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南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から

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ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。 数年前より、欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。  プーリアといえばイタリアの食料庫と…
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記事一覧

オレキエッテ

佐伯の食材を使ったプーリア料理の会を企画しています。東九州とプーリアの共通点を追求するの…

「世界一」の醤油

その名も「世界一」の醤油を見つけました。大分で醤油と言えば、フンドーキンというほど親しま…

旅行者のアシスト

3ヶ月ぶりに佐伯に戻ってきました。すでに夕方から涼しくなり、隣のお寺のイチョウの下を通る…

カッルーバ(Carruba)

以前から身近にあったものの、特に気にしてもいなかったのですが、久しぶりに食べてみて「おっ…

手作りのトマトソース

今年のトマトソース作りが完了しました。270Kgのトマトで約4軒が1年間使う分量です。 果肉部…

九州産のアーモンドとプーリア産のアーモンド

プーリア中央部の我が家周辺では3ヶ月も雨らしい雨が降っていないので、実がパカっと割れて収…

食べることは生きること

ロンドンから夫の昔の同僚が家族を連れてプーリアの我が家のゲストハウスに遊びに来てくれました。彼女と夫ジョヴァンニが出会ったのは2人ともソウルの新羅ホテルで働いていた時なのでかれこれ約30年近く前になります。その後2004年にこちらで上田さんも書かれていたシドニー研修旅行に参加した際、見学に行ったハンターバレーのワイナリーで、予期せぬ再会を果たしました。当時彼女はシンガポール在住で、シドニーへは観光旅行中でしたので、本当に偶然です。それ依頼Facebookなどで繋がりながらも、

サイクルツーリズムの新業態

観光シーズン真っ盛りのプーリアです。気温も連日35℃越え、ただ湿度が低いことと夜は気温が下…

ルーラルシック(ルーラル=田舎の、シック=垢抜けた)

プーリア中央部のブリンディジ県、さながらオストゥーニは緑色のオリーヴの樹海に浮かぶ白い客…

アルベロベッロの賑わい

世界遺産であるアルベロベッロの町は、日本人観光客にとってプーリアでは一番知名度の高い場所…

イタリアの教育事情

今年の夏は、3ヶ月間85歳の両親を連れてプーリアで過ごしています。家族のイベントが大小色々…

”古き良き”ところ

大分県佐伯市の地域おこし協力隊に着任してまる8ヶ月を迎えようとしています。そのうち半分は…

プーリアにスポットライトが当たること

日本でそろそろ入梅、梅仕事の時期でもありますね。私はプーリアへ戻って最初の手仕事はアマレ…

プーリアへの帰省

3ヶ月ぶりに初夏のプーリアに戻って来ました。プーリア中央部ブリンディジ県のファサーノ周辺が6/13から始まるG7首相会議のメイン会場になるため、一行が通る主要道路はほとんど修復が終わったのでしょう、開催中は道路封鎖など不便も予測されますが、空港から我が家までの道のりはスムーズでした。 羽田から唯一の直行便であるイータエアウェイズに乗ってローマまで、そこから乗り継いで最終目的地のブリンディジまで最短で17時間かかります。ローマ便は日本人とヨーロッパ系と思われる外国人でほぼ満