あなた(子ども)は何をしたいと思っているの?
あなた(子ども)は何をしてほしいと思っているの?を的確に把握し、
その気持ちに応答したか。

とのこと。
従来の自己評価や保育記録とは視点が違うように感じます。
もっと実践的というか、瞬間的というか、具体的というか。
私はそんな印象を持ちました。みなさんはどうですか?

そして、これをどう評価するかですよね。
「今日の自分は出来たかなあ?」と思い返すには良さそうな内容ですが、
文字にしたり書類にするには難しそう…そこは園長主任の力の見せどころですね。泣きながら考えます。


子どもを善く見る

それから、汐見先生が以前にお話されていたことで私が多用している言葉があります。それが「子どもを善く見る」です。
私は保育者の必須スキルだと思います。センスとも言えそう。

私もよく記事や配信でお伝えしていますが、子どもを見る目にはポジティブネガティブがあります。
この2つの目のバランスが自然にポジティブ7~9割あたりの人は良いです。
仲良くなれる。

反対に、ポジティブが5割を切るような人もいます。
仲良くなれますか?
私は…なれます。

そういう人の前では「どうすればこの人もポジティブになれるかな」とたくさんで考えます。そうすればもっと仲良くなれるから。

主任という権力を使って「ポジティブは8割!保育記録の中身も普段の先生同士の会話もね」と言うのは簡単です。しかし、そんなことをしてもネガティブ視点の先生の根本は変わりません。
やはり「あ、そっか」と自分で変わろうとする瞬間を作りたいですし、そのためにできることは山ほどしたいです。


保育をどうしようみらい会議のセッションの話に戻ります。


汐見先生曰く、ダメなところ、いやなところ、気になるところを語り合うのは「事例検討会」だそうです。
なるほど。そういう時間もあえて作ればいいんですね。勉強勉強。

そうして普段は「子どもってすごい!」を語り合う文化(風土)を作るんですね。やっぱり汐見先生は天才だなあ。


まとめ

なんと、汐見先生のセッションだけでまもなく2,000文字になります。
本当はいくつかのセッションが2,000文字に入る予定でした。
仕方ないですね。それだけ良い話だということです。偉大。

セッションを聴いて、そしてこの記事を書いて思うことは、
「自園でどうやってやろうかな」です。

自園でもやってみようかな?ではなく、
自園でどうやろうか。やることは決定です。

実は「挑んでみたいこと」については、もうやりました。
終業式の日に1時間使って、保育のアイディア出しをしたんです。

ありえること、ありえないこと、なんでもアリ!
とにかくアイディアを出す会です。面白かったですよ。
「主任に宇宙に行ってもらって、子どもたちと交信する」という
ぶっ飛んだ保育アイディアが園長賞をとりました。
考える先生も園長先生も、何を考えているのやら…笑。

いつもの真面目な顔での打ち合わせばかりではなく、ふざけることで深まる関係性や信頼関係もあります。真面目にできそうなアイディアも出ましたし。3学期に「あの時のあのアイディア使えそう」となればしめしめです。
私は宇宙に飛ばされてもいいように、体づくりから始めようかな。


というわけで、保育をどうしよう未来会議のセッションを受けての雑記をこれから何本か書いていきます。
お付き合いください。


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