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ジュビロ磐田、逆転で連勝し6試合負けなしで首位君臨。

J2リーグ第29節(9月11日土曜日18:00雲)
フクダ電子アリーナにてジェフユナイテッド千葉とのアウェイ戦に挑んだ。

前節に続きアウェイでの連戦だが、ここが踏ん張り何処だと考える、何としても勝点3をゲットして首位のままホームに帰りたい。

その首位を定位置とするための一戦は、前半に先行される苦しい試合となったが、チームワークで見事に逆転し、突き放し、勝利を掴んだ。


現在のライバル京都との首位バトルを続けて行くためにも非常に大きな勝利となった。

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1.スタメン

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前節の怪我で山田大記・松本昌也の主力2人がメンバー外となり、変わって最近途中出場でキレキレの動きをしていた大森晃太郎が先発、左WBに小川大貴が入り、右WBには鈴木雄斗。


DFは前節と同じ3バック、この3人の安定感が試合を優位に進めることとなりつつある。


前節流れの中からゴールゲットしたルキアンが楽しみ、これからゴールラッシュが見られそうだ。


サブには、今野泰幸・高野遼・小川航基が復帰した、これからの試合はチーム全選手の活躍が必要になる、その意味でも今日もサブの重要性が発揮される試合になるだろう。


2.試合

上位進出のためには連敗は阻止しなければいけないホーム千葉は、試合開始から磐田に圧力をかけ、パスカットからカウンターを仕掛けてくる。

磐田もそれをかわしながら、徐々に試合をコントロールし、果敢にシュートまで持っていく。

しかし、なかなかゴールを決めきれないまま前半終了間際、千葉はカウンターから裏を取りペナルティエリアへ侵入、追いついた鈴木雄斗が倒したプレーがPKを取られた。

守護神三浦龍輝のコースを読んだプレーも届かず、前半でビハインドを負うこととなった。



後半、早く追いつきたい磐田は、大津祐樹に変えて前節加入後初得点の金子翔太を早めに投入し、さらに左サイドで窮屈そうな小川大貴を鈴木雄斗と左右入れ替わった(ベンチの指示)。

その交代がまたしても見事に決まる。

本来の位置で「いつもの景色」の小川大貴が走り込んだ前線に大井健太郎からのロングパス、DFの頭で弾かれたが、ボールは小川大貴の進行方向へ流れた。

うまく頭でポールをコントロールし、GKをかわし無人のゴールに流し込み同点だ!

小川大貴の今季2ゴール目だった。
今季第4節京都戦以来のゴールだ、この時の超ロングカウンターは素晴らしく、いままでとは何か違う小川大貴を今季はみられると思った瞬間だった、しかしそのプレーで負傷し長期離脱となってしまったことは無念。

しかし今日のこのゴールで吹っ切れ、残りの試合で違いを見せつけて欲しい!

これが京都戦のゴールシーン

これが今日の同点ゴール

こうなると勢いのある磐田の試合になってくる、次の交代策がまたもはまる。

左WBを鈴木雄斗から左のスペシャリスト高野遼へ、変わって入るといきなりチャンスが訪れた。

ルキアン→大森晃太郎→猛スピードで左を駆け上がる高野遼→絶妙なまた抜きのクロスにパス&ゴーで走り込んだルキアンがDFの前に入って逆転ゴールを決めた!

最高に盛り上がるシーンだった。
次々に打つ手が決まり、ベンチワークとそれに応える選手が一体となっている証拠だ。

シュートを積極的に打ち続けるルキアン、さらなるチャンスが来る、最後交代で入った小川航基のロングキックに抜け出したルキアンが見事に右足外側のGKがタイミングを測れないシュートでダメ押しゴールを決めた!

3.今後

いよいよルキアンはゴール量産体制に入った、何が何でもJ1昇格に導きたいルキアンが得点王になって、優勝、昇格を掴み取れば、それは最高なシーズンだ、怪我と累積警告に気をつけてなんとしても達成して欲しいな。

怪我人がまた増えたが、代わりの選手がそれ以上の活躍をしてくれる、チーム状況は今最高に向かっているように感じる。

最後のゴールを決めたルキアンが走り込んだのは「ベンチ」だった、チームで掴んだ勝利を確信したシーンだ。
控えの選手、交代した選手、スタッフ全てのゴールを意味していた👍 


ルキアンありがとう。


2位の京都も、苦しい試合をアディショナルタイムに突き放す劇的な勝利を収めた、この勝利で3位以下との勝点が少し開いてきたことは有難いこと、ただじわじわと上がってきた町田、山形が今後怖い存在になってきた。

新潟、琉球もここから盛り返してくるだろう、どの試合も厳しい戦いが続くことは間違いないはず、粘り強く戦って目標へ向かってもらいたい。


次はホームヤマハスタジアムだ、緊急事態宣言中の試合が続くが、チーム・サポーターともに感染せず、今季を乗り切っていきたい。



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