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わい、アクティブなニートになります!
初めて「肩書き」の必要性を感じたのは、芸人ツネさんのキッチンカーの手伝いをしたときで
「ごんごんは普段どんな仕事をしてるの?」
とツネさんに聞かれ
「文章を書いています」
と答えた。
「へぇ〜〜!どんな文章?」
ツネさんは上手に話を広げてくれて、他愛もない「職業」という切り口から色々なお話をさせてもらった。
それを機に、わたしはSNSのプロフィール欄に「ブロガー」または「ライター」と記載することにした。
「初めましての際は、職業がわかっている方がコミュニケーションを取りやすい」
当たり前なことではあるけれど、キッチンカーの経験を通してその重要性をリアルに感じた。
ただ、わたしははたして「ブロガー」または「ライター」なのだろうか・・・
最近、そんな疑問も感じるようになっていた。
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わたしのイメージでは
ブロガー = 「ブログ」で生計を立てている人
ライター = 「ライティング」で生計を立てている人
生計を立てるに至っていない人も、その意思があるなら立派なブロガーないしライターかもしれないし、稼いでいなくても「その状態をよし」として楽しんでいるなら、その人はブロガーでありライターかもしれない。
で、だ。
たしかに、わたしはほぼ毎日ブログを書いている。
たまに目的を持った文章やコンテンツを作成しているので、それはライティングに相当する気もする。
・・・しかぁーーし!!
文章を書くことで生計を立てているわけではないし、生計を立てようとも思っていない。というか最近はより一層「書くことで生計立てるのむずくね?」と思っている。
ある種、それは逃げや言い訳なのかもしれないが、それならそれで構わない。本気でやりたいことを早々に諦めるのはよくないが、わたしはブロガーやライターを目指していたわけではない。
わたしの中で「書くことは手段」という意識が強い。日々のアウトプットだけを見ると「ブロガー」ないし「ライター」っぽいからそう言ってみたものの、本質的には違うよねと気づき始めたのだ。
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「名付け」とはとても重要な行為だと、先日パケ買い(ジャケ買い?)した本に書いてあった。
肩書きや名前をコロコロ変えるのもどうかとは思うが、35歳にもなってあえて人生のスタート地点に戻ってきたわたしだからこそ、ここは臨機応変に肩書きを変えていきたいと思う!
ということで、まずは宣言したい
わたしはブロガーでもなければライターでもありません!
ていうのも「書くことは手段」と言い切る人間が「ブロガー・ライター」と名乗るのは、ブログやライティングで生計を立てている人に対して失礼な気もするし「言葉を大切にしたい」という信念に反する行為な感じがして、気持ち悪いのよね・・・
さて。では、なんて名乗ろうか!
わいの職業とはいったい・・・?
フリーランス?… いや「フリー」とは状態でしょうに。
何でも屋?… ちがうな。なんでも出来るほどの器用さも忍耐力もない。
フリーターは「アルバイトをしている人」のイメージだし、自由業と呼べるほどかっこよくはない。
やはり、わたしは「ニート」なんじゃないか。
自分としては「ニート」のイメージに一番近い。
ニート
《not in education, employment or training》学校にも行かず、就職しようともせず、職業訓練も受けない若者のこと
なるほど。しかし、ニートって若者しかなれないの?🥺
[内閣府]15〜34歳までで、学校に通学せず、独身で、収入を伴う仕事に就いていない人。
[厚生労働省]15〜34歳までで、仕事に就いておらず、家事も通学もしていない人。
ん〜、、、ちがう!ちがうな!
個人的なイメージと、ぜんぜんちがう!
独身が必要条件なんて聞いてないぞっ!
冷静になろう。ニートが誕生したのはイギリスだ。取り乱してしまったが、日本政府のご都合主義な意訳に惑わされてはいけないのだ。
Not in Education, Employment or Training
この言葉の起源は
Social Exclusion Unit が作成した調査報告書『Bridging the Gap』の中にある一文「Bridging the Gap: New Opportunities for 16-18 years olds not in education, employment or training」の「not in education, employment or training」という部分の頭文字を取り、『NEET』と略したものが始まりである
これを直訳すると
「ギャップを埋める:教育、雇用、職業訓練に参加していない 16〜18歳の若者に対する新しい機会」
そこから派生・一般化し、今の「NEET」という言葉がある。我々の感覚としては「年齢」の概念はほぼ消え去っているだろう。言葉とは面白いものだ。
ここで注目したいのは「Employment」という単語。つまり「雇用」だ。
わたしは雇用されていないから
「Not in Employment」に対して「真」
つまり「Not in Education」であり 「Not in Employment」であり 「Not in Training」なので、わたしはやっぱりニートなのだ!!!!!!!!
しかし、いわゆるニートのほとんどが「やる気」とは無縁であろう。残念ながら、わたしはやる気だけはめちゃくちゃある。
最近は毎日元気だし、友人に会うたびに「人生楽しんでるね」と言われる。3回に1回くらいは皮肉を含んでいる気もするが。
ってことで、わたしは「アクティブなニート」と名乗ることにした。元気で活動的なアクティブなニート。社会にはまったく必要とされないのに、誰よりも元気に活動する人間。
そう名乗ることに、さっき決めた。
ニートらしく、昼寝をしたあとのスッキリした頭で、気持ちのいい晴天の下、さわやかな外の空気を思いっきり吸い込んで、そう決めた。
・・・あれ?そもそも「初めまして」用の肩書きを考えてたんだっけ?
「アクティブなニートです」って言われたら、クッソ意味わかんなくない??この1時間、わたしはいったい何を考えていたの?🥺🥺🥺
あとがき
こんな言葉がある。
「背中で語れない人間の肩書きほどダサいものはない」
・・・今、わたしが考えた。
そろそろ、楽しいだけの時間は終わりだ。noteの毎日更新もやめる。もともと、毎日更新してないけど。
その代わり、稼ごう。お金を稼げることをしよう。お金とは「人の役に立った物事のリターン」である。
人の役に立とう。
そして、いくつかの肩書きを堂々と名乗ったのち、改めて「ブロガー」と名乗る日が来たら、きっとその日は最高な1日になるだろう。
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