股旅フットボーラー
先日、ありがたいことに、息子の所属する地域のサッカーチームからお父さんコーチのオファーを頂き、オファーを快諾した。 4月ということで新しい環境に身を置く人も多いと思うが私も、サッカーコーチ1年生として新たな挑戦を始めることを決断。 実は、以前もコーチに興味がないか、監督に打診頂いたことがある。 その時は、保護者として息子たちのサッカーを見守りたいという理由やコートとしてコミットして取り組む自信もなく丁重にお断りした。 しかし、なぜ、このタイミングでオファーを快諾したか、
今日は一年生&年長さんの混合チームで練習試合(*)を引率。 (*)8人制サッカーではなくフニーニョという3人制のサッカー。 うちのチームは1年&年長19人を5チームに編成して出場。 その中で感じた強さについて綴る。 サッカーのうまいと強いは意味が異なる。 「強い」の定義は色々だけど、私の定義は『どんな時も自分のパフォーマンスを発揮できる子』これが私の強い選手の定義だ。 今日のフニーニョは1年が2~3人、年長を1~3人でチームを5チームに編成するとともに、各チームの一年生を
前回の記事で、走ることについて少し書いたけど、今回は1,3年生である我が家の子どもたちとランニングすることの意義を書く。 子どもの年齢によって、伸ばす能力というのは最適なものを選ぶ必要があり、基本的に我が家の長男次男の1,3年生においては、神経を刺激するトレーニングがもっとも大事だ。 逆に言えば、単純に走るだけのトレーニングは実は、あまり効果が乏しい。 だからこそ、私が子どもランニングをする際に、意識していることがある。 手段ではなく目的としてのランこれが一番、大事なこ
新年最初の記事はうちのチームが毎年恒例の初蹴り&マラソン大会について。このnoteではサッカー指導者視点で日常のことを書き留めているが、今日は父親の立場で書きたいと思う。 家族構成改めて我が家の家族構成を最初に紹介する。 長男(2014年9月生まれ) カテゴリー:U9(小学3年) 得意なプレー:守備とパス タイプ/性格:真面目。努力家というより練習そのものを楽しむことができることが強み。スプリントより持久力が得意。 次男(2016年6月生まれ) カテゴリー:U7
私が普段、楽しく記事を読ませて頂いているサッカー指導者の同志(と勝手に思わせて頂いている)atsushisさんがインサイドキックについて興味深い記事を書いていたので、今日は私のキックの指導に関するこだわりについて。 ボールの蹴り方はサッカーを教える上での基本中の基本だ。 私も小学校2年生で少年サッカーチームに入った時に最初に練習したのがインサイドキックというのは33年経った今でも割りと鮮明な記憶がある。 キック指導を軸にして、「チームスポーツにおけるキック指導の悩み」「ア
11月に江東区で開催された1年生の某大会にメインコーチとして帯同。 私自身が大会に帯同してコーチングを行うことがこれまで無かったが、選手たちはもちろん私自身2日間の大会で非常に得るものが多く、その経験をしっかり残しておきたいと思う。 結果は18チーム中5位。トロフィーがもらえるのが4位からで一歩足りなかったが、結果以上に得られる経験は大きかったと思う。 選手に大会を通して一貫して伝えたこと私自身経験値があまり無いこともあり、大会のテーマをどう設定し、それをどう伝えるかという
「今日の練習頑張ったら、魚屋さんに連れて行ってもらうんだ。」 最近、魚と魚をさばくことにはまっているS君。 大好きな魚屋さんに行くことをモチベーションに、サッカーを頑張っているらしい。 ここで、大事な論点がある。 子どもにとって、サッカーは目的なのか手段なのか。(哲学みたい。) 結論から書くと私はどっちでもよいと思うし、子ども(大人もだけど)たちそれぞれ答えがあっていいと思う。 大事なのはみなが同じ答えをもっていないことを認めて、個々の価値観を尊重すること。 そ
前回大会合宿で感じた強いチームの共通項について綴ったが、今回はこの合宿を通して感じたもう一つ大事な気づきについて。 2泊3日の合宿のため、サッカーに限らず、生活においても選手たちと過ごす時間が当然ながら多い。 また、帯同する大人はコーチと一部支援頂く保護者だけで、過半の選手が親とは離れた生活となる。 よって、普段は失敗しても支援してくれるお父さん、お母さんがいない分、大小色んな失敗が露呈する。 今回、ある選手が大会初日に私にこんなことを言ってきた。 選手「コーチ…すねあて
