Bula Boys~熱気に満ちたフィジーとオセアニアサッカー~
ご無沙汰しております。
待ちに待った、久しぶりの海外遠征はオセアニアサッカーです!
2023年に入り、日本でもようやく新型コロナウイルスとは上手く付き合いながらやっていこうというフェーズに入った感があります。
今年こそ世界のサッカーを探しに行きたいと、Jリーグの日程が発表された直後から、様々な可能性を模索し海外航空券などを探していました。すると、7月にニュージーランドで開催されるFIFA女子ワールドカップの検討の流れから、同じオセアニアのフィジーへの格安航空券を見つけました。
オセアニアのサッカーには以前からものすごく関心がありました。オーストラリアには行ったことがありましたが、サッカーでは「アジア」の扱いです。それこそ当時は2015年のアジアカップ観戦で訪れたのでした。
オーストラリアでもない、ニュージーランドでもない。大海原にポツンと浮かぶ小さな島で繰り広げられるオセアニアサッカー。
いつか行ってみたいと思いつつも、時間や費用の面で後回しになりがちでしたが、国営のフィジー・エアウェイズで約9時間の直行便フライト乗り継ぎなし。価格もセールで往復6万円燃油代込みでした。
これはもう早く来いと言われているようなもの。即決です。
そして間もなく開幕する、FIFA U20ワールドカップにフィジー代表が出場します。今回U20代表選手は合宿で島を離れており行き違いで残念ながら話を聞くことができませんでしたが、これから世界の舞台でプレーするBula Boys(フィジー代表の愛称)が普段どのような環境でサッカーをしているか知ってもらえたらと思い、この記事をまとめました。是非最後までご覧いただけますと幸いです。
オセアニアに夢を与える1枠
そもそも何故今回フィジーのような無名の国がU20ワールドカップに出場できるのでしょう?それは育成年代の大会ではオセアニアから2枠出場できることになっているからです。
年齢制限のないFIFAワールドカップではオセアニア(OFC)の出場枠が0.5とされ、ニュージーランドですら大陸間プレーオフを勝ち抜かなければ出場できない厳しい地区です。
一方、U17・U20ワールドカップでは以前からオセアニアには出場枠1が与えられていました。しかし、その出場権はオセアニア最強のニュージーランドがほぼ独占してきました。
それが出場枠の見直しにより2017年のU17・U20ワールドカップ以降はオセアニアの枠が2となりました。
オセアニアの中ではFIFAランキング(2023年4月)100位のニュージーランドが飛び抜けた存在で、よほどの事がなければ出場権を逃すことはありません。
それに続く2番手のグループが
同134位 ソロモン諸島🇸🇧
同159位 パプアニューギニア🇵🇬
同161位 ニューカレドニア🇳🇨
同162位 タヒチ🇵🇫
同164位 バヌアツ🇻🇺
同168位 フィジー🇫🇯
という6の国と地域です。
このうちのどこかが世界大会への切符を手にするのです。この1枠はオセアニア島嶼地域でサッカーをプレーする少年にとても大きな夢と希望を与えたことでしょう。
2017年に韓国で開催されたU20ワールドカップにはバヌアツ代表が出場。強豪国相手に大健闘を見せました。ドイツ相手に2得点を挙げ、メキシコ相手には引き分けまであと一歩という展開にまで持ち込みました。
この大会への出場権を賭けたオセアニアU20選手権のハイライトは是非ご覧いただきたい、強くお勧めする1本です。勝った方が本大会出場を決める準決勝、開催国バヌアツとソロモン諸島の一戦です。
レベル云々ではありません。太平洋のど真ん中で、島と島の意地がぶつかり合う、こんなにも熱いサッカーが繰り広げられていることへの驚きと感動。サッカーの世界の深さを一層感じることができる、そんなハイライトです。
しかしこのオセアニア2枠はあくまで男子の大会のみの適用で、女子の育成年代の大会では1枠のままです。男子に比べ強豪国との競技レベルの差がまだまだ大きいことから慎重に判断されているのかもしれません。
