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金洙暎「陶酔の彼岸」

人は言いようもなく哀れなものだが 俺が恥ずかしいのは人よりも あの鳥というやつが 俺がいる部屋の上に来て止ったり あるいは その影がもしや見えたりしまいかと恐れるのも 俺は何者にも陶酔するのが嫌いだからだ

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      Yoon-Jiyoung「Blue bird」

      해가 지지 않는 (陽の沈まない) 밤이 계속되고 (夜がつづき) 우리는 겁에 질려 (わたしたちは恐れることに飽き) 누가 먼저랄 거 없이 (だれからともなく) 거리로 나갔네 (道へ出ていった) 불이 가득 켜진 (灯のついた) 거리에 갔을 땐 (道に着いたとき) 아무 말도 없는 (何も話さない) 사람들을 봤네 (ひとたちをみた) 약속된 침묵을 (約束された沈黙を) 깨고선 누군가 (破るとだれかが) 구역질을 했네 (吐いてしまった) 무슨 말을 할 진 아는데 (何というべきかわかるのに) 나서는 이는 하나도 없었네 (声をかける者はだれもいなかった) 밀려오는 멀미에 어지러워져서 (こみあげてくる吐き気に耐え切れず) 강가로 가 내 몸을 던졌네 (川辺に自分の身体を投じた) 내 몸이 떠오르면 (わたしの身体が浮かんできたら) 꽃을 던져줘요 (花を投げてね) 나는 그렇게 기억될래요 (わたしはそうやって記憶されたい) 바람에 실려 (風に吹かれ) 더는 보이지 않으면 (消えてしまったならば) 떠나가 여길 돌아오지 마요 (立ち去り、ここへ戻ってこないで) 다시는 날 보러 오지 마요 (二度とわたしに会いにこないで) 머릿속을 가득 채운 내 친구의 (頭のなかに広がる友だちの) 간절한 표정과 건조한 눈빛과 (切実な表情と乾いた眼差しと) 한 번의 위로를 하지도 못했던 (一度もいたわってあげられなかった) 내가 생각났네 (わたしの姿が思い出される) 무슨 말을 할 진 아는데 (何というべきかわかっているのに) 나서는 이는 하나도 없었네 (声をかける者は誰もいない) 밀려오는 멀미에 어지러워져서 (こみあげる吐き気に耐え切れず) 강가로 가 내 몸을 던졌네 (川辺へ自分の身体を投じた) 내 몸이 떠오르면 (わたしの身体が浮かんできたら) 꽃을 던져줘요 (花を投げてね) 나는 그렇게 기억될래요 (わたしはそうやって記憶されたい) 바람에 실려 (風に吹かれ) 더는 보이지 않으면 (消えてしまったなら) 떠나가 여길 돌아오지 마요 (立ち去り、ここへ戻ってこないで) 다시는 날 보러 오지 마요 (二度とわたしに会いにこないで)

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        ちゃんへん.「ウトロゴスペル」

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          A-Musik「反日ラップ」

          http://am.jungle-jp.com/e_ku_iroju/black01.html

        金洙暎「陶酔の彼岸」

          【映画】『ミシンを踏む女たち』(2022年)

          全泰壱という「神話」以降の女性たちの生を描く。 監督:이혁래(イ・ヒョンネ) / 김정영(キム・ジョンヨン)

          【映画】『ミシンを踏む女たち』(2022年)

          船は朝鮮へ行く/ナジム・ヒクメット

           在朝鮮トルコ軍部隊の編成を更新するため、トルコ本国で新規の軍隊が補充され派兵されるであろう。  朝鮮戦争中にトルコ軍部隊が更新されるのは四度目である。 × × ×     トルコの刑務所は、トルコ軍部隊朝鮮派兵に反対した愛国者や平和擁護者で充満している。囚人のなかには労働者、農民、手工業者、男女学生、知識人たちがふくまれている。軍の営倉に入っている囚人は拷問や責苦をうけている。軍事裁判所の検察官は彼らに絞首刑を求刑する模様。 新聞記事 世間では子どもたちがそだってゆく

          船は朝鮮へ行く/ナジム・ヒクメット

          故郷の呼ぶ声/ジット・プミサク

          たそがれた空に 夜のとばりが 黒い緞帳のように 暗くのしかかる 郷里から引き離されて うちひしがれたこころにも似て 沈痛の闇がひろがる 土地と自由 人権と尊厳 勝ちとるために闘い 家から遠く引き裂かれて 見捨てられた森のように 葬り去られた かつて翼ひろげた鳥のように 風に乗って 自由に 陽気に 大空を飛びまわっていた 最愛のかの地は 幾百の宮殿にもまさる かつての夢 美しい夢は いつもこころを満たして離れない その希望は揺らいだことがない 必ずとりもどすのだ という

          故郷の呼ぶ声/ジット・プミサク