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花盛りの春、イワナは甘咬み

#55|フライフィッシング/FlyFishing 
2023年5月13日/新潟県上越地方/午前7時 水温8度

曇天模様の空の下、朝マズメのマジックアワーに期待を寄せつつ、午前7時に川辺に立った。

予想通りというべきか、水温が低いせいもあり、朝一は魚の反応が得られなかった。魚も浮いていないようだ。

そんな時間が長く続くも、昼が近づくにつれ活性が上がり始めた。

本流筋でもカレントが緩く川底が目視できる、ほどよい深さのポイント。枝筋の小さな流れでも反応多数。でも魚たちは、水面を流れるエサを取るのに一苦労の様子。まだ水面への意識が弱く、エサ取りにも慣れていないよう。

甘噛みが多く、フッキングに至らないこと度々。それでも数尾のイワナが季節外れのテレストリアルフライに反応してくれた。いいね。

反応が鈍い時は、粘ることなく素直に納竿。正午に山を降りることにした。

帰り道、目に映り込んできた新緑を彩る眩い山野草。

しばし目の保養。

陸上では、春から初夏へ、季節の移ろいは急ぎ足の様相だ。

ウツギが盛期
タニウツギは咲き始め
シャガ
キケマン属
シャク
ヤブデマリ
ヤマフジ



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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤(フライフィッシング)釣師。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。

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