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ジュビロ磐田、10試合負け無し3連勝で首位堅持

J2リーグ第33節(10月9日土曜日15:00晴)
ホーム、ヤマハスタジアムにてギラヴァンツ北九州との一戦に挑んだ。

真夏を感じさせるとても暑い天気となっていたヤマハスタジアム、風がやや暑さを紛らわせてくれていたが、とても10月の試合とは思えなかった。

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試合は開始早々失点したものの、慌てることも焦ることも無く、あっさりと同点、逆転、追加点と前半で勝負を決めてしまい、4ー1 で10試合負け無しの3連勝となり、翌日の京都の試合を待つことなく首位を堅持した。


自分としては、前節町田戦が”山”と思っていたので、そこを勝ち切った時点でJ1昇格はほぼ手中に収めたと思っている、ただチーム・選手は誰一人として慢心はないと思う、残り試合を全て勝ちに行くという強い気持ちを持ち続けているのだ。

サポーターズマガジンのなかで
「ユウショウ!」「ユウショウ!」と試合開始の円陣でルキアンが発する言葉。
これがチーム全員が目指すところが明確になっていることを確信できた。


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1.スタメン

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スタメン、サブともに前節と同じとなった。

そのなかで山本義道はJリーグ通算100試合出場を達成した記念セレモニーが行われた。

これからも活躍を期待します。

しばらくは同メンバーが続くのだろう、なるべく早く確定させて願わくば控え選手の多くを使える状況になって欲しい。

ただ、今スタメンとして闘っているメンバーは誰一人として定位置を一時たりとも控えメンバーに譲る気持ちはないだろう、チーム内での闘いは大歓迎だ。


2.試合

試合開始早々、「あれっ?ちょっと待ってよ」
まだ、選手もサポーターも準備不足だよ、そんな感じのいきなりの失点だ。 

その失点のおかげ?

選手もギアを入れ直した、たぶん北九州にしても「あれっ?ちょっと待ってよ」となったのではないか。

同点は失点から10分後、ルキアンの6試合連続得点が決まる、大井健太郎からの裏を狙ったロングパスに反応し、相手DFを振り切る力強い走りでペナルティエリアに侵入し豪快に決めてくれた。

これで20得点、最近のルキアンは余分な力が抜けて気持ちよく試合に入っているように感じる
のだ、このまま得点王へ突っ走って欲しい。

逆転の2点目は、ヤットさんにパスが出た瞬間から皆んなが共通の絵を描くように動き出してできた得点シーンだったのではないかな、素晴らしいシーンだった。

追加点はDFの伊藤槙人がパスを受けた瞬間、相手DFをかわし走り出したルキアンへ完璧なスルーパスが、完全に裏を取ったルキアンは狙い澄まし中央へ走り込む山田大記へ、それをスルー(これも右サイド走り込むことがわかっているからムリにシュートしなかった)したボールに駆け上がった鈴木雄斗がしっかり決めた。

さらなる追加点は、右サイドでパスを受けた山本憲道のドリブルの上がりから鈴木雄斗にパス、あせる北九州は鈴木雄斗に3人で詰め寄ったため裏がガラ空きとなり走り上がった山本義道へパス、そして山田大記へパスをだすとそのまま右サイドを攻め上がったことにより、相手CBの目線を引き寄せ、山田大記のシュートコースができて決めてくれた!

すべてにおいて相手DFの裏がガラ空き状態を認識し、いつもよりパス数を減らして一気に攻め込む形にしたことが、この短い時間での4得点となった。

呆気ない失点からの早い時間での逆転、チームがさらに洗練され、意識統一ができ、チームがまとまりある状態になってきているんだろう。


後半は少しでも長い時間プレーできるように、選手交代を行っていったが、この状況のなかでなかなかパスがスムーズに繋がらず、北九州が果敢に攻撃してきたことで、幾度となくピンチがあった、大量点差で当然北九州も意地を見せたのだ。

試合終了までベンチ・選手・サポーターの全てが小川航基のゴールを演出したくて、ウズウズしていたかのような時間帯がなんとも、嬉しくもあり、決めてくれよ!と叫びたくもなった。

そんな後半でもあった。

とにかく首位をキープして残り9試合、「昇格」は見えてきた。

3.リーグ戦残り9試合

いよいよリーグ戦も残り少なくなってきた。

11月は京都・新潟・長崎と、上位陣との闘いが待っている、特にアウェイ新潟戦は絶対に勝たなければいけない、エコパでの試合後のアルベルト監督のコメント「いつもここでは新潟に不利な判定が下される・・・」というような。

優勝しJ1に上がるチームの力を見せつけて勝利して欲しいものだ!

しかし、試合はどんなことが起こるかわからない、どんな結果になろうとJ1昇格は必ず勝ち取る気持ちを消してはいけない。
優位なのは我々ジュビロ磐田なのだから。


できればホーム側ゴールのネットを揺らすシーンを見たかったな〜。

次の試合ではズドーンと決めてください!






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