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【食】私が選ぶ植物性ミルク in カナダ & イギリス

みなさんこんにちは。
うちの冷蔵庫にはもう何年も牛さんのミルク = 牛乳はなく、菓子を作る時も植物性ミルクで代用しています。

今回は多種多様な植物性ミルクの中から私が選ぶ商品とその理由、そしてちょっとした栄養素のお話です。

ちょっと昔の記事でも触れましたが、私が約3年前に渡英してまず驚いたのは植物性ミルクの種類の多さでした。
これは最近引っ越したカナダでも同じで、一般的なスーパーでもオーツ、アーモンド、カシューナッツ、ココナッツ、大豆、お米など何種類もの植物性ミルクが並びます。

このようにミルクのラインナップが豊富なのは、国そのものに食文化の多様性があると共に、環境に配慮している人も多いからかなと感じます。
畜産を通して排出される温室効果ガスの量は、飛行機や車などの乗り物から排出される量より多いそうです。

私の常備ミルク

さて、私が普段飲んでいるミルクと言えばスタンダードなのがオーツミルクです。イギリスに住み始めてから飲むようになり、オートミールはもちろん、料理やお菓子作りにも使います。

オーツ以外だと豆乳とアーモンドの使用頻度が高く、豆乳はプロテインが必要なとき、アーモンドはナッツっぽい香りが欲しいときなどに使うことが多いです。
ただ、この2つはコーヒーや紅茶に入れると分離してしまうのが好きでなく、我が家の常備ミルクとはなり得ませんでした。ちなみにオーツミルクは飲み物に入れても分離することはありません。

ナッツの香りが好きな人は、カシュ―ナッツやヘーゼルナッツなども面白いと思います。私もカフェで見つけたら試してみたりします。

イギリスで飲んでいたのはコレ!

私がロンドンに住んでいた頃によく買っていたのは冷蔵で売られている濃い青色パッケージのOatlyでした。(※Oatlyは常温保存できるもの、オーガニック、バリスタ用など沢山の種類があります。)

何が良かったって、まずは飲み心地!牛乳のような、ミルキーでトロッとした感じがあり、特に温めて飲むと美味しかったです。臭いや味は強くなく、ほのかな甘みがある程度なので、料理や菓子作りに使いやすいのもポイントでした。

また、植物性ミルクで懸念材料とされがちな添加物も注意すべきものは入っておらず、むしろビタミンやミネラルが入っているので特に妊娠中はこればかり飲んでいました。
日本にも進出してくれると良いなと…強く願っています!

カナダで飲んでいるのはコレ!

カナダでも既に数種類のオーツミルクを飲みましたが、結局よく買っているのは Elmhurst のオーツミルクです。
“Only 3 ingredients! (材料は2つだけ!) ” と書かれたパッケージに目が留まったのが購入のきっかけ。材料は “水、オーツ、塩” だけです。

味も美味しいですし、添加物が無いのは魅力的であり、子供の離乳食にも安心して使用できるので他のナッツミルクと共によく購入しています。
他のメーカーと比べてお値段が高いことだけが残念なところ。

あとはカナダでもOatlyが販売されているので時々購入します。こちらの商品にはカナダ産のオーツが使用されているんだとか。
ただ、今のところ販売されているのは常温保存タイプだけで、添加物、栄養素共にイギリスの冷蔵タイプの商品とは違いがあります。

気になる栄養面と添加物

植物ミルクを選ぶ上で気になるのは栄養面や添加物ではないでしょうか。「タンパク質不足になる!カルシウムが足りない!」という声を聞くことがありますよね。
でもタンパク質やカルシウムを摂取しているのは牛乳からだけではないので、自分に足りていない栄養素を把握して食事をすれば特に問題ないと私は考えています。

例えば、ザックリではありますが下記のような特徴を踏まえると、ご自身に合った植物性ミルクの選択がしやすいかと思います。

✓タンパク質多め - 豆乳 (牛乳と同量又は牛乳よりも多いタンパク質量)
✓カルシウム多め - オーツ (牛乳よりも多いカルシウム量)
✓カロリーを抑えたい - アーモンド (カロリーは牛乳の半分以下!)
✓コレステロールが気になる人はココナッツミルクを避ける (飽和脂肪酸が多い為)

また、添加物と言われればそれまでですが、ビタミンなどが加えられているものを選べば、それなりの栄養素が摂取できるものです。ちなみに添加物がある方が牛乳っぽい飲み心地を感じることができます。

私が必要ないのでは?と考えるのは糖類です。飲みやすくする意味もあるのでしょうが、植物性のミルクはわりと甘味やフレーバー (バニラやチョコ味など)が加えられているものが多いので、購入するときは必ずUnsweetened となっているものを選んでいます。

栄養素云々より、とにかく添加物は取りたくない方は Elmhurst のように素材と水で作られたものが理想的ですね。ちなみにイギリスで購入するのであれば Plenish というブランドがナッツ、水、塩だけで作られています。

そして究極はオーガニックのオーツやナッツを購入して自分で作ること。
①浸水→ ②ミキサーなどで粉砕→ ③水分 (ミルク)を搾る。という、シンプルな工程で作れるので興味のある方は作ってみるのも良いかと思います。

まとめ

今回はイギリス・カナダで私が選ぶ植物性ミルクについて書いてみました。
もちろん牛乳だからこそ出せるミルキーな味や飲み心地もありますが、植物性ミルクもわりと美味しく、それぞれの特徴を理解すれば栄養面で心配するほどのことはないのでは?と感じています。
より多くの人が自分好みの植物性ミルクに出会えると良いな。。。
Thank you for reading!

植物性ミルクのパッケージはポップに商品情報などを記載しているものが多い


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