NT東京に出展しました
11月5日、東京の科学技術館で開催されたNT東京に出展しました。「NT=なんか作ってみた」品々を共有して楽しもうという大人の文化祭的なイベントです。
電子工作、そしてそれを通じて深圳に関心を持つ人やハードウェア開発に関わる人たちへのアピールを目的に、当社が開発したいろいろなものを展示しました。展示品は以下の通りです。
CO2センサーライト「空気の美」
「空気の美」は、IoTを身近に感じてもらうことを目的に開発している「萌萌IoTシリーズ」のコンセプト製品です。CO2の数値に応じてライトの色が変化するので、インテリアとして楽しみつつ、換気のタイミングをすぐに知ることができます。また、どの状態に何色を割り当てるかはスマホのアプリで設定できます。
詳細な説明は過去の記事をぜひご覧ください。
光るネコミミ
このようなイベントではやはり「ヒカリモノ」で存在をアピールしたいと思い、今回新たに「光るネコミミ」を制作しました。
ボタンで光り方や色が変わるというものはすでに存在しているので、今回は加速度センサーを使って身体の動きに合わせて光り方が変わるようにしました。
特定の動きで確実に光り方を変えるため、三軸のデータをリアルタイムで表示するモニターを利用し、実際にネコミミを装着した状態で様々な動きを試しました。
最終的に、ジャンプすると点滅するように設定し、さらに点滅時間や左右のタイミングを細かく調整。そのかいあって、会場では「光り方がきれい」とお声をかけていただきました。
また、明るい室内でも負けない光量を確保するため、MOSFETを使ってモバイルバッテリーから直接電気を供給するよう工夫しています。
現地では他の出展者の方にいろいろご意見をもらうことができましたので、次回はバージョンアップ版を披露したいと思います。
Smart Shot Counter
当社を知ってもらうことが出展の大きな目的だったので、「本業」での実績である金型メンテナンスシステムのご紹介と実際に金型に取り付けるデバイス「Smart Shot Counter」も展示しました。
「興味を持ってくれる人がいれば」くらいの気持ちでしたが、思いのほか多くの方に関心を持っていただき、中にはお仕事で実際に射出成型に関わっているという方もいらっしゃいました。
このシステムの詳細についても過去の記事をぜひご覧ください。
「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」
当社が監修を務め、春の技術書典14で頒布した「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」は、電子工作を楽しんでいる人たちにとても評判がよかったので、わずかとなった手持ち在庫を試しに販売したところ、あっという間に完売してしまいました。
もはや電子工作と中国語は切っても切れない関係なのだと改めて実感。今後も同様の情報を発信していくモチベーションになりました。
新作のプロトタイプ
また、深圳のパートナーと開発中のプロトタイプも展示しました。
これらの製品については、今後随時情報発信していく予定です。
まとめ
一人でも多くの方に当社のことを知ってもらうこと、そしてメイカーの方々との交流を目的として出展しましたが、感想としてはとにかく「楽しかった!」のひとことにつきます。ブースに足を運んでくださったみなさま、また、丁寧に展示品の説明をしてくださった出展者のみなさま、本当にありがとうございました。
最後に、心置きなく楽しむことができたのは運営の方の配慮があってこそだと思います。改めてお礼申し上げます。
今後もいろいろなイベントに出展する予定です。またみなさまに直接製品や作品を手に取って見ていただくのを楽しみにしています!
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