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マックの裏側 第13回目

 故・藤田田氏は外食畑の経験がなかったが,米国と輸出入の仕事でユダヤ人との取引があり(欧米の輸出入に従事している人の多くがユダヤ系の人である。ユダヤ人は迫害され故郷を失った経験から、身につける仕事はどこの国に行っても使える技術やビジネスであった。そのため、科学技術者、弁護士、会計士、医者、等の専門職を身につけた。ビジネスでは換金性の高い、宝飾品、石油業、牛肉などの食肉業、輸出入業が多い。)、その関係で米国マクドナルド創業者の故レイ・クロック氏と知り合い、故・藤田田氏が故レイ・クロック氏に気に入られ、日本マクドナルドを合弁で創業したのだ。
http://news.infoseek.co.jp/article/keizaikai_pid_15775

 故・藤田田氏のマクドナルド成功の功績は2人の人による。1人はマクドナルドを故・藤田田氏に繋いだマイコラスというユダヤ人。もう一人が1号店を開店させた銀座三越店長の故・岡田茂氏だ

 合弁の話をつないだのが、当時故・藤田田氏の個人会社藤田商店のシカゴ支店長であった、マイコラスという人だ。マイコラスはユダヤ人で、故・藤田田氏が米軍の日本駐留軍で働いていた時に知り合ったユダヤ人の一人で、貿易商をしていた。そのマイコラスが、故・藤田田氏に貿易を教え、帰国して個人で輸出入を営んでいた。

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