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◇生徒会長の支配⑥ ~ まゆみを黙らせる方法 ~
あすか「ふふふ、これからが本番ね」
先生が教室を後にしてから、あすか様が初めて口を開いた。
あすか「こうたくん。悪いんだけど教室に鍵をかけて、扉の前で待機しててくれない?」
こうた「はい?あっはい。分かりました」
こうたとしても、なんで自分がそんなこと言われたのか分からないのだろう。
でも、黙っていうことを聞いた方が良いことは空気から察したらしい。
この様子だとこうたはまだ何も知らないのだろう。
まゆみ「ねぇ、あすか。なんのつもりなの?この前の写真もどういうつもり?」
あすか「何?写真だけでなく、生徒会メンバーにあんたがやってること具体的に言って欲しいのかな?」
まゆみ「ちがう!こんなことしてどういうつもりかって聞いてるの?」
あすか「さっき説明した通りで、これからの生徒会企画と運営は基本的にだいきくんに任せるから」
まゆみ「ちょっと聞いてるの!?」
あすか様はまゆみの言葉を無視して、今後の運営に関する話をし始めた。
まゆみとしてはたくみが生徒会に入るから立候補しただけで、特に思い入れがない。
悪いことをしているのなら、暴露されるのは具合が悪いに決まっている。
あすか「うるさいわね。だいきくん、企画などはだいきくんが計画して、みんなに伝えて。意見がまとまったら、私に教えてね。」
だいき「分かったよ…」
まゆみ「いいかげんに…」
あすか「だいきくん、このうるさい女を黙らせるのを手伝ってくれる?」
教室の中は静まりかえっていた。
屋上では勢いよく言葉を返していたすみれも先輩の前なので、なかなか発言が難しいのだろう。
しかし、まゆみがこんなに叫んでいるのに、たくみが全く口論に加わらないのはなぜだろう。
あすか「だいきくん、こっちにきてもらえる?」
僕は黙ったまま、あすか様の座っている椅子の前に向かう。
これからいったい何が始まるのか。
さっき犠牲になってもらうと言われたのは今からのことなのか?
あすか「ちょっとそこに座ってね」
そう言うとあすか様は立ち上がり、体操座りをするように声をかけた。
ゆっくりと肩に手をかけ、座るように促した。
そして、自分は再度椅子に座り…
あすか「まゆみさんはたくみくんが大好きだよね。さっきから黙っている彼がこんな目に合いたくなかったら、静かにしましょうね」
みんなが見つめる中、あすか様は僕の両腕を掴み、股間あたりに足を伸ばした。
そして、ゆっくりと上靴を上下に動かして刺激を始めた。
だいき「あすかさん、何を…あっあっ~」
教室に僕の情けない声だけが聞こえていた。
あすか様は無言で僕の顔を見つめながら、ゆっくりと足を動かして刺激を続ける。
僕は中学3年生になるが、もちろんこのような経験は初めてだった。
自分以外の人間に刺激をされ、どのようにすればよいか分からない。
何よりとても恥ずかしい。
静かな放課後の教室でとにかく声が出ないように我慢をしながら、同じリズムでやってくる快楽と恥ずかしさを受けるこの地獄のような時間が、早く終わることを願った。
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