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やってみたかった仕事でみえたもの 理想と現実はやってみないと見えてこない。

こんな仕事をやってみたいなとキラキラしている瞬間はあるけれど、実際にやることで理想と現実のギャップを思い知る。それは普段の仕事でもそうだし、新しいことでも同じ。

今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。

現在のプロジェクトに参画してからようやく2年の月日が経ちます。
実は自分の仕事はシステムの保守。新卒時代、劇的に変化する環境が苦手だったので長期でじっくり学びながらやってみたいなと願望があったけれど、やることでハッキリする部分がある。

思ってもいなかったデメリット(現実の部分)がわかるようになる。

仕事の愚痴とかではなく、仕事の種類によってはデメリットなくなるのではなくデメリットの種類が変わる

今日は、新卒時の悩みと現在の悩みについて話をしようと思います。


新卒時代:短期、仕事のルールが劇的に変わる、横に覚えないといけないことがたくさん

自分の新卒時の仕事は、銀行系のシステムを作ることでした。
しかも結構新規案件で真っ白な状態から何かを一から作るという感じ。
(コピーする雛形もそこまで多くなかったと記憶しています。)

何かを元にプログラムを作るのはある程度できていたのですが、
新規で作るというのは結構苦手。みんなできているのに自分だけ取り残される。

しかも短期で色々なことに飛ばされて、技術が中途半端になってしまうことが悩みの種でした。

ですが、それだけの力しかなかったので当然の結果ではあります。

新卒時代の悩み:長期である程度同じシステムの改修をする保守ならば時間をかけて学ぶことができるから、短期は嫌だな。長期プロジェクトに配属されて安定的に仕事ができるようになりたい

↑これが当時思っていたことでした。(浅はかな考えですww)

こんな悩みがあったので、やったことのなかった長期プロジェクトの仕事には変な憧れを持っていました。

現在の仕事:長期、仕事のルールはそこまで変わらない、縦に深く覚えることぐらいなのである程度安定はするが・・・・


現在の仕事は情報漏洩の関係でどういう仕事をしているかは言えませんが、長期プロジェクトでシステム保守の仕事。

依頼に対して、プログラムを改修してリリースして対応する仕事。

これと言って精神を壊したわけでもなく、休みも取れているので新卒時代に比べればわからないパニック状態にはならないです。

しかし、このプロジェクトをやったことで、今まで見えなかった理想と現実を思い知ります。

今後自分のキャリアを上げるうえで、このプロジェクトは必要なのか?

よくも悪くも、環境は変わりません。
なにか特別なことが起きない限りは業務は変わりません。
劇的な変化はないのである意味安定はしていますが、
システムで使っている言語も変わらず、しかも古いまま。

ですが、新卒時代とは違う考えをするようになっていました。

・自分が次のステップを行くためにはここは必要な場所なのか?
・ずっと続けていてもお給料が上がる望みはあるのか?
・PGからSE→リーダーへのステップアップはできないのでは?

など、不安の種類が異なっている。これは年齢のこともありますが、30代前半であっても、自分の今の仕事をしたら同じように思うかもしれません。

新卒時代の悩み→この世界でやっていけるのか不安

現在の悩み→今後のキャリア形成にプラスになるのかという不安

転職に成功して、やってみたいなと思った長期プロジェクトの保守業務です。まさか違う不安が付きまとうとは、皮肉でしかありません。

理想を追い求めても、そこには必ずその現実でみえてくる。
不安がなくなるのではなく、不安の種類が変化する。

自分はそのギャップに気が付いたのが去年の6月。

新しいチャレンジのきっかけは、保守業務の現実を知ったことでもあります。

まとめ

人生は一度キリとはいいますが、同じ会社で定年まで働いたり、新しい会社に転職したり、フリーランスになって個人で稼いだり会社を起業したり、生き方は様々です。

逆に転職等で理想を持って自分を変えようとする人も多いはずです。

ですが、憧れたポジションや立場には、理想と現実、メリットデメリットが絶対に存在します。

人生に完璧はないし悩みが0になることもない、何かを選択する場合、少なくとも悩みは0にはならないことは覚悟するように。

自分は2年後に会社を辞められるように動いていますが、その時会社をやめてフリーランスになれば、その立場の悩みや現実が見えてくるのだと忘れずに覚悟しようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふぉあぐら


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