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ボランチの能力・サイドバックの能力(戦術編)

岩谷篤人氏との対話。育成年代ではなく、U-18で勝負を戦っていくときのポジション特性についての対話より


ボランチの能力

ボールを持つサッカーにおいて、繋いでビルドアップして自分達のペースでプレーするために、一番大事な選手はボランチの選手

一番真ん中で、何ができるのか?

ボールが捌けるだけではなく、攻守において何ができるのか?

攻撃において奪われないし

守備においても相手の芽を摘むのが早い

ボランチは勝敗に関わる決定的な仕事はしなくても、

自分達のペースでサッカーをする上では、一番重要な選手になってくる


サイドバックの能力

サイドバックは、攻撃も大事で守備も大事なポジションではあるけど・・・

何より長い距離を走れることが能力として重要になってくる

縦の距離を、他のポジションより倍ぐらい走る必要がある

チャンスのときに、前にでていく走力

ピンチのときに、落ちてこれる走力

走力と運動量が、まず必要になってくるポジション



岩谷篤人氏との対話。点数が入りにくいスポーツだから1点の重みも大きいし、攻撃していくのが、ものすごく難しいスポーツ。だからこそ、攻撃が鮮やかなチームが魅力的になっていく・・・


モチベーションを高める指導者と戦術を説明する指導者と、二人いればお互いの持ち味を出していいかもしれないけど・・・それで選手が本気で信頼して、話が伝わるのかどうか・・・


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岩谷篤人氏についての参考記事

野洲はまるで今年の川崎フロンターレを先取りするようなパフォーマンスを見せていた。両SBを高く上げ、CBの間にアンカーが落ちてビルドアップを開始。選手同士の距離を短く保ち相手を自陣に押し込むと、高い位置から厳しい守備で奪い 再びハイテンポのパス回しを始める。岩谷が求めたのは、足もとの技術だけではない。「世界最速のプレスバック」と号令をかけ続け機敏な守備も加味していた。

「こういう守備を実現するには、こんな繋ぎが必要なんや。それをJFA関係者やJリーグの監督たちに見てもらって、将来の参考にして欲しかった」(岩谷)


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*戦術編では、岩谷篤人氏が戦術的要素をどう捉えていたかについて、岩谷氏の言葉・思考をできる限り忠実に文章化しています。

*戦術編は、関係者のみ閲覧可能な【限定公開】記事が多くなると思います。

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子ども達のプレーを変えたい!

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そんな志を抱いた指導者の一助になればと幸いです。

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