できないこと、向いていないことをやる意味　

新卒時代、仕事ができなくて本当に辛かった。

できないことを蒸しかえされることも散々あった。

見返す力もなかった。

でも、あの時の挫折は必要なものだったと考えるようにしている。

今日も記事をみつけていただき、ありがとうございます。

今日は、仕事ができなかった経験の意味をお話ししようと思います。
今の仕事は、新卒時代のできなかった経験が元になっています。

今思えば、あの時にできなかったことで

理想が崩れたし、自分の適性も理解できたと思っています。

好きなことを仕事にしたいが通用しない。

よく、希望の部署でないことでモチベーションを下げたり、最悪の場合辞めてしまったりする人は多いと思われます。

自分の人生は自分のやりたいことだけをやりたいのが本望です。

嫌な仕事をやるための人生は出来れば避けたい。

でも、みんなそれを叶えてしまったら組織としてはうまくいかないし、やりたくないことをやらないといけない人たちが出てきます。

希望の部署に配属されずに、自分の社会人人生は終わったというのはちょっと虫が良すぎると思ってしまいます。

なので、やりたくない仕事・向いていない仕事をすることにも、きちんと意味があったり、学ぶべきことは多いです。

やりたくない仕事をやるメリット

メリットは以下のようなものだと考えています。

・イメージしていた仕事内容と違う面白さを感じるときがある。
・嫌→好きになりやすい（逆に好きだったものが嫌いになったら戻るのは大変）
・自分の適性をある程度実感する。

イメージしていた仕事内容と違う面白さを感じるときがある。

これは、フリーター時代の例ですが設営の仕事を応募したときと、実際に働いたときのイメージは180度違っていました。

紹介で、「椅子を並べたりする仕事」と書いていたのですが

全然違っていました。

体力も使うし、結構ハード、逆に自分たちのような一般人では経験できないようなこともたくさんありました。

地味という理由で、その仕事をしていなかったら、noteに書けるようなネタもなかったと思います。

嫌→好きになりやすい（逆に好きだったものが嫌いになったら戻るのは大変）

嫌だなと思った仕事って、意外と自分が思っているのと違うので興味が出やすくなります。

そして気が付いたら、好きとは言わなくとも、

「この仕事嫌いではないし、悪くはない。」と思うようになります。

ですが、好きだと思っていた仕事をやって

「自分の思っていた仕事じゃないな」と思ってしまうと

好き→嫌い　な仕事となってしまって

そこから逆になることはほとんどありません。

恋愛も同じだと思います。

好きだった相手が嫌いになることはあっても

元々嫌いだった人が、徐々に評価を上げて

「嫌いじゃないけれど、悪くはないかも」
「イメージと違ってこういうところは面白さがあって、最初は気が付かなかった。」

という感覚です。

自分の適性をある程度実感する

実はこれが自分の中では一番大きいと思います。

細かい仕事が好きなのか、新しいことをするのが好きなのか、既存のルールでやっていくのが好きなのか、人と会うこと・一人で黙々とやること

自分に向いていないと思った仕事＝100％と決めるのではなく
一部分を切り取って、何が嫌で、これは意外と嫌じゃないなどを実際に体験して、それを見極めることが

嫌な仕事でも、実践することでわかるようになります。

嫌だなと思っていた仕事でも、いざやってみると意外な結果が出て、見えない能力が現れることもあります。

必ずしも希望の職種＝自分の天職とはなりません。

そこには本人が想像できていない現実の部分が存在するから。

自分の好きなことしか見えないときの盲点こそ

本当に見ないといけない部分です。

まとめ

まだ大した経験をしたことのない戯言ですが

できないこと・苦手なこと・希望していない仕事をやる意味としては

・希望していない仕事の本来の姿を見ることで好奇心が湧くようになる。
・本人の希望以外の仕事をすることで、本当に好きなことをやりたいのか覚悟をみる。

こんな感じだと思います。

もちろん嫌なことをやっているのはモチベーションが辛いと思うので
1年くらいはやってみたほうがよいのかな。
（今の若い人の感覚がわからないので、半年くらいかもしれないですが）

それでも、希望の仕事への熱意が変わらないのであれば

休みの日に勉強するなり、その仕事ができる職種への転職を考えるのもひとつ手です。やりたい仕事ができないでただ土日を何もしていないのは、その意欲がないだけで駄々をこねているだけです。

自分は昔、新規開発の仕事は全然できなかったのですが、保守開発の仕事ならばある程度適応できていると思っていますが

最初から、保守の業務をやっていたら、新規開発というキラキラしたことをやりたいと駄々をこねていたと思います。

そこはたらればなので、今考えると人生とはよくできています。

最後まで読んでいただき、有難うございました

ふぉあぐら