フィジーという国
フィジーと聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょう?何も思い浮かばない、そもそも場所すらよくわからないという方も多いと思います。正直、私も今回旅の準備をするまで何がある国なのかよくわかりませんでした。
これから触れていくサッカーの内容をより深く理解いただけるよう、フィジーという国について簡単にご紹介します。
フィジー共和国は前述のとおりオセアニアに位置する島国です。
人口は約90万人。大小300以上の島から構成されており、首都のスバや国際空港を持つナンディという都市が属するビティレブ島と面積・人口ともに2番目の規模を誇るバヌアレブ島の2島に人口は集中しています。
主要な産業は観光業と農業。美しい海・自然を生かしたリゾート産業と、イギリス統治時代に確立されたサトウキビ栽培が中心です。山間部で採取されるミネラルウォーターも国外で人気を博しています。日本では語学留学先としても人気があるそうです。
フィジーは多民族国家で、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスの植民地政策により入植したインド人が定着し、今では人口の4割近くをインド系住民が占めています。
穏やかでゆったりとした性格のフィジー先住民に比べ、彼らはとてもよく働く存在でフィジー経済の発展に大きく貢献しました。政治選択の場面では両者が時折衝突してしまい、21世紀に入ってからもクーデターが発生したことがあったそうですが、日常的には両者が共存して平和に暮らしています。
ラグビーが国技の島でサッカー探検
そんなフィジーで一番人気のスポーツはラグビーです。
15人制ラグビーではワールドカップ出場の常連です。そして五輪競技として採用されている7人制ラグビーでは世界トップクラスの実力を誇ります。男子代表チームは2016年リオデジャネイロ五輪、そして2021年東京五輪の2大会連続で金メダルを獲得。女子代表チームも東京五輪で銅メダルを獲得。フィジー共和国史上オリンピックメダルはこの3つのみですから、彼らは国民的英雄です。
平日でもグラウンドで草ラグビーを楽しむ人々を見かけますし、お土産屋やアパレル店には必ずラグビー関連のシャツやグッズが置いてあるほど、生活に根付いています。
一方のサッカーはこれまでFIFAワールドカップに出場したことはありません。国際大会への出場は2016年のリオデジャネイロ五輪にオセアニア代表として出場したものの、これは予選でニュージーランドが規約違反で失格となりお鉢が回ってきたもの。結果は3戦全敗1得点23失点、世界との差はあまりにも大きなものでした。
そんなラグビーが絶対の国でサッカーは肩身の狭い想いをしているのではなかろうか……?
しかしフィジーを訪れると意外にもサッカーは市民権を得ていることに気付きます。
スタジアムやグラウンドがラグビーだけに占拠されていないですし、試合の写真が地元の新聞で一面に取り上げてもらえることもあります。国内サッカーの話をして内容が通じるタクシー運転手も何人かいたことにはとても驚きました。
その大きな理由は、人口の4割を占めるインド系住民が特にサッカーを好んでいるからです。
その昔、フィジーにラグビーやサッカーを持ち込んだのはイギリスからの入植者でした。これらスポーツは学校教育の一環として用いられ、ラグビーは現地のフィジー人に、サッカーはインド系住民を中心に好まれました。それゆえフィジーサッカー協会(以下フィジーFA)の設立にあたってもインド系の方々が中心になったそうです。
インド系の人々の体格がラグビーに不向きだったこともあるのかもしれません。ラグビーの代表チームにはインド系の名前はあまり見られない一方、サッカーの代表チームにはインド系の名前もフィジー系の名前も見られます。
サッカーフィジー代表のエースストライカーもインド系です。彼はロイ・クリシュナ。オーストラリア・Aリーグやインド・スーパーリーグといった海外のリーグで活躍したフィジーで最も有名なサッカー選手です。
