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【子育て】子どもをダメにする方法、話を聴かない

子育て歴約20年、のいっしーです。

これまで試行錯誤の子育てでした。
あっという間に20年経ってしまいました。

子育ても最終段階に入り、反省していることはたくさんあります。

その中でも、最も「ああしておけばよかった!」と思っていることがあります。

それは、

我が子の話をちゃんと聴いてあげればよかった、ということです。

「ちゃんと聴く」って結構難しいです。
我が子でなくても、人の話を「聴く」って難しい。

で、自分が「親」という立場になると、さらに難しくなってくる、
と私は思うのです。

なぜなら、「親」なので子に対するスタンスは
その子に幸せになってほしい、です。
誰よりも、そう願っています。

ということである種、自分が指導者になったような
気持ちが入っていたように思います。

自分はいろいろな人生経験をしてきて、いろいろなことがわかっている。
それを我が子に伝えたい、という思いが強かったです。
自分が子どもを指導するみたいな立場にいると、思ってしまう。

そうすると、子どもが言ってきたことに対して
コメントしてしまうのです。

例えば、水泳選手とコーチ、みたいな関係。
選手は自分の技術の至らないところ、足りないところをコーチに
アドバイスしてもらうことを期待します。
コーチにとってもそれが仕事です。

でも親子はそういう師弟関係のようなものではない、と最近になって
やっと気がつきました。

私は子どもに「アドバイス」しなくてはいけない、という勘違いをしていました。

子どもが私に話しかけてきた時、よくやっていたことは

批評する(いい、悪い、を判断する)

不可能という(それは無理じゃないと言う)

比べる(他の人と比べる)

でした。

子どもの立場に立ってみれば、このような受け答えは、
いい迷惑、最悪、ですね。

子どもは、このようなアドバイスは親に対して全く期待していません。
ただ、日常の出来事を話したいだけ、
その時の自分の気持ちを聴いてもらいたいだけ、です。

そのことにやっと気づいたのです。ですので、心を入れ替えました。

私は、子どもにとって、世界で一番話を聞いてくれる人
遠慮も忖度もなく、自由に自分の思っていることを話せる人
自分のことをわかってくれる人

に、なりたいと思いました。

子どもが、「あの人には話しても無駄だから、話さんでおこう」と
なってしまう前で気づけました。

たまたま、この世で親子という関係で出会えた人にとって
最高の理解者、に自分はなりたいと思って行動を変えました。

もう一つの大きな気づきがあります。

それは、それが

「自分が自分の親にやってもらいたかったこと」

である、ということです。

親子関係における、最重要事項だと、強く思いました。

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