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冬といえば鍋

こんばんは。鍋を食べて体を温める。冬の醍醐味の一つですね。
鍋は問答無用で美味しい。このことについて今回は考えてみました。

この写真の鍋は実は2日目のものだ。プチット鍋の塩味にキムチを入れてアレンジしてみた。
具は豆腐、卵、キムチ、キャベツ、玉ねぎ、豚肉。
まずざっと鍋はなぜ美味しいのかを考えてみると、味という側面と心理的な側面が挙げられると考えた。
・味
鍋は出汁にたくさんの具材を一緒に入れる。その具材が一つの出汁になり、鍋を作り上げている。そしてそれらの具材を出汁と共に食べる。美味しいに決まってる。
しかしこれだけだと味噌汁や豚汁などと条件は変わらない。
ここでそれらの汁物と心理的な側面で差別化を図れるのが鍋の魅力だ。
・心理的側面
鍋は食卓を囲んで家族や友人など複数人で食べることが多いだろう。それが鍋の美味しさを増加させる。複数人で美味しいものを食べると、その美味しさを他人に共有する。その際に「〜が美味しい!」などと言うことがあると思う。それこそがまさしく美味しさの言語化の一つであり、言葉にすることでよりその美味しさを際立たせてくれるのだと思う。そして鍋は同じ具材を他人と共有できる料理の一つであり、上記のように他人と食事を美味しくしてくれる土台ができているのだ。

ここまで長々と格好つけて書いたが、今回この鍋は一人で食べた。そう、一人で食べようと複数人で食べようと、美味しいものは美味しいのだ。しかし他人と食べた時の方が美味しく感じる。それには心理的側面で記載したような理由があると思う。

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