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不妊治療① 子宮筋腫と卵管造影検査

子供は2人くらい欲しいね。
なんて、結婚当初は夫と話していました。
姪っ子と遊びながら、2人とも子供好きそうだよね、と言われるくらい、子供との距離感が近い夫婦だったもので。

結婚後2年経っても子供が生まれる気配がなく、家から一番近い産婦人科に不妊相談に行くことに。
特に整理不順があったわけでもないので、かなりライトな気持ちで行き、開口一番、先生にこう言われました。
「不妊症ですね。」 
と。
は??? と思ったこと、めっちゃ覚えてます。
「妊活を1年続けて妊娠しないのは、不妊症なんですよ。ただ、検査をしても、不妊の原因はわからないことの方が多いです。」と、淡々と言われました。

先生の言う通り、一通りの血液検査をしても、持病の血小板の数値以外は問題無し。排卵も正常。
妊娠しやすさの指標と言われている、AMH(抗ミューラー管ホルモン)の数値も、当時3.6ng/ml 
(30歳女性の標準 : 4.02ng/ml、基準値範囲:0.79~12.74ng/ml)で、
全く問題ない値。むしろ良いほうだと言われ、週に2回ずつ通いながら、タイミング指導を受けることに。
ただ、通院後半年しても成果は出ず、当時友達が通っていた、市内の有名なクリニックに紹介状を書いてもらうことに。

転院先のクリニックでは子宮筋腫がみつかりました。
筋腫は30代女性の3割にあるそうで、そんなにめずらしいことでもないそう。
ただ、これが原因なら取り除きたいと思い、サクッと摘出手術をしてもらいました。
 
また、造影剤を流し込んで卵管の通りをみる、卵管造影検査では、左側の卵管に詰まりがあることがわかりました。検査後、開通。

《参考情報》
※「卵管造影検査」と検索すると必ず「激痛」というワードが続くので私も恐れていましたが、陣痛より痛いとか、ナイフで刺した痛さ、とかは流石に嘘でした。
確かに痛いけど、例えるなら重めの生理痛が、ぐぐぐっと瞬時に来る感じ。卵管を、内側から強い力で蹴られる感じ。「キーン!」ではなく「ドシッ!」とくる、鈍く重苦しいニュアンスの痛みです。確かに痛いですが、泣き叫ぶほどじゃなく、痛みも2〜3秒程度です。大丈夫。

子宮筋腫と卵管の詰まりが解消されて、原因が取り除けた!と思って、達成感すら感じていたのですが、結局成果が出ないままに、半年が過ぎていきました。

そんな折、先生から、高度不妊治療の実績が多い不妊治療専門医に紹介状を書こうか?そこならば、何かしら原因がわかるかも。と言われました。
ただ、場所が遠く、広島市内から車で片道1時間の場所にあるクリニックだと。

不妊治療は、排卵前になると、卵胞の大きさを測定するために週に2-3回、平日に通わなければならないのを分かっていたので、とても片道一時間かけて通院できないと思い断りました。

ただ、その後自力で頑張るも成果が出ず、数ヶ月後、紹介してもらった不妊治療専門医のドアを叩くのでした。

FMK


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