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清水サポ目線で見る「J1残留争い2022」(9/18終了時点)

9/18終了時点の残留争いをまとめてみます。

前回記事はこちら。

9/14~18の結果を受けて

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9/18が終わっての順位。今週はかなり変動がありました。

名古屋は川崎・広島と引き分けて勝ち点1ずつプラス。3連続引き分けですが、もうそろそろ「卒業認定」しても良いかも。

札幌もアウェイで首位闘いをする横浜にドロー。スタッツ的に後半は特に厳しかった様子ですが、よくぞ無失点で耐えきりましたね。

清水は福岡と6ポイントゲーム。この試合清水が3失点することも、福岡が3得点することも、データ的にはかなり可能性が低かったのですが福岡がやりきりました。清水はだいぶ研究されている模様で8月のようなプレーがチームとして出せておらず、9月は1分2敗。残留争いから抜け出す勢いが陰ってきました。一方、福岡は8試合ぶり勝利。なりふり構わない積極的な攻撃、終盤はリードを守るための徹底した守備。残留に向けての意欲が溢れていました。

湘南は好調浦和とスコアレスドロー。しぶとく勝ち点1を上積み。

京都は東京相手に国立でスコアレスで敗退。入れ替え戦圏内の16位に後退。大きなチャンスを作れず、内容的には不安ありそう。新外国人のアラン・カリウスとパウリーニョはなにかやってくれそうな雰囲気はありますが…。

そして降格圏大一番の神戸vsG大阪は神戸の逆転勝ち。復帰した大迫がPK含む2ゴール。チームはホームで2連勝で13位に浮上。一方、G大阪は嫌な逆転負けで17位に後退。残りが4試合で上位との対戦が多めに残っており、かなり危険な状況。とはいえ、勝ち点的には12位から17位までが勝ち点3差であり、諦めるにはまだ早いですが。

磐田はC大阪に0-2から2点を追いつきドロー。2試合前の柏戦でも2点を追いついており、粘りは見事ながら、勝利からは遠ざかったまま。残り5試合で2勝したところで勝ち点30になっても入れ替え戦ポジションの京都に並ぶだけなので、最低でも3勝しないと降格圏から完全脱出はできません。

次週の(10/1)の注目点

来週は代表ウイークで2週間ブレイクがあるため、再開時には10月に突入。

清水vs磐田の静岡ダービー。ダービー自体、勝利が至上命題なわけですが、ここで清水が最下位の磐田に勝利して勝点35に乗せておかないとその後の対戦相手を考えると…なかなか厳しくなります。磐田も同様に死にものぐるいで向かってくるでしょうが、受け身にならず自分たちのペースで試合を運ぶ、8月のような試合を取り戻してもらいたいです。

今週末、ともに勝利して順位を上げた神戸vs福岡も注目。特に神戸はここで勝てれば3連勝。逆に勝てないと終盤の広島・川崎・横浜戦に不安を残します。一方福岡は残り4試合ですので、こちらも勝てないとその後に不安を抱えることになります。

段々と残り試合が少なくなってきましたが、更に混迷を極める残留争い。12位清水以下のチームはまだまだ安心できる状況には程遠いと思います。

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