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ジュビロ磐田、8試合ぶりの無失点勝利で暫定首位へ。

J2リーグ第28節(9月4日土曜日18:00雨)

サンプロアルウィンスタジアムにて松本山雅FCとのアウェイ戦に挑んだ。

雨で肌寒い19℃の環境のなか、前節まで先制点を奪われる苦しい試合が続いている試合の立ち上がりがどこまで修正されているか、改善されているか?

「今週の練習の一部を完全非公開にして新布陣を試したもよう」
この記事に期待を持って試合観戦へ。

試合は前半立ち上がり数回のピンチを除き、試合を優位に進め、前半に1点、後半3点と今季最多タイの4得点、そして無失点で勝利を勝ち取った。

ここ最近の悪い流れを修正し、チーム状況はさらに向上していることが確認できた試合だったのではないか。


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1.スタメン

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大井健太郎の復帰でCB布陣がどうなるのか?

大井健太郎はそのまま中央へ、右は左サイドから山本義道、左へ前節中央で初先発だった伊藤槙人が入った。

この伊藤槙人の左が今後を明るくしてくれた。

移籍、怪我等で本職ではないCBを務めていた鈴木雄斗はひとつ前へ、やはり攻撃的な位置で活躍する選手だ。

サブには小川航基の名前が無かった、終盤に向けて必要な選手であって欲しいのだが。


2.前半

開始早々5分、オフサイド?伊藤翔の抜け出しでGKと一対一、しかしこの場面を救ったのは守護神三浦龍輝、ボールの軌道を確実に見定めたのか、素晴らしいクリアで先制点を防いだのだ、このプレーがなかったら連続先制点を取られる試合を継続してしまい、今ひとつ抜け出せないチーム状況になっていただろう。

そしてこの試合、その先制点を決めたのは最近ミドルシュートが増え始めた山本康裕、相手DFにあたりゴール隅へ突き刺した、待望の前半での得点となった。

その後すぐにアクシデントで山田大記がアウト、交代で入ったのは大森晃太郎、この交代が今日の試合を大きく動かすことになる(山田大記も大きな怪我ではなさそうだ)

前半もう一つ失点に繋がりかねない場面で、伊藤槙人のゴール前でのクリアがあった、あそこでさきに触らなければ確実に失点していた。

3.後半

前半途中交代で入った大森晃太郎が輝きを放つことになる、2点目の大津祐樹へのアシスト、3点目のルキアンへの、ためて、ためて、ためての絶妙なクロスでアシスト、自らもクロスバー直撃のシュートで相手に脅威を与え続けた。

最後はレンタル加入の金子翔太にも、嬉しい初ゴールが決まり試合終了となった。


MOMは、大津祐樹か大森晃太郎か?
いやいや今日の試合は、ルキアンの流れのなかでのゴール、大変苦しんでいる我らのエースストライカーも、このゴールをきっかけに得点王へ向けて突き進んでくれそうだ、中盤陣は誰が出ても遜色なく攻守に最大限の働き、さらにDF陣はピンチを積取り失点「0」、守護神三浦龍輝は決定的シュートを複数防いだ。

今日の試合のMOMは、チーム全体にあげたい、このチーム状況を維持し、さらなる高みへ駆け上るチームになっていって欲しいな。

でも、やはりこの後半2点目は試合を決めたゴールシーンだった。



4.今後

前節4失点での敗戦の松本山雅との試合は、入り方が大事だった、相手は背水の陣で挑んできたはず、そこを好プレーでかわしてクリーンシートで勝利、この勝利は大きくチームに力と希望をもたらしたものだと考える。

残り試合は14、GK・DF・MF・FWの攻守の連携が良くなり、チーム力が上向き状況であることは間違いない、怪我人も復帰してくるとますます競争が激化して、さらに昇格にふさわしいチームになっていくと考える、苦しみのなかから流れのなかでゴールを決めたルキアンには9月からのゴールラッシュに期待する。

シャドーには、大津祐樹・山田大記・大森晃太郎・金子翔太が凌ぎを削り、誰がでても得点及び得点に絡んでくるだろう。

DF陣がさらに安定感を持ってきて、GKの三浦龍輝もこの試合の無失点に抑えてくれたことは非常に嬉しい限りだ。


しかし、まだこの先何が起こるかわからない、1試合1試合を確実に勝点を積み上げていくしかない、この先京都・新潟・琉球・町田・長崎との直接対決がある、当然他の試合も大切だが、この5チームとの勝敗が昇格レースに大きく影響してくる、ここを勝点3を取り切る試合ができれば、ムムムッ😄、見えてくるぞ。






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