彼はリオデジャネイロ五輪にオーバーエイジ枠で参加し、フィジーの大会唯一のゴールを挙げたフィジーの英雄です。
今回の滞在ではフィジーFAの方々にお世話になりましたが、会長を始めほとんどの役職がインド系の方で構成されていました。
このようにインド系に支えられるフィジーサッカーですが、今回の遠征ではまずインド系の住民が特に多いといわれる街、ランバサ(現地発音)のスタジアムを訪れました。
ランバサはフィジー第2の島、バヌアレブ島の中心都市です。国際空港があるナンディからは国内線で45分。人口は3万人弱ですが、これでもフィジーで4番目に大きな都市だそうです。
スタジアムは市街地の端にあるサブレイル・パーク。有料試合でチケットは5フィジードル(約300円)でした。
中では女子サッカーの試合が開催されていました。午前11時半から地元ランバサFCの女子チームの試合、インターバルなしで午後1時半から男子チームの試合と聞いていました。そんなにきっちりできるのかと思いましたが、予想通り第1試合の時間が押している様子でした。
スタジアムはラグビーと共用で使用されることもあり、ピッチはデコボコ。特にここサブレイル・パークは他所のスタジアムより手入れがされず、ピッチコンディションが悪いとフィジーFAの方から伺いました。
フィジーのサッカーでは1日に同じ会場で2試合行うダブルヘッダーがよくあります。観客を入れられるスタジアムが少なく、そのスタジアムをサッカーとラグビーが分け合って使いますから、なるべく1日に試合を詰め込もうとするわけです。
デコボコのピッチに、突然通り雨が降り注ぎます。4月のフィジーは雨期の終わり頃で時折こうなると細かいパスは繋がりません。大きく蹴り出す大味なサッカーになってしまいます。
インターバルなしのダブルヘッダーなので、試合中ですがピッチの片隅で第2試合を戦うチームがアップを行っています。
その様子を眺めているとある選手が声を掛けてくれました。長年フィジー代表の正守護神を務め、リオ五輪にもオーバーエイジ枠で出場したタマニサウ選手です。現在40歳ながら高いレベルでのプレーを続けています。
私のことが日本人とわかると「こんにちは、ありがとう」と日本語で声を掛けてくれる優しさを見せてくれました。どうやら過去に日本人選手と共にプレーしたこともあるようです。
女子の試合が終わるとすぐに次の試合を戦う男子チームが入場します。お手伝いの子供たちが得点版をそそくさと直していきます。赤と白のストライプ、ランバサFCとリーグ最多優勝回数を誇る古豪のバFCの対戦です。
雨は降ったり止んだり。止めば日差しも戻るのでとても蒸し暑いコンディションです。
フィジープレミアリーグに参加するチームはどこも同じ胸スポンサーを掲げています。フィジー国内の通信会社「Digicel」のロゴでリーグのスポンサーを務めている会社です。
マラソン大会のゼッケンのような感覚で、大会主催者が1番目立つ場所に広告を出すのがフィジーでのやり方。国内ラグビーの大会でも同じだそうです。個別のクラブスポンサーは袖や背中に広告を出しています。
ピッチコンディションが相変わらずの中で、ランバサFCが長いボールをゴール前に蹴り込んで、運よくPKを2回獲得。いずれも決めて2-0で前半が終了しました。球際の競り合いは迫力があるものの、やはり意図的にグラウンダーのパスを付けられるような状態ではありませんでした。
ハーフタイムに改めて探検してみると、スタンドにはインド系の観客が多い印象を受けました。正直、見慣れない日本人からするとインド系なのかフィジー系なのか判断のつきづらい人も少なくないのですが、この方は間違いなくインド系だろうという方が多かったです。
カメラを持って歩いているだけで、スタンドからは写真を撮ってくれの応酬。ゴール裏スタンドを端から端に歩くだけでも一苦労です。
