おしゃれたのしい♪きものリメイク@有田川町
こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのわかめ(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!
今回は有田川町できものリメイクにチャレンジした方を取材させていただきました!
きものリメイクについて取組むきっかけとなったのが、
和歌山でも開催されている“ぐるり”という物々交換会です。
ぐるりでは、服や食器、電化製品など、たくさんのモノが交換されていますが、着物もいくつか集まっています。
ぐるり交換したこちらの着物を試着したところ、わたしにとっては丈が短く、袖の長さも足りなかったため、この時は羽織るだけのスタイルで合わせてみました。
とはいえ、普段使いにするにはハードルが高い気がしまして…。
そこで、以前ぐるりでもお世話になっていた林さんからのご紹介で、
有田川町で入園入学グッズのオーダーメイドをされているこすずさんにお声かけをさせていただきました。
※こすずさんの作品はラクマやInstagramからご覧いただけます。
「きものリメイクには興味があった」というこすずさん。
これまで、なかなかきっかけが無かったとのことで、今回は試作品づくりからチャレンジしてみることになりました。
まずは、すでにリメイクされているものを確認し、丈の長さや縫い方を研究。
その後、実際に裁断と縫いつけを行いました。
こちらの着物は柄も良かったので、丈を合わせるだけのリメイクで、とても素敵に仕上がりました!
ただ、一見簡単なように見えますが、生地によっては縫いにくかったり、裏地の処理が必要だったり、手間は少々かかることがわかりました。
こすずさんの研究熱心なところが、このような素敵なリメイク品をうみだしてくれました✨
そして、羽織りのリメイクにつづき、
こちらは使われていなかった反物から服をつくるプロジェクトにも挑戦されていました!
長らくしまわれていた綺麗な反物から、型紙を使って服を仕立ててもらいました。
型紙があるとはいえ、やはり服を作るのは大変です。
それでも、柄がすてきなショートパンツや、
かわいいチュニックができあがりました!
サイズ感もぴったりで、とてもオシャレです✨
お気に入りの服があれば、何度も着たくなりますし、お手入れにも気をつけますよね。
そんな服が一着でも多く手元にあるといいなと感じました。
いまや、服の大量廃棄は社会問題となっています。
服がごみとして出された場合は、再資源化される割合は5%程で、
ほとんどはそのまま焼却・埋め立て処分されるそうです。
その量は年間で約48万トン。
この数値を換算すると大型トラック約130台分を毎日焼却・埋め立てしていることになります。
リサイクルやリユースも増えてはいますが、まだまだ廃棄の方が多いのが現状です。
和歌山は紡績の街としても知られており、綿織物の歴史もあります。
和歌山でつくられた品質の良いものを、長く着ることができたらいいですよね♪
簡単に買えて、着れなくなったらすぐ捨てるのではなく、
大事に着たいものを長く愛用する、そんな服の使い方をしていきたいと感じました。
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:岡部
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