わたしが愛するサウナ - 文化浴泉の魅力
みなさま、スマホやパソコンの「ユーザー辞書」の機能をご存じだろうか?
きっとわたしの note を見るようなリテラシーの高い皆様のこと、バリバリ使いこなしていることと推察する。
さて、そのユーザー辞書だが
だいたいこの辺が定番だろう。
ちなみに、わたしのユーザー辞書のスクショがこちら
注目すべきは最下部。「よ」→「よろしくおねがいします」を3種類も用意しているところが、なんともわたしらしい。ちなみに「宜しくお願いします」を採用するのは、ちょっと距離のある相手、またはこちらから距離を取りたい相手だ。
違う違う。今日は「ぶんかよくせん」の話をしたい。
「浴泉」というのは造語だろう。変換しても「浴線」「翼線」のようにしかならない。
したがって辞書に登録した。これにより「文化浴泉よってから帰るわー!」という妻への報告LINEのストレスが激減。QOL爆上がり。みんな、ユーザー辞書マジで使お?
ということで、サウナのことを書きたいのだけど、何を書くかけっこう迷った。
過去には
↑ こんな記事や
↑ こんな記事を書いた。
n = 2 の中で結論を出すならば
以上のことがわかっている。
というわけで今回は「わたしの好きなサウナ」についてひたすら語っていきたい。
… PV?いいね?そんなものに興味はない。自分の奏でたい音楽で世界を驚かせるんだ。俺のなかのYAZAWAが、そう言っている。
アクセスおよび街の雰囲気
ひと通り滑り倒したので、ここからは集中して書いていきたい。
まずはアクセス。最重要項目だ。
サウナに入ったあとに1時間かけて帰るのはナシだろう。弊宅から文化浴泉のある池尻大橋までは1駅。文句なし。
そして、人が多い街に行くのは避けたい。よって「渋谷」<「池尻」となる。池尻は人で混み合うような街ではなく、パラパラ人が歩いている程度だ。
申し訳なさそうにお店がちょこちょこ並んでいる感じも含めて、なんとも心が落ち着く「行き帰り」を堪能できる。
銭湯だから出来るサウナの入り方
銭湯らしい雑多な雰囲気と、それなりの清潔感。それが両立しているところが好きだ。
キラキラのサウナ専用施設だと「他人の会話」が妙に粒立って聞こえるし「整頓されていない状態」が違和感として認識される。
銭湯は違う。もっと自由で、いい意味でテキトー。だからわたしもテキトーに、自分の好きな形に集中できる。
水風呂に入るときに「よっしゃー!」と気合いを入れようが、サウナで「あちぃー」と漏らそうが、誰もそこまで気にしない。え、しないよね?笑
そんなふうに、わたしの中にある自然に生まれた気持ちを、少しぐらい独りごちたっていい。つらいことを「つらいー」と外に出し、感謝を「ありがとう〜」と外に出す。
そうすることで、わたしは何もない「ゼロ」になれる。だから、文化浴泉のサウナが好きだ。たまに人に聞かれて、恥ずかしくなるけれど。
シルキーバス
時間がないときや、疲れ過ぎている日は「入浴」のみで入館する。
ちなみに入浴だけなら520円。サウナ付きで1,020円。
見出しに「シルキーバス」と書いたが文化浴泉では「nano湯」として、なめらかに白濁したお風呂が設けられている。
6人程度は悠々と入れる大きさの nano湯。細かい気泡がお湯を白濁させているらしいが、入るたびにお湯をすくって真偽を確認してしまうのはわたしだけだろうか。
そして、入浴だけで最高に整う日もある。特に疲れがピークの時は、入浴のみの方がいい。
まず10〜20分、浴槽に浸かりひたすらマッサージ。そして瞑想。やがて無になる。または、若い子の話を盗み聞きし、トレンドを取り入れる。
いい感じに体が温まり、のぼせる手前くらいで水風呂へ。さすがに全身はきついので下半身くらいまで入る。両腕も突っ込み、ゾンビポーズ完成。
これもまた一つの整い方。疲れがピークの日は、この方が整う。あまみもでる。不思議。
ホームだから
結局、ホームだから安心するのかも。
勝手も知ったるマイホームサウナ。常連も新参者もいるけれど、彼らの挙動を見ているだけで自然と笑みがこぼれる(こわ)
先日、なかなか大物な女優さんが来店した。初めてだったみたいで、受付に立つ彼女はドギマギしているように見えた。
「大丈夫ですよ」という気持ちで、通りすがりに微笑みながら会釈した。彼女の視界には1mmも入っていなかったと思う。
「権威とは、衣の上から着るものだ。」とはアラバスタ国王、コブラ氏。大物女優もしがないフリーランスも、銭湯に来れば皆平等。
よっしゃ、今日も文化浴泉にいこう!
…
定休だったー!!( @池尻大橋 )
いつも忘れてしまう「定休日」という概念。
ユーザー辞書で「文化浴泉(水曜定休)」まで作ろうか・・・
わたしのQOLを高める日々は、まだまだ続く。
(完)
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