観客は両ゴール裏とメインスタンドで1000人前後はいたと思います。少ないい数に見えますが、ここランバサの人口は3万人弱。街の規模、また有料試合という観点からすればかなり入ってる方だと思います。
残念ですがこの日は後半途中でスタジアムを後にしました。試合はランバサFCが1点を追加し3-0で快勝しました。
当初はここに1泊する予定でしたが直前で別の試合を観戦する予定が入ってしまい、強行日程にチェンジ。およそ4時間弱の飛行機乗り継ぎ時間の中で、時間が許す限り試合を観ようという、ハイリスクなチャレンジでした。
翌日、首都のスバからタクシーで30分ほどの郊外の街、ナウソリを訪れました。この日はフィジー・プレミアリーグのダブルヘッダー、そのうちの2試合目は首位攻防戦という好カードです。
1試合目の開始時間、午後1時に合わせてスタジアムへ向かうも、バスの遅延もあり到着した時には既に試合は始まっていました。
このラトゥ・ケイコバウ・パークも他のスタジアムと同様、ラグビー兼用のスタジアム。芝の状況は昨日のランバサよりは悪くないですが、あまり良い状態とは言えず。また朝のにわか雨で水も多く含んでおり、とても滑りやすくなっていました。
ゴール裏にスタンドはなく、メインスタンドにのみ観客を入れていました。バックスタンドはよく見ると木造のスタンドが朽ちており、とても使用できる状態ではありませんでした。長い間放置されているように見えるので、直すだけの費用もないのでしょうか。
第1試合はタイレブ・ナイタシリFC(水色)とナブアFC(青赤)の対戦。どちらもフィジープレミアリーグでは下位のクラブです。
同行していたフィジーFAの広報が近くにいるGKに声を掛けてしまうほどの緩さがありました。日本からカメラ来てるぞー、こっち向けー、と声を掛けてインプレー中に本当にこっち向いてしまうのです。それは面白いんだけど、あなたのためにも試合に集中してほしい苦笑
試合は互いに点を取り合い3-2でタイレブ・ナイタシリFCの勝利でした。ここでも試合中に次の試合のチームがアップをしていました。
近くにいたラウトカFCの面々。首位攻防戦に臨む直前とは思えないほどリラックスした様子。
さて、第2試合がこの日のメインイベント、地元レワFCとラウトカFCの首位攻防戦です。どちらにもフィジー代表レベルの選手が多く所属しています。
この試合のハイライトはなんとFIFA+のサイトでも公開されていますので、是非ご覧ください。
https://www.fifa.com/fifaplus/en/watch/qynn5aBn7k-d8eUFvv5eWQ
首位攻防戦にも関わらず、昨日のランバサより観客は少なかったです。おそらく500人程度だったかと思います。
ベンチ入りメンバーが近くでアップしている中、レワFCのフロントスタッフが一緒に写真を撮ってくれと要求してきます。彼ら本当に写真が好きなんですね。
ハーフタイムにもベンチに座る面々にカメラを向けるよう声を掛けられました。本当に好きですね笑
レワFCの攻撃陣はフィジー代表が多く揃っており、攻撃に厚みがありました。
ラウトカFCはなんとかそれに耐え続ける展開でしたが、レワFCが一枚上手で結局4失点を喫しました。
レワFCがダメ押しの4点目を決めたとき、この日1番の大歓声が会場を包み込みました。4-1の勝利によりレワFCが首位をキープしました。
観客はやはりインド系の方が多かったですが、昨日の会場よりはフィジー系の方も多く見られました。
試合後、クラブの好意でレワFCのロッカールームに通していただけました。この日はフィジー代表MFアイヴァン・クマル選手がニュージーランドに移籍する前最後の試合だったそうです。皆でケーキを囲んで、歌を歌って送り出しました。
フィジー系の選手が現地に伝わる励ましの歌を歌っていたようなのですが、インド系の選手は恐らく歌えないのでしょう、代わりに体を横に揺らして雰囲気に浸っていた様子が印象的でした。これもきっと多民族国家フィジーらしい光景なのかもしれません。
フィジーFAの広報からもらったフィジーサッカー史の本を読んでいたら、1940年代にフィジーで活躍した選手の言葉が記されていました。
