ゲームの流れを掴む選手を育てる(戦術編)
岩谷篤人氏との対話。点数が入りにくいスポーツだから1点の重みも大きいし、攻撃していくのが、ものすごく難しいスポーツ。だからこそ、攻撃が鮮やかなチームが魅力的になっていく・・・
相手のやっていることに惑わされない
長いボールを入れて、適当にパスいれて、競り勝って得点を奪って、OKOKっていうのもわかるけど・・・
相手の嫌なところに放り込んで、ミスが起きたら勝っていこうというのもわかるけど・・・
ミスにつけ込んで勝つのは、サッカーでは半数以上あるから、間違いではないが・・・
上手くなっているとは言えない・・・
ミスにつけ込む力は、能力のひとつではあるけど・・・
サッカーを変えるのは、
ミスにつけ込まれても、それを上手く剥がしていくというチームに魅力を感じていく
攻撃のスイッチをいれる選手
点数が入りにくいスポーツだから1点の重みも大きいし、
攻撃していくのが、ものすごく難しいスポーツ
だからこそ、攻撃が鮮やかなチームが魅力的になっていく
落ち着いたところから、一気にギヤをあげていくスイッチを入れるためには、
タクトを振る選手が必要になってくる
ブレーキを踏む選手、ペースを一気にあげる選手・・・
そのためには
勝負感とかゲームの流れを掴む選手も育てていく必要がある
モチベーションを高める指導者と戦術を説明する指導者と、二人いればお互いの持ち味を出していいかもしれないけど・・・それで選手が本気で信頼して、話が伝わるのかどうか・・・
岩谷篤人氏との対話。少年の時は変わらなかった二人は、中学年代で差がひらき、高校に行ったらレベルが違う選手になっていた・・・狭いところへ切り込める選手か・・・切り込めない選手か・・・その差は選ぶプレーを変えてしまい、埋めることのできない差になっていく・・・切り込める選手は、結局パスは鋭くなる。
岩谷篤人氏との対話。考えるようにさせるためには、喋らせないといけない。そういう地道な努力はすぐに結果はでてこないし・・・半年続けて・・・1年続けて・・・2年続けて・・・少しづつ生意気になってくるというか・・・生意気になってきたというのは、自分の考えが出てきているということ・・・
_________________________
岩谷篤人氏についての参考記事
野洲はまるで今年の川崎フロンターレを先取りするようなパフォーマンスを見せていた。両SBを高く上げ、CBの間にアンカーが落ちてビルドアップを開始。選手同士の距離を短く保ち相手を自陣に押し込むと、高い位置から厳しい守備で奪い 再びハイテンポのパス回しを始める。岩谷が求めたのは、足もとの技術だけではない。「世界最速のプレスバック」と号令をかけ続け機敏な守備も加味していた。
「こういう守備を実現するには、こんな繋ぎが必要なんや。それをJFA関係者やJリーグの監督たちに見てもらって、将来の参考にして欲しかった」(岩谷)
_________________________
*戦術編では、岩谷篤人氏が戦術的要素をどう捉えていたかについて、岩谷氏の言葉・思考をできる限り忠実に文章化しています。
*戦術編は、関係者のみ閲覧可能な【限定公開】記事が多くなると思います。
育成のための指導力を伸ばしたい!
子ども達のプレーを変えたい!
football を変えたい!
そんな志を抱いた指導者の一助になればと幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?