ハリーポッター翻訳チャレンジは10回目。ハリーとマルフォイが夜中に出歩いた罰則を受けているシーンです。
▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ
※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。すでに松岡佑子大先生翻訳の影響は受けていて、潮永翻訳は自力翻訳とは言い切れません。
1巻目「ハリー・ポッターと賢者の石」(原題Harry Potter and the Philosopher’s Stone)から。
ハリーとマルフォイは夜中に出歩いた罰として、夜の「禁じられた森」でハグリットの調査を手伝っています。ハグリットの犬ファングを連れて2人と1匹で森を歩いていると、ユニコーンの死体を見つけました。
<翻訳しての感想やメモ>
・whenの訳っていっつも難しいね……
・some stalking beastの、単数形に付いてるsomeってどう訳すの?
・一文が長いのやめてよー。
・arghは「アー」と読むみたいです。
・役に立たねえなファング。
正解はこちら!
<日本語版を見ての感想やメモ>
・clearing→「平地」か……「空き地」は誤訳?out of the shadows→「暗がりの中から」も分かりやすいですね。
・in the animal’s sideはlowered its headにかかってました。私のは誤訳です。
・「マルフォイが絶叫して逃げ出した……ファングも……。」に、ハリーのがっかり感が現れてますね。「ぎゃああああアアア!」も間抜けな感じが出てます。
ちなみにslither(スリザー)は「蛇などがズルズル這う」という動詞です。スリザリン(Slytherin)はこの単語に由来していると思われます。
▼ハリーポッター原書が好きって話
▼ハリーポッター以外でも役立ちそうな英単語と、ハリーポッターにしか出てこなさそうな英単語