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ポケモン泥棒に遭った話

タイトル通りの事件が起きてしまいまして、テンションが急降下中です。まぁnoteのいいネタだと思えば…。怒りと悲しみと憎しみを発散させるべく経緯をここに残しておこうと思います。願わくば私と同じ失敗をする方が少しでも減りますように。犯人許すまじ。


図鑑埋め開始

ポケモンスカーレットを無事にクリアし、スカーレット内で手に入れられるポケモンも全部捕まえました。いよいよバイオレットプレイヤーとソフト固有ポケモンの交換です。

そもそも私はnoteでも「ポケモン図鑑コンプまで」とは言っていますが、コンプすることをゴールと定め出したのはわりと最近で、ソードからです。攻略サイトにある交換掲示板を利用すれば、自分と同じ立場の人がたくさんいて、リアルで周りにポケモンプレイヤーがいなくてもコンプできるんだということに感動しました。いつもはポケモン徹底攻略さんの掲示板を利用しています。ここは交換が成立したときに相手を評価することができるので、もし悪質なプレイヤーがいた場合は新規でなければある程度は気づくことができます。

今回はtwitterのフォロワーさんにも何人かバイオレットプレイヤーを見かけていたので、あわよくばその人たちに声をかけられたらいいなという淡い期待を抱きながらタグをつけて募集をかけました。今思えば私のクリアペースは少し遅めだったのでフォロワーさんたちは既にコンプ済みだったような気がします。タグをつけていたのでフォロー外から検索で見かけた方が声をかけてくれました。そこで8割ぐらいはバイオレットのポケモンを交換できましたし、通信進化のポケモンや御三家ももらうことができました。ほくほくです。

あと数匹を残したところで、また掲示板を使おうと思ったところちょうどGamewithの交換掲示板が目につきました。このサイトはいつもソシャゲ攻略でお世話になっているところだったので自分の中で信頼度が高く、たまには別のサイトを使ってみようと思いました(思わないで欲しかった)、そこで残りの欲しかったポケモンも交換でき、残すは今作の伝説のポケモン、ミライドンのみとなりました。

今作の伝説のポケモン

今回も例に漏れずパッケージの伝説のポケモン、コライドンとミライドンが出てきます。他の作品と大きく異なるのは伝説のポケモンでありながらも、ストーリー初期から行動を共にしている、ゲーム中で2匹捕まえることができる、という2点です。2匹捕まえられるなら1匹は交換に出せるじゃないか、と最初は思ったのですが、ゲーム中でライドしているコライドンやミライドンはボックスに預けることができず、おそらくこの後連携されるであろうポケモンホームにもしまえないことが考えられました。実質ソフト内限定ポケモンなのです。確かにホームと連携後に始めた人がコライドンを預けてしまったらそもそもストーリーを進行することができません。そのため、交換に出せるのは今までの作品通り1匹ということになります。

まだまだ掲示板での交換経験が少ないながらも、伝説のポケモンに関しては図鑑登録後返却が暗黙の了解であることは学んでいました。

そして事件は起きた

一度交換をスムーズに終えた私は、同じ要領でコライドンとミライドンの交換スレッドを作成しました。もちろん要返却であることを記載して。すぐに希望者に声をかけて頂き、あいことばもお伝えして、ゲーム内でも部屋にプレイヤーが入ってきました。いざ開始です。

予定通りこちらはコライドン、そして相手はミライドンを選択し、交換を行いました。届いたミライドンはなぜか『Miraidon』とわざわざローマ字名で違和感がありましたが、図鑑にも無事に登録され、返却しようとした瞬間通信が切られてしまいました。それとほぼ同時に先ほどまでお話ししていた掲示板に「部屋に入れません、オンラインになっていますか?」と書き込まれました。交換を希望した方からです。そのときに私が交換したのはこのスレッドを見て横入りしてきた全くの別人であり、交換したコライドンは2度と戻ってこないことを理解しました。

元々の交換希望者の方には事情を説明し、ちょっと話も聞いていただけて、なんでこの人とできなかったんだとますます悲しくなりました。

やってきたMiraidon

送られてきたミライドンはローマ字の名前であるにも関わらず、出身ソフトの言語がSPA、つまりスペインでした。親の名前は『2DOS3Gamers』。この名前と交換したトレーナーの名前が一緒だったかは確認ができていません。なんだか企業名みたいな名前だったので検索してみたところ、改造ポケモンの有名な親名だったことが発覚しました。すごく名残惜しいですがセーブデータの破損は避けたかったので泣く泣く逃しました。

こんなポケモンで私のコライドンを持ち逃げするなんて!交換したやつは許さない!憎い!という気持ちでいっぱいでしたが、少し冷静に考えてみると、交換した相手も元は被害者だった可能性があることも考えられました。使用した掲示板は日本語のサイトで、私が立てたスレッドも日本語です。私と同じくコライドンを持ち逃げされた彼、もしくは彼女も自分のコライドンを改造Miraidonの交換と共に持ち逃げされたのかもしれません。そして手元に残ったミライドンで同じように誰かのコライドンを持ち逃げすれば改造ポケモンは手元に残らず、正常なコライドンが戻ってきます。これはあくまでも一つの可能性に過ぎませんが、そう考えるとこの負の連鎖は何度か続いていて、それを私は断ち切ることができたとも考えられます。

改造ポケモンとわかって他人と交換し、持ち逃げする行為はもちろん許せない行為です。でも1番の悪者はそれを作った奴らです。何が楽しい?自分で探したり捕まえたり進化させないポケモンを並べて、常識のないことを平気でするような奴の思考は到底理解できません。私は大人ですし、こうしてここに書いているように吐口もたくさんありますが、もしこれが子供相手だったらと思うと不憫でなりません。

自分にも落ち度はあります。いつものユーザー評価がなく、自分の使用実績のないサイトを利用したことも、交換相手のトレーナーネームを確認しなかったことも自業自得とも言える要因です。でもそんなこと考えて後悔し続けるのは癪なので、一番の悪者である改造ポケモン生産者を心から憎むことにしました。

おわりに

なんだかんだで図鑑は完成できました。

とにかく次からは
・ポケモン徹底攻略の掲示板を使用する
・交換相手のトレーナーネームを必ず確認する

この2点を遵守して交換をおこなっていきたいと思います。
こんなことで私のスカーレットの思い出に少し嫌なものが入ってしまったと思うと本当に嘆かわしい。

書き殴ることで少し思考を整理することができ、モヤモヤも晴れた気がします。こんなくだらない乱文にお付き合い頂きありがとうございました。あっ、いないとは思うのですが、この記事を読んだスカーレットプレイヤーで、ポケモンホームにコライドンを入れるほどの執着が特にない方おられましたら大変厚かましいとは思うのですが……コライドンください……。


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