みつろうラップをつくってみました
こんにちは! 和歌山食と暮らしプロジェクトのわかめ(♀)です。 このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に 「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに 「暮らし」を考えるヒントを共有していく… そんな取り組みをしています!
先日、コープ自然派おおさか・和歌山センターさんで開催されたイベントに行ってきました♪
途中雨の降る場面もありましたが、会場はたくさんの人で賑わっていました。
子どもと一緒に行ったので、体験ブースもまわり、バスボムづくりやぬりえ、配送車に乗せてもらうなど楽しませていただきました。
さらに、今回はみつろうラップのブースもあり、以前から興味があったので体験してみることに!
◆みつろうラップとは
そもそも、みつろうラップはどんな使い方ができるのかを詳しく知らなかったので、まずは使い方から教わりました。
みつろうラップでできることは、主にこの5つです。
包んで保存
かぶせて保存
蓋の代わり
お皿の代わり
包んで持ち歩き
コーティングに使われている蜜蝋やホホバオイルには、抗菌性と天然の保存性があり、野菜等を包んで保存すると食品の持ちもよくなるのだそう。
水で洗って何度も繰り返し使えるため経済的で、使う布も好きなデザインでつくることができることも魅力です。
今回みつろうラップのつくり方を教えてくださった子育て中のママからは、
「みつろうラップを一枚、いつも保存袋に入れて持ち歩いています。子どもの残したパンやお菓子などを包んでおくのに便利ですよ」
と話してくださいました。
小さなお子さんがいると、途中で食べれなくなったりすることもあるので、ひとつ持っておくとお出かけ時にも何かと使えそうですね♪
◆みつろうラップのつくり方
まずは、好みの柄の布を選びます。
今回用意してくださっていたサイズは20cm×20cmの大きさでした。
布を選んだら、みつろうを乗せていきます。
今回はみつろうの塊を削って、それを布の上に置きました。
下にはアイロン台とその上にチラシ、クッキングシートなどを敷いていました。
まんべんなく置いたら、クッキングシートを敷き、その上からアイロンで加熱します。
一度シートをはがしてから、みつろうが足りていない箇所があれば追加して再度アイロンで広げていきます。
色が変わってしっかりみつろうが染みたことを確認してください。
布にみつろうがしみこんだら、5分ほど乾燥させて完成です!!
とっても簡単♪
◆みつろうラップを使うのときの注意点
家に帰ってから、早速残り物の入ったお皿にかぶせてみました。
絵柄がかわいいので、いくつか並べてもおしゃれに使えそうです!
みつろうラップは体温ほどの温度でやわらかくなり、冷たくなると固まる性質があり、容器にかぶせてから、手でしばらく包むようにしてやわらかくして形を整えます。
その後、 冷蔵庫で冷やすとさらに固まるので、しっかり蓋をしてくれます。
ちなみに使った後は、冷たい水で洗って乾かすだけでお手入れできます。
洗剤はアルコールが入っているものだとみつろうや使用する樹脂が溶けてしまうことがあるので、汚れがひどいときはアルコール不使用の洗剤を少量つけて洗うようにしてください。
また、みつろうの融点は約65℃程度なので、食洗機や電子レンジ・オーブン・直火・冷凍庫での使用はできません。
さらに、レモンなど酸の強い食材に触れる場合や、蜂蜜アレルギーの人、1歳未満の乳児にはみつろうラップは使用しないほうがよさそうです。
生肉・生魚を直接包むのも避けた方が無難なので、器に入れて上からかぶせる程度でお使いすることをおすすめします。
使い捨てラップは便利ではありますが、繰り返し使えるみつろうラップがあれば、ちょっとした食材の保存もでき、また食材を長持ちさせることもできます。
すべてみつろうラップに置き換えることは難しいかもしれませんが、用途に応じて生活に取り入れることで、ゴミの削減にもつながります。
機会があればぜひ使ってみてくださいね
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:岡部
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