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超母趾屈筋

こんにちは。今日は長母趾屈筋について投稿したいと思います。

まずは基本情報から。

起始:腓骨後面の下方2/3、下腿骨間膜の下部、後下腿筋膜中隔

停止:母趾の末節骨底

作用:母趾の屈曲、足関節の底屈、内反

支配血管は、後脛骨動脈、腓骨動脈。支配神経は、脛骨神経。

足底では足底腱膜の裏にあるため浅層筋と思われがちですが、足底では腱となっているため、触診は足関節部位で行います。

そして、足関節より近位部は深層にあるため、触診が困難です。(下腿三頭筋の奥にあります)

触診方法は、

前回お伝えした、後脛骨動脈を参考にします。後脛骨動脈よりとアキレス腱の間で触診ができます。母趾を伸展位に位置させ、そこから母趾屈曲の運動をしてもらいます。その時に、収縮を感じることができます。少し近位にたどっていくと下腿三頭筋が被ってくるため触診ができなくなります。また、腓骨側に走行しているためより近位部は触診困難です。

長趾屈筋と超母趾屈筋は下腿からある長い筋肉かつ浅層筋であるため、足底の疲労がもしかしたら下腿の筋肉の影響も大いに考えられます。

筋肉を知ることでいろいろと仕組みが見え評価がより密になると思います。ぜひ活用してみてください!

では、さようなら🌙



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