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食品ロスに関するアンケート(2022.8実施)結果報告&考察

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのわかめ(♀)です。

このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

8月にみなさまにご協力をいただき実施した、食品ロス削減に関するアンケート。

今回はこちらのアンケート結果について、考察を交えて報告させていただきます❗️

先日、ホッピング食ロス対策メンバーとzoomミーティングをしました。

その中で今回のアンケート結果についての考察をし、今後の活動についても話し合いました。

アンケートは107件のご回答をいただき、質問ごとにグラフ化しています。

回答者の属性としては以下の通りです。

【性別】女性98名、男性9名
【年代】20代〜70代
【お住まい】和歌山県内(和歌山市84%

集計結果については、こちらのPDFファイルからご覧いただけます。


以下、アンケートの回答をもとにプロジェクトメンバーと考察した内容も含め、まとめてみました。

◆買い物に行く前の行動について

アンケートの回答では、買い物をする場所として一番多かったのはスーパーで、次いで宅配やネットショッピングでした。

また、買い物に行く日については、“曜日や日にちで決めている”、“特売日に行く”という回答よりも、
“食材が少なくなったら行く”、“特に決めていない”が、7割を占めていました。

普段の買い物では、冷蔵庫や食品庫をチェックして、買い物リストをつくってからでかける方も多く、食品ロスの削減につながる行動をされていることもわかりました。

プロジェクトメンバー内では、特に買い物に行く日は決めないという人が多かったです。

◆値引きシールについて

おつとめ品や値引きシールがついた商品を毎回購入する人が4割近くいました。

週に1〜2回、月に1〜2回の購入の方もいますが、
購入しないという回答は4名と少なく、値引きシールが貼っているものも比較的購入されていることがわかりました。

夕方の時間によく買い物に行く方と、そうでない方では値引きシール自体の数も違いますが、すぐに使う食材であれば、おつとめ品でも品質には問題はありません。

個人的にはおつとめ品も利用していきたいと思っていたので、プロジェクトメンバーと考えを共有できてよかったです。

◆卵の賞味期限について

本アンケートでは賞味期限と消費期限についての質問もあり、
“どちらともいえない”が一番回答数が多かったです。

おそらく食品の種類によって、気になるものと気にならないものがあるのかなと予想しています。 

プロジェクトメンバーからは、卵の賞味期限についての議論があがりました。

みなさんは、卵の賞味期限が切れてから、どのくらいまで使いますか?

1週間、2週間という回答もある中、『卵は期限を迎える前に使い切ってしまう』など、家庭の状況によって様々な意見がありました。

賞味期限はあくまで目安ではありますが、食べれる分を購入するというのも、食品ロス削減には大事ですね。

◆消費期限とてまえどりについて

おつとめ品、値引きシールついては、主に肉類、惣菜、魚といった品目をよく買うという回答が多かったです。

プロジェクトメンバーも、惣菜やパン、牛乳などの日配品は値引きシールが貼っているものををよく購入するとのことでした。

比較的おつとめ品を買う方が多い一方で、こちらのnoteでも紹介した《てまえどり》についての質問では、
半数の方が日配品は陳列の『奥から取る』との回答で、てまえどりについての認知に課題があると感じました。


◆有料のレジ袋について

アンケートの最後に、有料のレジ袋の利用についての質問を掲載しました。

こちらの回答については、6割の方が毎回エコバッグを利用しているとご回答くださいました。

時には有料のレジ袋を購入する方もいますが、毎回購入するという方は4名にとどまっており、
買い物に行く時にはエコバッグを利用するということが日常になっているのだなと、プロジェクトメンバーも納得の回答でした。

◆まとめ

今回、107件という多くのご回答をいただくことができた食品ロスに関するアンケート。

プロジェクトメンバーが回答の考察をする中で、今後の活動の課題等もみえてきました。

特に、賞味期限を気にする方の割合に比べて、手前どりについての認知が改善の余地があると感じました。

お店での陳列や表示の工夫なども含めて、これからもみなさんと一緒に、食品ロスの削減について考え行動していきたいです。

今回アンケートにご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします✨


和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:岡部


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