いまの僕が伝えられることって?
■憧れの場所とのご縁
7月8日(金)御茶ノ水にある明治大学にやってきました。僕の憧れの場所です。
約20年前、学生時代は御茶ノ水界隈は僕の庭でした。
終電間際まで友人とああでもない、こうでもない…たわいのない会話を永遠と…暇だったんですね笑
僕にとって明治大学は憧れ、ここのビルで授業なんてすごいなあ~
入ってみたいなあ~なんて20年前から思っていました。
ある日、広報の吉河さんに「7月に明治大学の講演の話があるんだけど、ぜひ藤家さんにお願いしたいんだけどどう?」って講演の依頼を受けました。
どんな学生さんがどんな内容を聞いてる授業なの?って聞くと
「ベンチャー企業を立ち上げるような新しい市場を作りたいって人が受ける授業みたいです」って言われて、ちょっと正直場違いな話なんじゃないかって、最初はお断りしました。
でも、ふとテレワーク中になんとなく、今なら僕でも話ができるかも?
なんて突然思って、その場で吉河さんにTELして講演を快諾することになりました。
■振り返ってみた20年前
引き受けたものの、学生さん達にどんな話をすればいいんだろう?
僕が20年前にどんな思いで就活していたかな?
20代前半の時は、社会人のこと、大人のことをどう見ていたかな?
当時の僕は大学2年の時に母親を亡くし、バイト一筋(大手ピザチェーン店のデリバリー)でした。
バイト代をそこそこもらって実家暮らし、なんの不自由もなく卒業後もしばらくフリーターでいいか?なんて考えていました。
ところが、大学四年の秋頃、父親のガンが見つかり余命3か月の宣告を医師から伝えられます。
親戚から「嘘でもいいから就活をして就職先が決まった報告をしてやりなさいって!」。
すぐに横浜のハローワークへ、そこで出会ったのがフットマークでした。
今回の講義を引き受けたことは、数十年前の自分や当時の周りのことを思い出す良いきっかけの一つでもありました。
■見るままに、感じるままに
吉河さんと何度か講演の内容や、どんな話をしようか?なんて色々話をして、とっても素敵な資料まで作ってもらったけど、その場に立って何を思うか?その時思ったことを学生さんへ語り掛けよう。そう思って、作ってもらった資料通りにはやっぱり話せませんでした。笑
ごめんなさい…吉河さん…
講演当日は、新商品開発の話や、商品開発の裏話、普段どんな思いで仕事に接しているのか?そんなお話をさせていただきました。
僕の想いとか?考えていること伝わったかな?
つたない話でごめんね。
皆さんから刺激やパワーをたくさんもらいました。
ありがとうございました!!!
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