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報告連絡相談は基本だけど、思わぬ所で見逃すことがある

 私は今年に入ってからウェブライターの仕事も請け負うようになり、いろいろマルチワーカーなフリーランスとして活動を行っている。

 正直ライターに関してはお世辞にも良い案件とは言えないものの、ライターとしての仕事をまずは始めなければと思い請け負う事にしたのだ。しかし、今回は少しだけトラブルが起きてしまったのである。

 実を言うと、前回の納品後からクライアントとの連絡が止まってしまったのである。正直今回の仕事は辛いものがあり、納期もギリギリとなってしまったのである。それから何とか納品を行ってみたものの、連絡がストップしてしまったのだ。

 これは打ち切りかな?と思い、終わった依頼の分の請求を行って次のクライアントを探そうかな?というタイミングでクライアントからメールが届いたのである。

 そのメールの内容が進捗確認との事で、何とも噛み合わない状況になっており、文章を読んでみた。

 ざっくり言うと、依頼した原稿はどうなっているのか?という確認と、連絡が取れなくなっている事に関する内容が書かれていた。

 以下状況整理

・原稿の納品を行う
・そこから連絡が途絶えてしまった
・実は納品後に校了となっており、次の依頼を行っていた
・しかしメールが届いていなかった
・恐らく何らかの理由で迷惑メールか、サーバー上で消去をされてしまい、クライアントからも私の連絡が止まってしまった状態になる
・納期を過ぎても連絡が来ない(こちらとしては発注が届いていないので当然業務を行っていない
・進捗状況確認のメールを受信する
(ここで初めて発注があった事、発注メールの受信がされていない事が判明)

 とまあ、ざっくりこういう状況が発生してしまったのだ。報告連絡相談は社会人の基本と言いつつ、習慣の中で突然それは盲点となってしまう事がある。

 実は私は発注を受けた後に、必ず受領確認のメールを送るようにしている。そもそも引き受けたくない仕事の場合、スケジュールがタイトになっている場合、何らかの理由で引き受けることが出来ない場合もあるので、最低でも納期調整も兼ねて連絡をしなければならない状況があるので、受領確認のメールは絶対送るようにしている。

 勿論これはちゃんとメールが届いていれば、という話である。

 正直な話をすると今回の内容が辛かった事もあるのだが、付き合いを始めてまだそんなに慣れていないという事もあり、発注が来るタイミングが必ずしも納品後にすぐ届く訳ではないものと理解していた。実際、最後に請け負った業務に関しては数日ほど時間が空いたのである。なので、数日はこちらから連絡を取るという発想が無かったのである。これが盲点であって、受領確認のメールを送っていない時点でクライアントには正直異変に気付いて頂きたかったのだが、クライアント側からしても欲しいアクションが来なかった事で、疑問が生じていた事も事実だったと思う。

 社会人の基本である報告連絡相談を徹底しようと思っていても、先入観やいつもの流れというもので気づかぬ間に抜け落ちてしまうケースというものがある事を痛感した。

 何年も社会人をやっていれば防げると思っていたものの、ミスしてしまう時はミスしてしまうのだ。

 今回は確定申告もあり依頼を一旦ストップさせて頂いたのだが、結果として業務は継続する流れとなったので一安心である。

 しかし、フリーランスとしてはこの手のミスは本当に気を付けなければならない。

 とはいえ普段であれば見落とす事のないような事でも、メールやtwitterのDMのエラー等で通知が遅れる、届かない、埋もれてしまうなど、見逃してしまう状況に陥る事はどうしても発生してしまう。

 これで私は以前twitterのDMのエラーで貴重な依頼を受ける事が出来ず、最悪ブロックをされてしまうという涙物の結末を迎えた事もあるし、gmailの表示によって日時のミスをしてしまいキャンセルに繋がってしまうというような事も経験している。

 こればかりはもう徹底して気を付けるしかないのだが、最近やはりちょっと使うメールを変えたほうがいいのかな?とも思い始めている。と、この話はもう脱線もいい所なのでまたの機会に書きたい。

 改めて今回学んだことは、少しでもおかしいと思う状況になったら、それこそ連絡を取るようにした方がいい。あくまで対等な関係なのだから、連絡しづらいと思う必要はない。当然これは私に仕事を依頼して頂ける人全員に言えることなのだが。

 そして、一緒に業務を行えば行う程、クライアントがいつもと違う動きになった時は、意識を向けてみたほうがいいだろう。今回みたいに打ち切りではなく、只の連絡ミスというパターンもあるのだから。

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