東京都知事選　どうでした？

最近、色んな記事を書き溜めてたんですが昨日この話題をみてどうしても書きたかった！！
皆さん、今回の選挙の結果はどう思われますか？

私は　ある程度下馬評通りだなぁ〜　と思いました…が、同時にSNSをみていて思ったのです
なんか大丈夫か？！と…

正直、首都とはいえ地方の田舎神主の私はあまり都知事選を追ってなかったんですよね
ただ、気になる部分があったので注視はしていました。

以前、私の住む地域では現職の急逝により行われた市長選で
現職の後継より新しい風ほしくね？
という市民の声で、別の方がなって財政破綻手前までいきました

そんなこともあったため、ふんわりとではありますが一連の流れをみていたという経緯があります
ちなみに、今は元現職の後継さんがされて少しずつよくなっています

新しい風が悪いわけではありませんよ？
成功する事例もきちんとありますから

今回　目に入った　色んな話題

たまたまSNSをみていたら、いくつかと話題みました

1つ、麻原彰晃氏の顔を知らない若者　を無知という意見と伝えてない我々の責任もいう意見
1つ、神社へのポイ捨ては日本人でもする　という意見に対する批判
1つ、石丸氏への様々な意見　　です

これをみて私は思考がグルグルとなりました

これは若干、日本人の宗教アレルギーに起因していないかな？と

宗教アレルギー

この言葉は大学時代に教授が言っていた言葉の１つです
特にオウム真理教のサリン事件から特に酷くなった、と

宗教の話題を出すと、ヤバい人と思われがちな世の中のことをそう言っていました

また政教分離原則により、授業ではほぼなく、
宗教とは何か学ぶ機会は自分で調べたり専門の学校へ行くしかありません

故に、一般的には宗教とはどんなものなのか学ぶ機会がほぼないのです

宗教と政治

なんで都知事選から宗教の話になるんだ、と思われるかもしれません

ですが、本来は宗教と政治は切り離すことが難しいのです
宗教とは　思想　です
思想による主義主張　なのです
政治と少し似ていませんか？

世界の多くの国々では今でも政治と宗教は切っても切れません
しっかりと分離しているといわれるのはフランス位だったかと思います

アメリカ大統領は就任の宣誓の際には聖書に手を置きますし、トルコがEUに加盟できないのはキリスト教ではないからというのも理由の１つです
今も起こる戦争は、要因は様々ありますが宗教戦争が殆どです

世界の多くの国々では、宗教とは道徳であり規範、規則なのです

では、日本ではどうでしょう

古来より日本は祭政一致といって、祭り事と政はいっしょに執り行われていました
その土地土地に住まわれる神様を自然と信仰してタブーや道徳の元、暮らしてきました

仏教や儒教とはゆるやかに融合し、キリスト教は一時払い除けることで日本の思想を育んでいったのです

しかし、開国や敗戦により政治から祭り事　即ち宗教は取り除かれていき　現在の政教分離原則　があるのです

宗教は　思想　のひとつ

私は政治から宗教が完全に切り離せなくとも、特定の宗教を擁護せず、政治から分離させることはとても大切だと思っています

しかし
宗教がどの様なものか教育の現場から切り離されるのは違うのではないかと考えています

神様などを信仰することだけが宗教ではありません
人の、団体の、思想を信仰することは宗教に近いものを感じます

これを元に、過剰な主義主張が行われたり他の思想や主義主張を排除し始めるとカルトになっていくと私は思っています

今回、とある人物に対して少しカルトじみた方々をSNSでお見かけしました

自分は宗教なんて興味ないと思っている人が多いかと思いますが、宗教とはどんなものなのか
少しでも知っていくことで、カルト的なものへの耐性をつけていただきたいです

本来、日本史も世界史も、なんなら現代の情勢も宗教を切って説明することは難しいため、きちんと知識としてもっている必要があることだと思います

宗教　という言葉は
決定的な定義がまだなく、ぼんやりとしています
法律的な定義でいうと、信仰するものがあり、その信仰を礼拝、拝む施設があり、それを信じるものがいれば　宗教法人　として認められたはずです
(すみません…今回資料引っ張り出してないので覚書ですのでだいたいこんな感じ、です)

私は今回の都知事選も、ですが
少し前から　とある政党　とある人物　に対して少し宗教じみた部分がある様に見えています
一種の信仰　をしていると思うからです
実際に〇〇信者　なんて言葉も目にします

それ自体が悪いのではなく、そういう意識の少ないまま、過激になりカルトじみていくのが1番怖いと思っています
カルトじみていくというのは他候補やそれを支持する人を誹謗中傷したり、盲目的に信じることを私の感覚でいっています

人物や政党を支持することは悪いことだと思っていません

今、信者と呼ばれている方達は　宗教に似通ったことをしていると思っていない人の方が多いと思います
それは、宗教　というものに対して曖昧な認識しかないからです

今回は凄く文章がとっ散らかりましたが、言いたいことは
宗教という語に苦手意識があっても知識として知っていてほしいです
これがカルトなどに対する耐性になると思うからです
知らないと立ち止まることができません

前述したとおり、宗教と政治は切り離すことが難しいのです
だからこそ、宗教　について知ってほしいと願って今回記事を認めました
今回は思うままに書いてるので、本当に文章が散らかってると思いますがご容赦ください