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清水サポ目線で見る「J1残留争い2022」(10/1終了時点)

10/1終了時点の残留争いをまとめてみます。

前回記事はこちら。

10/1の結果を受けて

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2週間の代表ブレイクが開けて、10月に入りました。

今節、最大の注目は福岡vs神戸の直接対決。制したのはアウェイの神戸。1-0で逃げ切り。前節清水に3ゴールを奪い取った福岡の勢いは見られませんでした。この結果、入れ替え戦対象の16位となった福岡の勝ち点は31。残り3試合であるため、仮にあと3試合勝っても勝ち点は40まで。今後勝ち点41以上を取ったチームは残留争いから卒業となります。(今後、16位以下の結果如何でボーダーラインは41から下がります)

神戸はここに来て3連勝。残り4試合中3試合をトップ3のチームと対戦しますが、勢いが持続すればどこか一角を崩す可能性もあるかもしれません。

名古屋は横浜に0-4で負けたものの、勝ち点39であるため、15位以上を確定するのであればあと1勝でOK。残留濃厚でしょう。

9月以降好調の札幌は首位争いをする川崎をホームに迎え、打ち合いの末に勝利。試合前から怪我人が多く、また試合中にも怪我人や退場者を出した川崎に最後まで食らいついてAT12分の試合終了間際に小柏のゴールで逆転。川崎の状態が悪かったとは言え、見事としか言いようがありません。勝ち点を38まで伸ばし、まだ4試合を残しています。上述の通り勝ち点41点を取れば残留確定するため、あと1勝すればOKということに。名古屋と並んで、かなり残留濃厚となりました。

京都は難敵鳥栖相手に1-0で勝利。終盤は守備に重きを置きながらも前線の選手はアグレッシブに相手にプレッシャーを掛け、ゴールから遠ざけます。シュートを打たれてもそこは上福元の攻守で最後までゴールを割らせませんでした。

湘南はアウェイでC大阪にドロー。後半アディショナルタイムに守備のミスからPKを取られリードを許すものの、ほぼラストプレーで相手のオウンゴールにより再びイーブンに持ち込み1-1で終了。3試合連続ドローですが相変わらず「しぶとく」勝ち点を積んでいます。

G大阪はホームで柏と0-0ドロー。宇佐美が復帰、山本理人も怪我から復帰して移籍後初出場。選手が揃ってきました。柏に何度もゴールを襲われましたが、さすが元日本代表のGK、東口の攻守でゴールを割らせず、勝ち点1を分け合うことに。勝ち点1を拾ったことは良かったですが、降格圏の17位に沈んだままで残り3試合。優勝を狙う横浜や難敵鹿島、残留を争う磐田との試合が残っています。

そして私も楽しみにしていた清水と磐田の静岡ダービーは延期に。静岡市清水区が台風災害に遭い、チームとしてもホームタウンとしても試合どころではなくなってしまいました。延期された試合は10/22に開催されます。

次週の(10/8)の注目点

来週はいよいよ残留争いからの卒業チームが出てくる予感。

注目は好調札幌と崖っぷちの福岡の直接対決。札幌が勝てば残留確定。一方、福岡が勝てばまた残留争いが混沌としてきます。

G大阪は首位・横浜とアウェイで対戦。横浜が勝利し、川崎vs清水で川崎が引き分け・負けの場合に横浜の優勝が決定することから、横浜は全力でぶつかってくるはず。G大阪は意地を見せられるのか。

清水は首位を負う川崎とアウェイで対戦。清水は今週試合がなかったため、リーグ戦が3週間開くことになります。休養は十分ですが、試合感不足や清水区の被災に伴う精神的な疲れ、調整不足がないといいのですが。一方、川崎は怪我人が続出。マルシーニョの移籍の噂などがあり、どこまで万全な状態で臨めるか。今日の敗戦で優勝が遠のいたチームの士気はどうかなど、万全な状態ではないと思われ、清水がつけ入る透きはあるかもしれません。

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