「フィジー人とインド人が交わっていくための基盤としてサッカーはとても重要なものである」
今後もフィジーでサッカーが民族の枠組みを超えて親しまれ、それが平和な日常に繋がっていくことを願うばかりです。
フットサルの大会で感じたオセアニアの熱量
今回のフィジー滞在の間、もう一つ興味深い大会に立ち会うことができました。フィジーが近隣の3つの国と地域(ソロモン諸島・バヌアツ・ニューカレドニア)のチームを招待して開催されたフットサルのカップ戦です。
こちらのカップ戦も、フィジーFAの方からパスを発行していただき、参加させていただくことができました。この大会が渡航1週間前に急にリリースされたので、ランバサ行きを日帰りに切り替えたのでした。
首都スバにあるアリーナで4日間(3日間のリーグ戦と最終日の順位決定戦)開催されたこの大会、地元フィジーとソロモン諸島のリーグ最終戦、そして最終日の優勝決定戦の2試合を観させていただきました。
オセアニアのサッカーはニュージーランドが他国を圧倒していますが、フットサルは意外にもソロモン諸島がオセアニア最強の座を長く確立しており、ワールドカップにも3大会連続で出場しているそうです。
フィジー代表にはサッカーでも代表選手といった二刀流選手も多くいました。バヌアツにも2017年のU20ワールドカップで得点を決めた選手が登録されており、この地域ではサッカーとフットサルを掛け持ちする選手も多いようです。
ソロモン諸島にも同様にサッカー掛け持ちの選手が多くいます。しかし試合になると明らかに違いが出ました。フットサルの技術的なこと・戦術的なことは上手く説明できませんが、他国の選手はサッカーの動き・蹴り方が滲み出て「室内サッカー」と感じる一方、ソロモン諸島の選手たちは素人目にもわかるほどしっかり「フットサル」の動きでした。
ともすれば、ソロモン諸島は華麗な連係プレーでフィジーを圧倒します。前半で4-0と大差を付け翌日の優勝決定戦進出を確実なものとし、後半は流し気味とすら感じる内容でした。フィジーはPKで1点を返すのがやっとでした。
最終日の順位決定戦、優勝決定戦はリーグ戦1位ソロモン諸島と同2位バヌアツの対戦なりました。地元フィジーが3位決定戦で敗れ、最下位に終わってしまった後にも関わらず、アリーナには7~800人の観客が集まり想像以上の盛り上がりでした。
この試合もソロモン諸島が地力の差を見せつけました。最後パワープレー返しでのダメ押し点もあり5-1の大勝で大会制覇となりました。
ソロモン諸島のキャプテン、エリオット・ラゴモ選手はインタビューでこの大会が末永く続いていくことを期待しているとコメントしました。
実は今大会、今回が初めての試みでフィジーのスーパーマーケットチェーンの協賛があったことで大会が開催できたそうです。来年はバヌアツでの開催も予定されているとのこと。
想像以上の盛り上がりに選手たちもとても感銘を受けたようで、いつかソロモン諸島でも開催できれば良いねと、話していました。
実はこの大会が開催される3週間ほど前、サッカーの国際親善試合も開催されていました。フィジーがソロモン諸島、バヌアツを招待してリーグ戦を行いました。
立地や遠征費用の関係から、オセアニア地域での国際試合はどうしても近隣国との対戦が多くなってしまいます。それでも良きライバルとして切磋琢磨していくこのような機会が続いていけば良いなと、私も共感しました。
最下位に終わってしまったフィジー代表チームがこの表彰式に居合わせなかったのが少し寂しかったですが、こうしてオセアニア地域のサッカーやフットサルに対する熱量を感じられたのはとても良い経験でした。
世界地図で見ると青い海ばかりで、ポツポツと小さな緑色が見えるこのオセアニア島嶼地域でもサッカーやフットサルが愛されていて、熱い試合が繰り広げられていること、この機会に知っていただけたら幸いです。
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