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100均素材でコンポストデビュー!1ヶ月後の変化と3つの気づき

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのあや(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています。

100均素材でコンポストを始めて1ヶ月が経ちました!
今回はコンポストの変化と、ビギナーが感じた3つの気づきをシェアします。


コンポスト開始1ヶ月後の変化

【Before】コンポスト開始3日後の様子
【After】1ヶ月後の様子

コンポストを開始して1ヶ月、微生物の発酵分解が進み、土がかなり黒色になってきました。
毎日フルーツや野菜の皮などを投入しているため、終わりが見えません(笑)。
一度投入を止めて、完全に熟成させようと考え中です。

当初、100均で買ったバッグ型ネットの網目が大きく、開始3日目でコバエが大量に発生して大変なことに……。
そこで、網目の細かい洗濯ネットを新たに購入しました。


◆◇◆前回の記事はこちら◆◇◆

また、慣れないころは、調理時に他の生ごみと分ける工程が手間だと感じていましたが、今では自然とできるようになりました。

鉢の下は湿気が溜まりがちなので、台を置くなどして通気性をよくすることをおすすめします。

ビギナーが感じた3つの気づき

①家庭から出る生ごみの量の多さ

左:コンポストに投入できる野菜のくず 右:燃えるゴミ

あるとき、1回の調理時に出た野菜くずを計ってみると390gもあり、その多さに驚きました。
これまで、なるべくごみを出さない生活をしていたつもりだったのですが、実際に数字を見るとまだ課題があると感じました。

当然、野菜をたくさん使う料理など、調理内容によって生ごみの量に差が出ます。
そのため、微生物の分解が追いつかず、一時は生ごみの投入を止めることもありました。

一方で、この取り組みを各家庭ができる範囲で行うと、街全体で出るごみやCO2の量がかなり変わるのではないでしょうか。

橋本市など自治体によっては、生ごみ処理機の補助金を出しているところもあります。
このような取り組みが和歌山県全体でも行われていくといいですよね。


②生ごみが堆肥に変わる喜び

離乳食で飲み残した麦茶もコンポストへ

これまで生ごみだったものが、栄養たっぷりの土(堆肥)になる。
ごみ袋に入れる必要がなくなり、燃やされない。
その事実が単純にうれしくて、土を育てている感覚になっていきます。
定期的に土をかき混ぜていると、分解が進んでいく様子を観察でき、「こうやって食物連鎖は進むんだ」と肌で感じられるのです。

下の子が離乳食を残しても、以前は「せっかく頑張って作ったのに」と残念な気持ちで捨てていましたが、「土に還るんだからいいや」と思えるようになりました。

上の子も、「ママ何しているの?」と興味津々。
「野菜や果物の皮や種は、いずれ土になってまた次の食べ物を作れるんだよ」と説明すると「ふうん、すごいね」と感心していました。
夫はまだ興味がありませんが、少なくともコンポストが堆肥になるということは理解しているようです(笑)。
家族の中で、こういった話ができるようになったのも進歩だと思います。

③まずは自分が持続可能な状態でありたい

今後はコンポスト専用バッグも使ってみて、自分に合った方法を見つけたいです。
というのも、一ヶ月続けてみたものの、虫はやはり苦手だったため、なるべく侵入を防げる容器がいいと感じたからです(笑)。

実は、1日の疲れがピークに達する夜は、勝手口に出るのも億劫で「今日はもうしんどいなあ」と心が折れてしまうことも。
今はそんな自分もOKということで、ストレスをかけずにマイペースに続けようと思います。
コンポストマスターへ道は、まだまだ続きます……。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:土岐

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