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バチェラー出演者6人に会った感想を書くはずが、気づいたら人生の話になっていた


自分のことをミーハーだとは思っていたけれど

ここまでとは思っていなかった。


8/26 長谷川さんパーソナルトレーニング

8/29 鈴木さんのカフェで作業

8/31 大内さんのシーシャバーでチル

9/2 しんめぐ&野原さんのマルシェ訪問


計6人

「1週間でバチェラー出演者に会った数」の

ギネス記録じゃなかろうか。


言い訳を先にすると

ずっと「パーソナル」を受けたいと思っていたし

渋谷近辺で「ゆっくり作業できる場所」を探していた。

「シーシャ」はずっと吸ってみたかったし

嫁が「おめぐのシャインマスカット」を食べたがっていた。


そんな偶然も重なり、わたしのバチェバチェした1週間が出来上がったわけだが

とにかく楽しかったし

皆さんに会えたから、見えてきたこともあった。

それについて、少し書きたい。


🌹__________


まず、バチェラーについて詳しく知らない人も多いと思うし

わたしが好きな理由について簡単に触れたい。


バチェラーはいわゆる恋愛リアリティーショーなのだけれど

一人の男性が、15名程の女性参加者の中から

「将来を一緒に考えていきたい」と思える、最後の一人を決めていく。


その過程で、いろいろな自己開示があったり

自分さえ気づいていなかった自己の一面を知ることがあったりと

まぁ、なかなか面白い。


最新のバチェラー5に出演した長谷川さん(バチェラー)は

以前、女性版バチェラーの「バチェロレッテ」に選ばれる側として参加していて

なかなかのナイスガイだった。


長谷川さんを(本当に勝手に)一言で表すと

誠実でマジメ。おちゃめなところもあって可愛いけど、ちょっと不器用。

わたしから見ると、だいたいそんな感じ。


実際にお会いした長谷川さんは、画面越しに見ていたそのままの方で

わたしの体の悩みを真摯に聞いてくれて、時に冗談も交えながら

とても有意義なトレーニングの機会をいただいた。


そんな長谷川さんが「どんな女性を選ぶのか」に興味があったし

「どういう基準で」

「どういうことを大切にして」

物事を取捨選択するのか

それを見ているのが楽しかった。


おまけに今回のバチェラー5は女性陣も素晴らしい方が多く

彼女たちがバチェラーと真剣に向き合う姿や

女性陣の中で交わされる会話の質の高さに

ただただ感嘆していた。



と、このペースでバチェラーについて語っていたら

あっという間に、誰にも読んでもらえない文字数になってしまうので

そろそろ本題に入りたい。


バチェラーの面白さ

それは

「圧倒的に人と向き合う」

ことにフォーカスされた番組だ、ということ。


「人と向き合う」という

月並みな言葉。


しかし、それをどれくらいの深度で行うか。

その深さで、その人の幸せが決まっていくといっても

言い過ぎではないと思う。


🌹__________


少し話題を変えたい。


わたしは「月曜の朝」ほど大切な時間はないと思っている。


生活していれば毎日やるべきタスクが降ってくるし

やるべきことが絶えることはない。


わたしも前職時代、毎日大量のタスクを抱え、時に生み出し

事業を前に前に、進めようとしていた。


「タスク」とはあくまでも目標を達成するためのアクションで

組織に属していれば組織の目標があるけれど

人それぞれの目標だってある。


タスクに追われる毎日を過ごしていると

本来の目標やゴールと「ズレ」が生じることがあるので

一度、立ち止まって振り返る必要がある。


わたしにとって、そのための最適な時間が

「月曜の朝」なのだ。


タスクと目標は

様々なフレームワークを使ったり、ロジックを用いれば

如何様にも整合性はとれる。


頭のいい人ほど、適切なフレームを活用し

ズレを調整しながら、スッキリした状態で事を進める。


それ自体は素晴らしい事だし

一定、やるべき事だと思う。


ただ、わたしは経験上

ロジックや理性に頼り切った計画や判断というのは

それなりの危険も孕んでいると考えている。


それは、マジメな人ほど注意すべきで

「 確からしく見えていたGoal 」が

気づいた時には、自分の心地よさとかけ離れていたりする。


だからこそ

「理屈」を抜きにして

自分と向き合い

自分のやりたいこと

自分らしさを再定義する。


その上で、向かうべき方向を見定めて

計画を立てる。


忙しいビジネスマンほど

そんな時間を大切にしてほしいなと思う。


✏️__________


立ち止まってみると

これまでに経験したことや

出会った人

嬉しかったこと

忘れられない言葉

大切な人の顔なんかが

ふっと頭に浮かんできたりする。


そういった出来事や人々が

自分を映しだす鏡となって

今のわたしに、必要なことを教えてくれる。


「今のおまえ、いい顔してるよ」

「ちょっと、逃げてるんじゃない?」

「大丈夫。たぶんうまくいくよ」


彼らと心の中で会話をしているうちに

自然と勇気がわいてくる。


次に向かいたい方向が見えてきて

エネルギーに変わっていく。


そうやって、人は少しずつ

新しい景色を見るために

生きているんじゃないかと思う。


✏️__________


出会った人たちと共有した思いは

人生の財産だ。


人は他者を媒体にして

自分を知る。


とりわけ、自分が好きな人、興味がある人との時間は

大切にしたほうがいい。



そして、出来ることなら

会って話すべきだ。


わたしは2年間、フルリモートの営業をやっていたけれど

画面を通して相手のことを「7割くらい」は知ることができる。


リモートで相手のことを知れるなんて

本当にすごい世の中だし

Web商談というのは画期的なことだと思う。


だけど

会って話すからわかることがある。

会うから伝わることがある。


同じ場所を共有した時の空気感

その人の感情の機微

大切にしていそうなこと。


そこからわかる細やかな「その人らしさ」

画面越しではわからない。


だから、会うことは大切なんだ。


🌹__________


昨日、映画館に行き「キングダムⅢ」を見た。


ネタバレしない程度に書くと

キングダムは「人と人の繋がりの大切さ」を

秦国の中華統一を通して、表現している作品だ。


誰かが大切にしている何かを

誰かが成し遂げられなかった想いを

受け継いでいくから、人は強く生きていける。


人の幸せを願うから

人は幸せになれる。


生きているだけで困難なんて死ぬほどやってくるのに

わたしたちはいつも一人で乗り越えないといけない。


そのときに

ふっと頭の中に出てきて

背中を押してくれる誰かのことを

わたしたちは大切にしなきゃいけない。


どんな人の人生にも

受け継ぐべき思いがあって

それにどれだけ向き合うか。


自分の「生」を輝かせるために

人の想いを大切にすること。

人の想いを感じ取り、自分の力に変えていくこと。


それをやり切った先に

その人にしかない

面白くて、色とりどりな

生きていてよかったと思える人生が

待っている。


だから

たまにでいいから

立ち止まってみよう。


あなたにしか送れない人生に

あなたしか知らない、あの人の無念に

あなただからできる、何かを形にするために


そのために、あなたは今、生きている。


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