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南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から

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ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。 数年前より、欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。  プーリアといえばイタリアの食料庫と…
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記事一覧

「繋げる」

10世紀のイギリス、カンタベリー大聖堂のシジェリック大司教の日記に記されたフランス、スイス…

秋の味覚

ハロウィーンといえば、かぼちゃ。カボチャといえば色々な種類がありますが、我が家で毎年作っ…

パンツェロッティ

パンツェロッティ、聞いたことありますか? 簡単に言えば、揚げピッツァでしょうか。 ピッツ…

塩漬けオリーヴ用のベッラ・ディチェリニョーラ種

天高く馬肥ゆる秋、今日も雲ひとつない秋晴れの空が広がるヴァッレ・ディートリアです。 昨日…

プーリアでしか体験できないようなワークショップ

プーリアに戻って早々、日本からお料理教室の先生とその生徒さんたちが我が家においでください…

オレキエッテ

佐伯の食材を使ったプーリア料理の会を企画しています。東九州とプーリアの共通点を追求するの…

「世界一」の醤油

その名も「世界一」の醤油を見つけました。大分で醤油と言えば、フンドーキンというほど親しまれている醸造会社、佐伯のお隣の臼杵市にあるフンドーキン醤油株式会社が3年間という長い時間をかけてギネス認定の世界一大きな木樽(高さ9m、直径9m, 容量540キロリットル)で醸造され、原料は国産丸大豆、国産小麦、天日塩を使ったこだわりの天然醤油です。お値段も普通の醤油の2,3倍、500mlで1,620円。 醸造家の技と知恵と微生物の力を借りて「ゆっくりと時間をかけて作っていた300年前の醤

旅行者のアシスト

3ヶ月ぶりに佐伯に戻ってきました。すでに夕方から涼しくなり、隣のお寺のイチョウの下を通る…

カッルーバ(Carruba)

以前から身近にあったものの、特に気にしてもいなかったのですが、久しぶりに食べてみて「おっ…

手作りのトマトソース

今年のトマトソース作りが完了しました。270Kgのトマトで約4軒が1年間使う分量です。 果肉部…

九州産のアーモンドとプーリア産のアーモンド

プーリア中央部の我が家周辺では3ヶ月も雨らしい雨が降っていないので、実がパカっと割れて収…

食べることは生きること

ロンドンから夫の昔の同僚が家族を連れてプーリアの我が家のゲストハウスに遊びに来てくれまし…

サイクルツーリズムの新業態

観光シーズン真っ盛りのプーリアです。気温も連日35℃越え、ただ湿度が低いことと夜は気温が下…

ルーラルシック(ルーラル=田舎の、シック=垢抜けた)

プーリア中央部のブリンディジ県、さながらオストゥーニは緑色のオリーヴの樹海に浮かぶ白い客船のような美しい街です。そこにプーリアのアグリツーリズムの先駆けの一軒であり私たちが20年来親しくしているアシャーノ家があります。オリーヴオイル生産とアグリツーリズモ経営は二代目に引き継がれて彼らの努力とプーリアの観光ブームの波に乗り事業拡大中。先日、Gastro’(ガストロ)という名の新規事業のお披露目パーティに行ってきました。 https://www.facebook.com/prof