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情報の洪水と既存の働き方の狭間で私たちは今どう生きるかを迫られている

今日はあんまり料理とは関係ないです。

私は大阪に住んでいます。
帰りの電車はサラリーマンが立ったまま寝てる姿がよく見え、日々の疲れを感じさせます。

いま世界は5Gが話題となる超加速度的情報社会

基本的な情報はスマートフォンから簡単に取得でき、家の外から家電も操れる自体です。
我が家のアレクサも毎日元気に働いてくれます。

身の回りのすべてのことが10年前とは比べものにならないくらい便利にスピーディーになっている現在

それでも疲れてるサラリーマンはいなくなりません。

生活が便利になる技術が進歩しているにもかかわらず、人々の私生活の時間はまだまだ少ない。
テクノロジーは時間を生み出しているのに個人レベルに置き換えると時間が少なくなっている。

そんな状況を見るとものすごい矛盾を感じることがあります。

おそらくそれは個人のテクノロジーへの理解が本質的に不足しているなと思います。

アレクサに今日の天気はと聞いて答えられる姿を見てこのデバイスは天気を教えてくれるものと言う認識が一般的ですが、人の音声を拾いそれを理解し検索し話す。
実は1番重要なのはその日の天気ではなくAIが行うこのプロセス自体が個人にインストールされるべきだと思っています。

AI vs 教科書の読めない子供達

でも紹介されたように
現在の大人は目の前にあるテクノロジーに対して表面的な部分しか見えておらずその本質的な内容や素晴らしさを全く理解していないので、生活の根幹変わることはなかなかないと思います。

料理人に置き換えると

AI VS ルセットの読めないオヤジたち

でしょうか。

現在のAIやコンピュータシステムのテクノロジは決してコンピューター関係の人々だけを幸せにするツールではありません。
ただそれ自体をここの生活に落とし込むことができずにいることがサラリーマンの残業や私生活の不充実さを招いているのかと思う思います。
AIを活用したり最新のテクノロジーをしっかりと理解した上で使えれば業務の内容もおそらく3分の1は減らせると思うし残業なんて非効率な事はしなくても良いのかもしれません。

今までこうやってやってきたから、それが伝統だから、新しいものはあまりよく理解できないと否定から入るのではなく、自分にもできるだろうか、これをやってみたらどういう結果が生まれるのか

を楽しみながら考えその上で新しいテクノロジーをしっかりと勉強し理解し使用していくことが大人に求められる行動だと思います。
これからの子供は生活のいろんな部分でAIが登場してくると思います。

そんな中で本を読むこと自体もしなくなり耳から情報を得てすぐになくなってしまう記憶となるのはとても悲しいです。

本質を理解すると言う事はそのものがどういう背景で作られたかどういう思いで作られたかを理解することで決して表面的な恩恵を受けることではありません。

今は果てしなく広がる情報の海に豪華客船で私たちは旅に出ている状態です。
船底に開いたスマートフォンサイズの穴が情報をドンドンと客室に水を入れ個人レベルの機械では生活が沈没しそうな位です。

そのくらいの過激な情報社会なので情報の取捨選択、正しい情報の使い方と間違った情報の判断と言うものはこれから先とても必要な能力となります。また情報の本質を見つけ出すような読解力も必要になります。

超情報化社会の今だからこそ洪水のような情報を浴びてしまったら自分で考える暇もなく溺れてしまいます。

情報化社会の波を止める事はもはやできません。

もはや情報社会は自然と同じような存在になってきたと思います。人間は長い間自然と共存し自然を理解し自然に歯向かうことなく流すように言ってきました。
これからの時代は情報社会やネットワークがその自然の1部に加わります。
そうなった未来はテクノロジーや情報を知らないからと言っては済まされない状態です。

落合陽一さんのおっしゃっている計算機自然の時代はもう到来しているかもしれません。
私たちは生活の考え方や働き方と言うもの自体をしっかりともう一度考え時代に沿った形に変えていかなければいけないのかもしれません。

2020/1/31

働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。