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理想的なオタク像に振り回されそうな時、私はこう考える。

こんにちは、フラッターです。今日は、オタ活を快適にしていくための一つの在り方、考え方というものを記録に残したいなと思ったので、ここに書いていこうと思います。

こういうこともしっかり誰かに伝えて、記録に残したいという思いがありますので…。

理想的なオタク像って?

突然ですが、「理想的なオタク像」ってどんなものなのでしょうか?

この定義に答えは存在しません。なので、ここでは「比較的ネット内で賛同されやすいオタク像」を「理想的なオタク像」として話を進めていきたいと思います。

パッと思いつくものといえば、

・アニメやゲームが好きで、更新情報は欠かさずチェックしている。

・グッズやCD、DVDなどを積極的に集めており、ライブにも行く。

・好きなコンテンツに関しての知識をひたすら追求している。etc...

わかりやすい理想像を挙げるならば、上記のものがあると思いますね。

しかしながら、時に私は、こういった像に振り回されてしまいます。しんどい気持ちになることもしばしば…。

上記のような理想像によく付いてまわる情報が、「にわかは嫌い」「好きなら知ってて当然」といったブラック寄りなカルチャー、空気感ではないかと思います。

典型的なブラックなものを挙げるならば、

①推しのために私はより多くの時間、より多くの金、より多くの愛情を注いできたから、あなた程度じゃファンと言えないし認めない。

②好きって言ってるのにそんなことも知らないの?ファンの間じゃ常識だよ。だからあなたは仲間じゃない。

といった発言や空気じゃないかと思っています。

ツイッターでオタ活やってる人ならわかる可能性が高いのですが、こういった排他的な空気が流れたこともあるかもしれません。

しかし、私はそこまで理想的なオタク像になれなくても、コンテンツに対して「好き」という思いを持っても罪にはならないはずで、むしろ押し進められるべきものでは?と思っています。

その理由を、次の項目で私のオタ活を例に出してちょっと説明してみたい。私なりに。

nouvo nudeって知ってるかい?

nouvo nudeという単語を聞いてピンとくる人が果たしてどれだけいるのか…。

nouvo nudeというのは、1998年頃にKONAMIが当時ゲームセンターで稼働させていたゲーム「beatmania 3rdmix」に収録されていたアーティストの1人です。

superhighway、wild I/O、areacodeなどなど…。音ゲーの世界では名曲と言われている曲を数多く提供していました。その後はしばらく音沙汰ない状態だったようですが…。

そして2011~12年頃に再び姿を現し、「FLASHCUBE」や「NEW WORLD」などのアルバムを新たに発表し、少し話題となったアーティストでもあります。

さて、ここからが本題です。

私はこのアーティストが好きなのですが、残念ながらこの世代の人間ではありません。

具体的にどういうことかというと、このゲームが稼働していたころ、私はまだ1歳~2歳ぐらいで、現地のゲーセンの熱狂ぶりやスピーカーから流れるサウンドを体感できませんでした。

ましてやbeatmania 3rdmixを本物の筐体でプレイなど出来なかったのです。

そして、nouvo nudeやbeatmania 3rdmixを知ったのはなんと2020年頃。当時のゲーセンの筐体はほとんど姿を消し、nouvo nudeの公式サイトもツイッターもいつの間にか消滅してしまっていたのでした…。

でも私は諦めきれなかった。どうしてもnouvo nudeのCDが欲しかった。

だから私はAmazonやオークションサイトを利用して集めました。なんとか。本当になんとか集めることができました。

ここで大事な所が、私が挙げた「理想的なオタク像」のように、より多くの時間、より多くの金、より多くの愛情を長く注いできたわけではないということです。

当然です。生まれたタイミングや初めて知ったタイミングが遅かったので、ライブにもいけませんでした。

リアルタイムで更新を見張り続けたわけでもないし、あとから知って好きになったパターン。

つまり誰だって、そのコンテンツに触れるのが遅かろうが早かろうが、ライブに行けてようが行けてなかろうが、「そのコンテンツが好きだな」「なんとなく好きだな」という素敵な思いや言葉は根絶やしにすべきではないと私は強く思っています。

何なら、「○○好きだな~、こういう所がよかった!」とか、多少なりは語らせてもバチは当たらんと思いますね。

仮に、ちょっと知識的な間違いがあったとしても、親の仇のように怒ることもないと思います。苦しいですもん。そんな警察みたいなことしたって。

(むやみやたらにそのコンテンツの悪口書いたり言ったりするのは論外ですけどねさすがに…人として、ね?)

だから私はI like nouvo nude but...なんです。

終わりに

こんな長いnote読んでくれて本当にありがとうございました。

これを誰かが目にしたとき、少しでも気持ちが楽になるような、気の重たいオタ活をしなくて済むような未来の足掛かりにでもなれたら…。これ以上に幸せなことはありません。

あなたの「好き」はどんなタイミングで出会うかなんて誰にも分かりません。

誰もが好きなタイミングで出会ったコンテンツを、気軽に好きになれる日が来ますことを心よりお祈りしております。


P.S.  nouvo nudeのCD、この先入手困難な部類に入りそうな気がするので、ほしい人は早めにAmazonとかで買った方が良いと思いますよ…!オススメだよ…!




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