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過去の仕事 聞くのが怖かった先輩の意図を理解したきっかけ

昔の出来事の真相が、数年たって理解することができることがありました。ちなみに自分が気が付いたのはちょうど10年後。

今日も、記事を見つけてくれてありがとうございます。

今日は、少し新しいチャレンジをすることにしました。

記事の有料化です。

有料記事のきっかけ


とは言っても本当に記事を有料にするのではなく、記事の内容はすべて公開します。有料の記事を出すことは一つの目標としていましたが、どこかで以下のような固定概念がありました。

「有益な情報でないといけない。」
「自分みたいな記事に有料の価値なんてない、まだまだ先のこと」

と思っていましたが、そんな気持ちでやっていたらいつまでたっても先に進むことができないと思い、今回は実験的に設定をしております。
note大学の内容にも、気軽に設定をしてみる内容があったのでやってみようと決めました。

本題

前回、新卒の会社で初めて配属された女性の大先輩にコテンパンにされた話を記事にしました。

この話は「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」を痛感した話です。
ただ当時の自分は、先輩の方がもっと自分に接してくれていれば問題が発生することがなかったという答えを出していたので、納得できていませんでした。

ですが、数年後にフリーターとして仕事をしていたときに、当時の先輩の気持ちを理解できるエピソードがあったので、投稿してみようと思います。
(有料に設定をするので、内容をきちんとしてみます。)


フリーターとして先輩になるということ

自分が同期に説教を受けてから、10年後。
設営のバイトを5年ほど続けていると、社員さんからの指示でどの会場で、どの備品を、どれだけ用意するなどを理解することだけでなく、催事の開催状況等を頭にインプットして、どこのルートから搬入をするか?ここの通路だったら今の時間は問題なく使用することができるなどの応用や提案などもできるようになります。

なので、始まりから終わりまで仕事のプロセスを具体的にイメージすることができるまでに成長していました。

そんな環境の中で何年も仕事をすると、スポット対応をすることもあります。自分が内容をしっかりと聞いて、わからないことを社員さんに聞いて、こっちが理解をしてスポット対応に向かいます。

具体的は指示としてはこんな感じ

「〇〇の会場に椅子を〇〇脚追加する、場所は図面のこの場所」

想定以上のお客様が会場に入った時に、追加の椅子を納入するなどの仕事がスポット対応です。

ですが、入ったばかりだと何をすればよいのかわからないことが多く、物覚えの良い子ならば

「椅子の数は〇〇脚でいいんですよね?」とか
「〇〇の会場って、なんかのオブジェがあるところですよね?」

など、本人が持っている疑問を解消するために話をしてくれます。
ですが、当時ペアで仕事をしていた子は、特に何かを聞くわけではありません。何も聞かないので逆に理解しているんだろうなと思ったのですが・・・。(無口とかではなく、休憩中も雑談はしている子)

結果的に全然理解してなくて、自分が先導して仕事を指示していました。

このとき、変な感情が沸き上がってきたのをよく覚えています。

「なんでわかっていないのに、聞かないんだろう??」
「逆にわかっているのか不安になる。」
「不安を通り越してむかついてきた」

などです。

ですが、これを思った瞬間、10年前のことを思い出しました。

「このアルバイトの子が自分に聞かなかったことは、自分が10年前に先輩にやっていたことと全く同じだ!!」

些細なきっかけで、自分は10年前に女性の大先輩にやったことを受ける側に立つことができました。大きな成長でしたが非常に反省しました。


先輩の意図

スポット対応を終えた後、当時の自分は真剣に当時のことを考えました。
そこで、先輩の意図を理解することができました。

「先輩は、あえて我慢していた。自発的に聞くようになるまで。」

確かに、相手の欠点が見えたらすぐに指摘をするべきだと思います。
ただし、欠点を見つけて指導したとしても本人がその言葉を素直に受け止めなければ意味がない。
本当の意味でも反省はしないし、気が付きません。


究極の指導方法ですが、当時の先輩のスタンスは

「聞かないと答えない、我慢するスタンスを取ることで、わからないことをすぐに聞くことの重要性に気が付いてほしい。大切なことは言っても正しく伝わらないから。」

本人には二度と会うことができるわけではないので、答え合わせをすることはできません。
もっと単純なことだと思いますが、自分はこのように理解しました。
上司や同期に説教されることで、本当に失ったものを理解させ

聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」を言葉だけでなく、
本当の意味で理解させたかったのかなと思っています。

※そんな意図はこれっぽっちもないと思いますが・・・・考えすぎ??

おわりに

失敗すると、当たり前のように凹みます。
ですが、失敗して何かを失って本当に懲りて反省することでようやく人は成長をすることができます。

でも、言葉だけでは少し足りません。
自分も、「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」は知っていて知識としては理解できていましたが、実際に何かを失うことで言葉の本当の意味を納得できるのかなと思います。

この時に失ったのは先輩からの信用です。

当時は自分の黒歴史ですが、フリーターをやることで当時の意図を理解できました。
社会人に復帰したときは
「わからなかったら迷惑になっても即座に聞く」
ことが実践できているので、成長したんだなと思っています。

未熟で理解できていなかったことも、年を重ねて成長すれば当時理解できなかったことも理解できるようになる。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ふぉあぐら

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