Macを買ったあの日、わたしの人生が動き始めた
MacBookを買ったのは、今から6年前。
当時住んでいた札幌の、月寒にあるケーズデンキだったと記憶している。
それまではWindowsの最安価モデルを使っていたのだが、iPhoneのバックアップをするために存在しているパソコンだったので、ほとんど使っていなかった。
ところがある日、わたしは唐突にMacBookを購入。
明確な目的はなかったのだが
「Macさえ買えば、世界が変わるんじゃないか!」
そんな動機で、当時15万ほどのMacBook Proを買った。
あれから6年。
いろいろなことがあった。
2017年の夏頃からはてなブログを始めて
【厚岸牡蠣まつり】の記事がそこそこ読まれ
ブログって読まれるんだ!と、書くことが楽しくなった。
2018年からはWordPressに移行し、ブログを書く傍らWebデザインにも挑戦。
HTML,CSSを使ってWebサイトを作るのが楽しくて、記事を書くことよりもコードを書くことに使う時間が増えていった。
2020年にはTECH CAMPで3ヵ月ほどプログラミングを学んだ。
プログラミング言語やアプリケーションの仕組みを理解することはとても面白く、卒業制作では「フリマサイト」を、自主制作では「メモアプリ」を作成。
SNSでモニターを募集したら10人以上が使ってくれて、わたしにとって特別な経験になった。
そして現在、毎日のようにnoteで文章を書いている。
サムネを作る際にはCanvaを使い、ネタ出しや頭の整理をする際にはマインドマップツールのMiroを使っている。
驚くことなかれ、なんと、このどれもがMacである必要がない。
Windowsでも使えるし、ましてやMacBook Proという高機能モデルである必要がない。
それでも、やはりMacを買ってよかった。
理由を探せばいくつかありそうだけど、パッと思い浮かぶのは一つだけ。
Macがかっこいいと思うから
それだけだ。
🖥___________
MacBook Pro は Air に比べたらゴツいけど、それでも十分薄くて軽い。
Macを買ったその日から、毎日リュックの中にこいつを忍ばせている。
ちょっと時間ができたときに、とりあえずMacを開く。
考えていることを書き出したり、アイディアをメモったりする。
その行動の連続が、今に繋がっている。
考えてみると、Macほど共に時間を過ごした道具はない。
カタカタと打ち込まれ続けてきたキーボードは、どれほど消耗しているのだろうか・・・
ただ驚くべきことに、どのボタンも購入当初と変わりなく漆黒に艶めいている。
たいしたメンテナンスもせず使い続けてきたのに、素晴らしい耐久性である。
ところが最近、内部的なものにガタがきている。
電池はぜんぜん持たず、充電が減ってくると挙動が一気に重くなり
動画編集ソフトを起動するとフル充電でもカクカクする。
「寿命ですね」
先日、Appleのスタッフさんに買い替えをオススメされた。
貧乏性なわたしは「そうですよね〜」と言いながら、心の中では「ギリギリまで買い換えるものか!」と思っていた。
しかし、遅くとも来年の今頃にはもう、買い替えざるを得ないだろう。
6年連れ添ったのだ、こいつの状態はなんとなくわかっている。
明日、いきなり画面が真っ暗になったとしても不思議ではない。
そうなる前に、長年連れ添った相棒に伝えるべきことを伝えて損はないだろう。
Macよ、本当に感謝している。
ただのかっこつけだと思っていたが、君はそうじゃなかったね。
見かけによらず忍耐強く、見かけどおりにスマートで、君が頑張ってくれたおかげでわたしはここまで来ることができた。
何度でも言おう。本当に感謝している。
これから先、もっともっと、新しい景色を一緒に見たかった。
これまでのわたしを誰よりも知っている君に、これからのわたしを誰よりも見て欲しかった。
それが叶わないことが残念でならない。
何年もロクなメンテナンスもせず、乱暴に扱ってきてすまなかった。
君の頑張りが無駄にならないように、わたしは前に進み続けたい。
MacBook Pro 13
本当にありがとう。
もう少しだけ、そばにいてね。
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