ハリーポッター翻訳チャレンジ⑥ クィディッチ
ハリーポッター翻訳チャレンジ6回目で取り上げるシーンは、ハリーの初めてのクィディッチの試合です!
▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ
※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。すでに松岡佑子大先生翻訳の影響は受けていて、潮永翻訳は自力翻訳とは言い切れません。
1巻目「ハリー・ポッターと賢者の石」(原題Harry Potter and the Philosopher’s Stone)から。
箒で空を飛びながら行うスポーツ、クィディッチ。ハリーが「金のスニッチ」というボールを取り、試合が終了するシーンです。
<翻訳しての感想やメモ>
・スピード感が大事そう。
・when the crowd sawをどうやって入れるか悩む。
・pitch→「ピッチ」だと地面じゃなくて空中を指しそう?Quidditch pitchだから……
・waving it above his headは「頭上で大きく振った」より良い訳がある気がする……the game ended in complete confusion「試合は大きな混乱に包まれて終わった」も……
正解はこちら!
<日本語版を見ての感想やメモ>
・観衆目線になれば良かったのか!!だってsomething goldって書いてる時点でハリーの目線じゃないもんな!!
・waveの「振る」という意味に引っ張られてしまいましたが、審判や観客に見せているのなら「振りかざす」という便利な日本語がありましたね。
・the game ended in complete confusion→「大混乱の中で試合は終わった」の方がシンプルで分かりやすいですね!
スピード感のある場面ではシンプルさが大事だと思いました!それでは!
▼ハリーポッター原書が好きって話
▼ハリーポッター以外でも役立ちそうな英単語と、ハリーポッターにしか出てこなさそうな英単語
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?