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地下サロンでの革命放送

ちょうど8ヶ月前の満月の晩。大阪の近代建築「生駒ビルヂング」の地下サロンにて行ったポッドキャスト「まなざしの革命放送」の第15回目の公開収録の映像がYouTubeにアップされた。近代建築の地下サロンでの集会なので、まるでパルチザンの拠点のような世界観が醸されている。

「まなざしの革命放送」公開収録(前半)

「まなざしの革命放送」公開収録(後半)

映像は前半と後半の2本あり、前半は公開収録としてそれまでの14回の方法のダイジェストと振り返り、後半は来場者やTwitterからの質疑応答とディスカッション。

公開収録なのでほぼ独り語りだが、結構ディープな話をしており、社会の読み取りや、時代の流れの話だけではなく、人は死ぬとどうなるのか、そして生きるとはどういうことか、といった哲学的な話にも話題は及んだ。

まだ書籍「まなざしの革命」(ハナムラチカヒロ/河出書房新社)の出版前のイベントだが、エッセンスは全て語られていて、きっとこの困難な時代をこれから生きていく上で何かのヒントになるだろう。

近々、ポッドキャストの「まなざしの革命放送」の第二シーズンを始めようと思うのだが、出来れば高校生に聴いてほしいなと思っている。きっと今の社会に違和感は感じているが、答えが見つからなくて悩んでいる若者たちがたくさんいるはずだ。

そういう悩んで苦しんでいる不器用に見える子ほど、大人が既に用意した答えに満足している器用な子よりも状況を新しく切り開く可能性がある。多分僕の放送ではそうした子たちにヒントになるようなことを話していると思う。

生きるという問題は誰にとっても切実で、そこに年齢など関係がない。いくつになっても分からないことがあるし、誰に聞いていいのか分からないこともある。高校の先生や大学の先生にだって答えられないことがたくさんあるし、分からないまま適当に答えていることもたくさんある。

僕自身も出来るだけ優しい言葉で話すようにはしているが、それでも簡単には理解できないこともあるだろう。だが周りの大人が答えられないような時にこそ、僕の話をヒントに出来るような状況は開いておきたい。それには周りの大人たちの声とチカラこそ必要になってくるだろう。Spotifyで聴けますので、まずは大人からどうぞ。

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