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#48_寿限無が体内時計になっている話(ダウンタウンなうの「酒のツマミになる話」より)

寿限無寿限無のことは、ちょうど1か月前に

「#16_落語とピカソの共通点」

で書きましたが、先日見たテレビで、思いもしないところで耳にしました。

ダウンタウンなうの「酒のツマミになる話」で、松本人志が、「寿限無寿限無を1回唱えるとちょうど10秒で、自分の中で寿限無が体内時計になっている」というネタをしゃべっていたのです。

「寿限無」とは、↓ですね。

寿限無(じゅげむ)、寿限無(じゅげむ)、
五劫(ごこう)の擦(すり)切(きれ)、
海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の、
水行末(すいぎょうまつ)・雲来末(うんらいまつ)・風来末(ふうらいまつ)、
喰う寝る処(ところ)に住む処(ところ)、
藪(やぶ)ら柑子(こうじ)の藪柑子(ぶらこうじ)、
パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、
長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)

たしかに、早口で唱えて10秒ぐらいです。そして面白かったのは、実験ということで、実際に松ちゃんが3回唱えてタイムを計ったところ、たしか30秒70でした。

でも、もっと面白かったのは、これはおそらく気づいていない人も多いと思いますが、よく聞いていると、松ちゃんは3回目の最後の方、微妙に省略していたと思います。3回目、ちょっとスピードが落ちたので、おそらく調整したんですね。漫才の腕を見た思いです。

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