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食のこと

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2021年10月の記事一覧

秋田県のマイ缶詰

秋田県のマイ缶詰

秋田県では、季節の山菜などを周辺の野山から採取したら、各家庭で缶詰にして通年保管するそうです。先日の某番組でまたこのユニークな話題をやってました。

秋田県では、こういった食材を合理的に保存するために、戦後各自体に缶詰の充填機が配布されたそうです。今でもその習慣は県民には広く浸透しており、季節の野菜は言うに及ばずなんでもかんでもといってもいいぐらいに缶詰にするというのです。

一缶200円ほどで、

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美味しいフライドポテトは?

美味しいフライドポテトは?

ある個人ブログにこのフライドポテトの美味しい店舗は? というタイトルの記事がありました。
元マクドナルドのスタッフが、各店舗によって違いのあるフライドポテト、その見分け方をブログで書いてました。

ハンバーガーはバイ・オーダーで調理を始めるので各店舗間の相違はそんなにないのでしょうが、このフライドポテトは作り置きでこそありませんが、けっこうまとめ揚げをするらしいのです。
そのまとめをどの程度するか

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居酒屋の甲子園

居酒屋の甲子園

全国の居酒屋がその接客のレベルを競うというコンペティションがあるそうです。
「居酒屋甲子園」という競技会が毎年横浜で開催されていて、今年で15回目の過去実績があるらしいのです。
なんにでも肖ろうとしてこういう会をすることには疑問なこともあるのですが、この居酒屋甲子園はなかなか面白そうです。

じつは、この手の催し物は仲間内の自己満足に終始してしまい、対外的には結局なんの効果もなかったりすることが多

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醤油はどうやってつける?

醤油はどうやってつける?

以前、あるタレントが握り寿司を食するのに、酢飯の部分をドップリと醤油に浸しているのを見てびっくりしたことがありました。それで思い出したのですが、大阪の中級以下の寿司屋では醤油を塗るための刷毛が醤油壷とともに客前に用意されていて、お客はそれで醤油を寿司種に塗っていたものです。大阪の大衆寿司店では、醤油小皿などという上品なものは出てこないのです。で、その醤油の刷毛なのですが、そういえば最近は見かけない

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チェーン居酒屋では…

チェーン居酒屋では…

先日、久しぶりに居酒屋に行きました。
私は基本的に居酒屋には滅多に行きません。
ましてや大手チェーンの店舗などには、行かないと決めてはいませんが自ら行くことはまずないです。
先日は、友人との成り行きで自宅最寄り駅のその居酒屋に行ってしまいました。

結果はもちろん案の定で、その手の店屋にサービスや料理の云々を求めてもしかたないですね。
およそ接客の基本もできていないアルバイトスタッフ数人と、おそら

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パスタをお箸で~?!

パスタをお箸で~?!

トレンドなパスタ屋では、お箸がセットされているらしいですね。
話には聞いていましたが某サイトのコメントにも記されていたので、この著名チェーン店では「お箸でパスタ」のスタイルが定番なのでしょう。

お箸は、食事の用具としては素晴らしいものだと思います。
古今東西の食器文化の中でも長い歴史を持っていますし、正しく使うならばその食事の際の仕草も実に美しく映るからです。
ただし、それは和食を中心とした皿の

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オーダー雑感

オーダー雑感

オーダーといっても、飲食店での注文のことです。
そのオーダーを通す際の用語のことで、最近ふと気になったことがあります。

ホールのスタッフが厨房へオーダーを通すとき、トレンドなイタリアンなどではお決まりのようにイタリア語(もどき)を使うようです。
高級フレンチでは、それこそ昔からフランス語(もどき)を使ってオーダーを通していますね。
中国料理でも、少し高級なレストランでは中国語(広東料理では広東語

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オフィスに置き菓子

オフィスに置き菓子

仕事の合い間に、ほっと息抜きを… そんなときには、甘いものは必須アイテムですね。
職場のデスクにそっとお気に入りのお菓子を忍ばせておくのは男女問わずありますが、それを積極的にビジネスとして展開している商売があるらしいです。

グリコが2002年からから始めている「職場の置き菓子」がそれです。
「富山の置き薬」ならぬ、オフィスでの置き菓子。
手法はまったく同じで、各自が好きなものを取って食べる、定期

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厨房の取材

厨房の取材

先日の某番組で、ある店舗の取材をしていました。
最近ではカメラが厨房まで入って撮影することが当たり前になっていて、店側も要領を心得ている場合が多い様子です。

そんな最近の流れの中でも、まれに「これは秘伝なので、ここからは撮影禁止」あるいは「カメラの進入お断り」などという店屋があったりして、またかと思ってしまうのです。
メディアにレシピを公開したぐらいでその店の味が再現できるぐらいなら、そんなもの

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プロの接客

プロの接客

先日、久しぶりにプロの接客に出会えました。
大阪は某所にあるフレンチ、グルメサイトでもレビュー数が多いレストランです。

プロというのは、たんにその仕事を職業としているから、あるいは生業としているからだけでプロとなりえるのではなく、その仕事で必要な技術を充分に身に付けたうえで、それを自身の思い通りに駆使できることをいうのではないかと思うのです。
そこに勤めているだけでは、文字通りただの勤め人です。

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塩は最高の調味料

塩は最高の調味料

ある方のブログに、塩の振り方が足りないことを「弱気な味付け」と書かれていて、その表現が気に入ったので今後は私も使わせてもらおうと思っています。
人間の味覚には五種類あって、甘味・苦味・酸味・塩味と旨味の五種と言われてます。
それで、このそれぞれの味は舌の上で感じる範囲が異なるのもよく知られることです。
さらにこの五種の味覚の中でも特に美味しさに関わるのが旨味。
そして、この旨味を引き出すのに重要な

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再びサービス料のこと

再びサービス料のこと

先日あるホテルに食事に行ったら、そこのレストランすべてがそうであるかどうか分かりませんが、料金の表示がグロスでなされてました。
ようするに、私の一番嫌いな「サービス料」という名目がなく、会計はメニュー各アイテムの合計金額になっていたのです。
実に分かりやすいシステム、会計明細です。

サービス料というのは、支払う客側が決めることではないかと思っているので、一律10%も勝手に上乗せしたうえに恥ずかし

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お通し この不可解な習慣

お通し この不可解な習慣

外国人だけではなく、日本人もずっと不可解に思っていることですよね。似非高級店のサービス料と同じく、謎の料金です。

口に出さないだけで、納得できないこのお通し料金という意味不明のシステム。
かなり以前からネット上でも話題になっているのに、未だにやめることをしない、できない多くのチェーン居酒屋など…

そろそろ、考えるべき時期なのではないでしょうか ?
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ネットから

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代替肉がより進化

代替肉がより進化

ネクストミーツという昨年に起業したばかりの会社が、進化版の代替肉を発表と報じられてました

代替肉、ようするに大豆から作られたお肉もどき、ソイミートです
ソイミート自体はかなり以前からありましたが、食感が乏しく概ね不評というのが一般的なものでした

このネクストミーツの代替肉は大きく進化しており、ほとんど実際の牛肉と遜色ないとのこと
試食したリポーターは「美味しい」を連発してました

焼肉のライク

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