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うっせえわ 発達障害&身体障害のスターシードVer.


小ちゃな頃から変わり者
気付いたらアスペルガーになっていた
世間一般の常識など
持ち合わせるわけもなく
でも生きにくい 何か足りない
困っちまうそれは脳のせい
あてもなくただ混乱するエンパス
それもそうか?
多数派意見は当然の把握
世間の動向も通勤時チェック
同僚に馴染んで社会性アップ
発達障害当然のルールです
はぁ?
うっせえうっせえうっせえわ
あなたが思うより生き辛い
一切合切常識的な
あなたじゃわからないかもね
嗚呼疲れるわ
その振り回す偽善のポリコレ
うっせえうっせえうっせえわ
頭の構造が違う問題だらけ

つっても私障害者
余計な気遣いはノーサンキュー
機能不全の内臓の
その患部にメス入れて 
切れば
終わらない また出てくる 
遺伝子に生まれつき異常あり
畳みかける外から見えない障害
くそだりいな
身障者駐車場は車椅子のため
優先座席は高齢者のため
女性専用車には立ち入るな
公共空間最低限のマナーです
はあ?
うっせえうっせえうっせえわ
あなたが思うより重症です
外から見えない内臓の
障害者は私やろがい
もう聞き飽きた
どこへ行ってもバリアフリーの乱発
一切本質遠ざけて
障害を障がいとはぐらかす
言い換えに×


うっせえうっせえうっせえわ
私が俗にいうスターシード
うっせえうっせえうっせえわ
あなたが思うより前向きです
一切合切現実な
あなたじゃわからないかもね
嗚呼つまらない
何度聞かせるんだ錆びついた常識
これからやってくる新しい
時代はひとつ高い次元
風の時代
問題はなし

解説

発達障害は幼少期見えにくい。ただ「変わった子」という扱い。学校では協調性のない子と見做され、いじめ対象になりやすい。教師は教師でなんとかクラス内で馴染ませようとするけれど、それは同時に同化教育という側面もはらんでいる。当事者に寄り添うよりも集団を一体化させることが優先されやすい。早期に見つけ出し、支援学級等も選択肢に入れることも必要でしょう。
そうして育った子供、やがて大人になり社会人となる。そこでもまた繰り返される。今度は社会の一員として同化させられようとすること。発達障害人が相応の社会性を得るは常人の数倍もの努力が必要なのだ。なる以前に心折れてしまいがち。ひいては精神を病んでしまったり身体に障害きたしたりと。
そうして時に身体障害も併発する。
障害者駐車スペースや女性専用車、これらには多くの方が誤解しているけれど法律でも運送約款でもない。だから強制力はないし障害者の利用は認められている。だけれど、内部障害者の見た目は健常者と変わらない。同調圧力もあって排除されがち。そこに齟齬が生じる。
往々にして脳の基質障害と同様に身体にも何らかの遺伝的要因を併せ持つ。いいわばDNAの構造自体が常人とは異なるような。
平たく言えば、精神的な変わり者は身体もまた変わり者。

そんな私であるがもう社会性を得ようとすることはやめた。自分は自分であること。その割切りができるようになって相当生きやすくなった、この境地に至るまでかなりの時間を費やしたが。

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