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健康診断の種類について解説

こんちは!
札場(フダバ)と申します。

今回は、健康診断の種類についてご説明していきます。
健康診断という言葉は皆さん聞いたことがあるかと思います。

しかし、普段受けている健康診断や、その他の健康診断の種類を把握されていますか?
どの健康診断を受ければ良いか迷ったことはありませんか?

健康診断の種類に関する疑問が少しでも解消できればと考えております。
それではどうぞ!!


健康診断とは

健康診断(けんこうしんだん、General medical examination)とは、診察および各種の検査で健康状態を評価することで健康の維持や疾患予防・早期発見に役立てるものである。健診(けんしん)、健康診査とも呼ばれる。スクリーニングのひとつ。
なお、特定の疾患の発見を目的としたものは、検診(たとえばがん検診)と具体的に呼ばれる。

フリー百科事典『ウィキペディア』

自身の健康状態を診断し、病気の予兆がないかを調べるものです。
年に1度の健康診断を受けることを推奨しています。


健康診断の種類

健康診断には大きく分け、「法律で義務付けられている健康診断」と「任意に行われる健康診断」が存在します。

法律で義務付けられている健康診断

労働者の健康診断は、労働安全衛生法第66条以下および労働安全衛生規則によって定められています。

①一般健康診断
職種に関係なく実施する健康診断であり、全ての企業や労働者が対象になります。
健康診断の種類は主に以下の7つが存在します。

・雇入れ時の健康診断
・定期健康診断
・特定業務従事者の健康診断
・海外派遣労働者の健康診断
・給食従業員の検便
・深夜業従事者の自発的健康診断
・労災保険の二次健康診断等給付

全ての企業に共通する健康診断を企業健診にて説明している記事は以下になります。


②特殊健康診断

法定の有害業務に従事する労働者が受ける健康診断です。
労働安全衛生法第66条等にて定められており、以下の業務が該当します。

・高圧室内作業および潜水作業
・放射線業務・除染等業務
・特定化学物質の製造、取扱業務
・鉛業務
・四アルキル鉛業務
・有機溶剤の製造、取扱業務
・石綿の粉じんを発散する場所における業務

任意に行われる健康診断

①特定健診
40歳を超えた方は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、保険者による特定健診・特定保健指導の対象になります。

特定健診とは
生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
特定保健指導とは
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く 期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。

厚生労働省HP

②健康保険法による保健事業

健康保険法を根拠とし、保険者の任意によって行われる保健事業(努力義務)のひとつ。協会けんぽでは生活習慣病予防健診として実施している。他の健康保険組合でも類似の名称であったり、人間ドックとして行われることもある。

フリー百科事典『ウィキペディア』


健康診断のメリット

健康診断を受けるメリットは多く存在します。
一部ですが、以下の記載いたします。

  1. 自覚症状のない病気や、生活習慣病を予防できる

  2. 入院等を要する脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患の兆候が発見できる

  3. 早期発見につながり、治療費含めた様々な負担が軽減できる

  4. 健康意識が根付くことで、医療費削減にもつながる

  5. 健診後の保険指導にて、健康改善やダイエットのサポートを受けることができる


まとめ

健康診断の種類についてのまとめを記載いたしました。
少しでも参考になれれば幸いです。

健康診断とは
診察および各種の検査で健康状態を評価することで健康の維持や疾患の予防・早期発見に役立てるものである。

健康診断の種類

●法律で義務付けられている健康診断
・一般健康診断
・特殊健康診断
●任意で行われる健康診断
・特定健診
・健康保険法による保険事業

メリット
1.自覚症状のない病気や、生活習慣病を予防できる
2.入院等を要する脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患の兆候が発見できる
3.早期発見につながり、治療費含めた様々な負担が軽減できる
4.健康意識が根付くことで、医療費削減にもつながる
5.診後の保険指導にて、健康改善やダイエットのサポートを受けることができる


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