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保守の仕事は新しいものを生み出さない仕事でもあるという話

やってみたかった仕事でデメリットが見えてきたということは、ある程度仕事の全体像が見えてきた証拠でもあるかもしれない。

今日も記事を見つけていただき、ありがとうございます。

先週の話で出来なかった、自分の仕事についてもう少しざっくりとお話ししようと思います。

保守運用という仕事に従事しているのですが、やってみると色々なことがわかってきます。

その中でも、自分たちの給料であるお金がどのような形で生まれているのかを理解することで

自分が頑張れば、給料は上がるのだろうかどうかも理解できるようになります。

ですが、自分の仕事はそんなことは100%ないということをお話ししようと思います。

保守の仕事とは延命措置

保守運用と呼ばれる仕事ですが

・お客様が使っているシステムに対して、新しいルールや規格、対応する取引先等が追加になることでそれに対応できるようにシステムを改修する。
・トラブったら、なんらかしらの原因調査・リカバリをする。

簡単に言えばこんなところです。

ある意味、問題が頻発しなければ平和なプロジェクトです。しかしトラブっている時は本当に大変。
しかも、改修するものにも期限が必達の案件もまあまああり、のんびりできるときとそうじゃないときと予測できないことも多々あります。

そんな仕事ですが、基本的に大規模な改修はありません。

ある意味、現在のシステムの中でできることをやってほしいということで契約をされているため、変な言い方をすれば

保守とは毎日動かせるようにしてほしい=延命措置のようなもの

と考えてください。

給料はお客様からの管理費から賄われている。

では、シビアにお金の問題を話そうと思います。

これは、もっと早く気づけよという意見になりますが、このシステムの保守は毎月いくらかをいただいている契約でやっています。

しかし、システム保守を頼んでいる側からすれば

毎月必ずかかる固定費という扱いになります。

家で言うところの家賃、光熱費などです。

ですが、自分たちが家賃とかがもっと安くならないかなと思うのと同じように、お客様側からすれば同じようにこう思うのです

できることならば、固定費は下げたいのが本音。

システムを保守している側からすれば、固定費である保守運用の管理費を下げる=こちらの売り上げが下がるわけですから、こちら側に影響がでます。

それは給料かもしれないし、会社側がもらう利益分かもしれません。
(給料は所属している会社から支払われるからそこは問題ない)

でも、自分がこのプロジェクトでどんなに成果を上げても案件をたくさんこなしてチームに貢献したとしても

お客様が支払う保守運用の管理費は変わらないことに気が付いてしまいました。

メンバーのスキルが上がったから、管理費を上げてくれと頼んだら、最悪お客様の方で運用保守契約の解消を言い渡されてしまう可能性もあるので、下手に交渉もできません。

保守などの仕事は安定して管理費を売り上げとして取り続けることに関しては優秀だが、限界値が決まっている。

これは営業職・販売職とは異なる形で売り上げを創っている方法なので、隣の芝生を青く見ていることになるのですが、こういう考えが自分の中に浮かびあがります。

将来自分の力で売り上げを創っていく考えを少しでも経験しないと、給料は働けばもらえるものだという考えが凝り固まるし、これ以上劇的に増えることは一生ない。

このプロジェクトの全体像や自分たちの仕事の売り上げがどのように発生するかを理解したことで、このプロジェクトに依存する今の時代の危機感を実感しました。

これが、note、tiwtter、ブログを始めることになった一つの理由でもあります。

まとめ

自分の現在の仕事について、どのように給料が発生しているのかをまとめてました。

もちろん、今の状況が不満ということではありません。

スキル、キャリア、経験、将来実現したいことなど様々な要素を天秤にかけた結果、今noteを書く活動するという結論になっただけです。

ずっと同じことをやり続けていれば安泰の時代は終わりました。
維持すること=後退すること とは言いますが、同じ経験をずっとやっていたとしても、それがプラスにならないのが今現在なのかもしれません。

今落ち着いている時間を有効活用して、少しずつ自分の道を切り開こうと思ています。

最後まで読んでいただき、有難うございました。

ふぉあぐら






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