7月中旬、茨城県で開催された2泊3日の大会合宿(U9)に帯同した。 前回(2023年1月)、帯同した際は保護者としての参加であったが、今回は事前に監督とのミーティングも行い、コーチとして帯同することになった。 この大会の主催者は、川崎にある名の通った強豪チーム。 大会に招待された32チームのレベルもかなり高く、選手もコーチもとても良い経験を積ませてもらった大会だったことは間違いない。 この大会で感じたこは山ほどある中で、1つ挙げるとしたら強いチームは何が違うのか、再現性は
アシスタントコーチを始めて約4ヶ月が経過。 最近、noteの更新が滞っているけどここまで楽しく、かつ選手の成長と自分自身の成長を少なからず感じられる充実した時間が過ごせている。 指導を楽しむ反面で、答えの無い問いの連続で、日々考えさせられることもある。 今日の日記は某試合のエピソードに基づく、1つ大事な論点について綴りたい。 練習をすればサッカーは上手くなるか? これが今日のシンプルな問いだけど奥の深い論点だ。 先日、某学年の練習試合に帯同した時のエピソードだ。 チーム
チーム非公認のサッカー指導者ノート。 この日は年長のメインコーチとして練習をオーガナイズ。 練習メニューは他のコーチが使っているものをベースに活用しつつ、選手の人数や自分なりの改善すべきアイデアなども織り交ぜながらメニューを作成。 メインコーチをやると人に伝えて、やる気を引き出し、楽しませるということの難しさがよく分かる。 今更ながら、サッカーをプレーするのと指導するのは全く別物であることを再認識した。 良い練習と改善点good[年長]難易度を下げたゲーム性の高い練習を意
チーム非公認のサッカー指導者ノート。 4月からコーチをはじめ約2ヶ月が経過。 指導者ノートを書くと決めたものの、早速タイムリーなnoteの更新ができていない。 実は、原文はnotionで書いているものを公開用に編集してこのnoteで綴るオペレーションとしている。 1ヶ月以上遅れての更新にはなるが、転記が思い出すという副次効果にもなり頑張って続けていこうと思う。 良い練習と改善点good[4年]マーカーを使ったボールタッチやドリブルの練習。自由にボールを扱えるようになるには
チーム非公認のサッカー指導者ノート。 早いもので4月も終わり。 まだまだ指導者として至らない点は多々あるが、このノートで言語化することは大なり小なり良い指導に近付けていると感じる。 (もちろん、良い指導か否かは自分が決めるものではなく、慢心や勘違いには十分な注意が必要。) 良い練習と改善点good[年長]マーカーを使ったドリブル。ハードルが高い場合は、グリッドの中で自由にドリブルさせるのも良い練習となる。この年齢は特にopenスキルとcloseスキルの両方が大事。バランス
23年4月からはじめた子どものサッカーチームのボランティアコーチ。(3人の息子たちが所属) 3年生の長男はサッカーノートを1年以上書き続けているし、1年生になった次男もこの4月からサッカーノートを書きはじめた。 そして、父であり、新米コーチの私もこの度、サッカー指導ノートを書くことにした。 チーム非公認でかなり個人の主観の要素が強いが、自身と子どもが成長にチャレンジ&コミットして決断した背景もあり、自分自身の振り返りの場所として、noteを活用する。 ※できるだけ長く執筆活
私がよく聞くPodcastの一つであるFOOTBALL & ENGLISHの公開収録に参加してきた。 国立競技場近くの千駄ヶ谷付近のビルの一室を使った事前申し込みのイベント。 今週は仕事で追われる中、この日だけは早々に仕事を切り上げて、満を持してイベントに参加。 番組の紹介「FOOTBALL & ENGLISH」というタイトルの通り、サッカーについて英語(と日本語)で話す番組だけど、勝手に番組のおもしろポイントを3つ紹介する。 ①日本人のトモが日本語でオーストラリア人の
サッカーには、これをやれば絶対に勝てる、こうやって守れば点がとられることはないとかいわゆる絶対が存在しない。 正解がない時代、課題を自分で見つける能力が問われる時代において、こんな最良なスポーツはないと思う。 そして、今年3年生になる我が家の次男も、サッカーの抽象的な概念を理解し、高度な視点でプレーを見ながら言語化する力が著しくついてきている。 前置きが長くなったが、昨日は息子と息子のサッカーチームの仲間たちと味スタでサッカー観戦へ行ったのでそこでのエピソードを1つ執筆